始まるよ・・・新たな外史の物語が・・・
一刀「うん・・・此処は・・・俺は一体・・・」
???「ぐふふふふ、やっと起きたのね♪ご主人様♪」
一刀「えっ・・・」
???「早速だけど・・・あら如何したのボーとしちゃって?」
一刀が目を覚ますと、見た事の無い筋肉ダルマが立っていた
一刀「わああああ!?誰だお前!?」
???「私?私はねえ貂蝉よん♪」
一刀「・・・は?」
貂蝉「人の名前聞いといてその反応は何?まあ良いわ」
一刀「ちょッ!?ちょっと待て!?貂蝉って!?あの貂蝉か?」
貂蝉「そう言う事そう言う事♪」
一刀「悪夢だ・・・」
貂蝉「ちょっと悪夢って何よ!!悪夢って!!」
一刀「で、その変態が何の用だ?」
貂蝉「あーん酷い、でもめげないわよ!!」
一刀「めげろよ」
漫才は良いから進めろ#(作者感想)
一刀「いや進めろって」
貂蝉「誰と話してるの?まあ良いわ、取り合えず下見てくれる?」
一刀「下?」
一刀が、言われたとうりに下を見ると
一刀「ッ!?・・・浮いてる?」
貂蝉「性格には、死んでいると言うべきね」
一刀「・・・死んでる?」
貂蝉「あれを見なさい」
貂蝉が指を指した方を見ると、血塗れの自分が居た
一刀「・・・俺?」
貂蝉「忘れたのかしら?貴方妹を庇って」
一刀「!?・・・そうだ・・・俺は一奈(かずな)を庇って・・・」
一刀は、自分が死んだ理由を思い出した
それは数時間前
一奈「お兄ちゃん早く!」
一刀「そんなに走ると転ぶぞ一奈?」
一刀は、二つ下で妹の一奈と一緒に買い物に出かけていた
一奈「それにしても凄いよね、お兄ちゃん♪たった十七歳で北郷流の技全部覚えちゃうんだから」
一刀「まぐれだよ」
一奈「えーそうかな?だってお爺ちゃんに勝ったんでしょ?」
一刀「ああ、剣術・氣功術そして知恵、この三つを完全に受け継いだからな」
一奈「やっぱりお兄ちゃんは凄いや!私の自慢だよ♪」
一刀「一奈こそ、医学学校の進学決まったんだろう?凄いじゃないか」
一奈「えへへ♪」
二人は、家への帰り道を歩いていた
一奈「此処の信号長いんだよね」
一刀「仕方ないさ、まあ急ぎの用事も無いんだし」
一奈「そうだね、あっ!青に替わった」
一奈は、直ぐに走り出す
一奈「お兄ちゃん早く!」
一刀「まったく・・・うん?」
一刀が右側を見ると、車が突っ込んできていた
一奈の前に
一刀(眠ってる!?居眠り運転かよ!?)「一奈!?」
一奈「え?」
一奈が気が付いた時には、突き飛ばされていた
ドン!!!!
一刀「それで俺は、そうだ一奈は!?」
貂蝉「妹ちゃんは大丈夫だったは、ご主人様が庇ったからねぇ」
一刀「そうか・・・なあ、貂蝉て、言ったか?」
貂蝉「・・・その目は、自分がこの先どうなるのかって目をしてるわね」
一刀「ああ」
貂蝉「選ぶ道は、三つ・・・未来に行くか・現世に残るか・過去に行くか」
一刀「未来?現世?過去?」
貂蝉「簡単に言えば生まれ変わる、転生と言うべきかしら?」
一刀「転生?・・・俺が?」
貂蝉は説明を始めた
貂蝉「未来に行くと言うのは、新たな命として生まれ変わる事よ、判り易く言えば、天国と言う事かしら」
一刀「天国?未来に行く事がか?」
貂蝉「そう言うこと、ただそれが十年先か、それとも百年先かは、判らないわ」
一刀「随分と大雑把な天国だな、二つ目の現世は?」
貂蝉「これは、簡単に言えば守護霊になるの」
一刀「守護霊て、あの守護霊か?」
貂蝉「そう言う事よ、現世に残り自分の大切な人達を見守り、時には色んな災いから守る事、それが現世を選ぶという事よ」
一刀「そうか・・・最後の過去は?」
貂蝉「最後が、一番肝心よ・・・過去とは、文字どうり過去の人間になるという事、この過去を選ぶと、今の記憶なども一緒についてくるわ」
一刀「現世の記憶が?・・・もしかして力も?」
貂蝉「物分りが早くて助かるは、でもねこの過去だけは一回しか選べないの」
一刀「一回しか選べない?」
貂蝉「そりゃそうでしょう、一度過去に言った魂が何回も過去に行ける訳無いでしょう、これはある意味では地獄と言う事になるわ」
一刀「えっ?地獄?」
貂蝉「何?まさか下引っこ抜く閻魔大王様が居るとでも思ったの?んなもん居るわけ無いでしょう」
一刀「うーん」
一刀は、腕を組み考え始める
貂蝉「随分冷静ね、死んだ人間が此処まで冷静だなんて」
一刀「騒いでも仕方が無い、所でお前は何だ、死神か?それとも怨霊か?悪霊か?」
貂蝉「酷い!!こんな絶世の美女に向かって悪霊なんて!!」
一刀「いじけるな、気持ち悪い」
一刀は、体育座りをしてのの字を書いている、貂蝉に呆れた声を掛ける
一刀「決まった、過去に行く」
貂蝉「理由を聞こうかしら?」
一刀「まず、未来なんて物に興味は無い、現世を選んだとしても、一奈の泣きそうな顔を見るのは嫌だ・・・だったら力と記憶を持っていける過去を選ぶ」
貂蝉「本当にいいのね、これが最後の確認よ?」
一刀「ああ」
貂蝉「わかったは・・・では、ご主人様を過去へ」
貂蝉が手を翳すと、光に包まれた
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皆さんどうも、カイです。
早速始まります!魏の三剣人!!