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第2話~青空に誓う・・・~
とある一室・・・
窓から差し込む朝日で少年は眼を覚ます・・・
一刀「・・・・・・ここは?」
少年は辺りを見渡す・・・
一刀「・・・そっか、帰ってきたのか・・・」
胸の奥から悲しさがこみ上げてきた・・・
そんな時・・・・
トントン
扉を叩く音が聞こえ・・・
???「かずピ~、早う学校行こうや~」
聞こえてきたのは懐かしくも感じたバカ(及川)の声・・・
及川「かずピ~?まだ寝とるんか~?」
一刀「・・・・・・・・(シカトするか・・・)」
今はそんな気分じゃない・・・
ドンドンドン!
及川「かずピー!居るんやろ~?早う出て来んかい!!!」
一刀(・・・・・・無視無視)
及川「これでもシカトかいな!もう怒ったでぇ!」
ゴソゴソ
及川は何かを懐から取り出した・・・
それは・・・・・・
及川「ピッキングツ~ル♪」
一刀(は?今なんて言った)
カチャカチャ・・・ガチャン!
ガチャ
鍵が開き、扉が開いた・・・
そして、ムカつくほどさわやかな顔で・・・
及川「おはよぅ、かず・・・」
一刀「この馬鹿野郎おぉぉぉぉ!!!」
バキィィィィィイ!
バカ(及川)が入る瞬間、顔面に右ストレートが入る・・・
ドッガーン!
バカ(及川)が吹っ飛ぶ・・・
及川「ったたた・・・」
一刀「ったく・・・、お前はドンドン犯罪者に近くなってないか?」
一刀は呆れながら問いかける
及川「いやー、ついなぁ(笑)」
一刀「ついなぁ(笑)じゃねぇよ!!!」
バカ(及川)は悪びれた様子も無く答える。
及川「まぁまぁ、そんな事より早う学校行かんと遅刻やで?」
一刀「・・・わかった、今準備するから・・・」
及川「ほな、外で待っとるでぇ~」
一刀「了解・・・」
一刀は仕方なく準備をする・・・
一刀「・・・・・本当に帰ってきたんだな・・・・・」
一刀(華琳・・・、皆・・・・・・・)
窓から青空を見上げる・・・
一刀「絶対に帰るから・・・皆の下に・・・」
その誓いは空に舞い・・・消えていった・・・
及川「かずピー!何してんねん!そろそろ行かなマズイで!」
時計を見る・・・
一刀「ヤバッ!」
ダダダダタ・・・・・
一刀「お先に!!!」
及川「あ!コラ待てや!誰を待っとったと思うてんねん!!!」
一刀「うるさい!!!喋ってる暇あるなら走れ!!!」
一日が始まる・・・
しかし・・・
その少年の瞳には・・・
決意という名の・・・
決して、消えない炎が宿っていた・・・
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第2話です。遅くなりました・・・・
この間の暴風のせいでデータ消えちゃいました・・・