No.400798

異世界冒険譚 月殺し編 外伝

RYOさん

交通事故によって死んでしまった主人公。しかし、それは神の弟子が起こした事故だった!?主人公はなぜか神に謝られ、たくさんの世界へ冒険する。

これはその外伝である。

2012-03-31 23:45:56 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:4107   閲覧ユーザー数:3972

 

huzitaka side

 

さて、今回は私がこのひぐらしのなく頃にの世界での活動をちょっとだけお見せしましょう。

 

 

沙都子の場合。

 

沙都子の家からかなり離れた山の中。俺は白眼を使って沙都子の家を覗いていた。……覗いているといっても風呂とかトイレとか寝室とかは覗いてないからな!? そこのところは間違っても勘違いするなよ!?

 

「おっと、そんな事より監視を…………あ! また殴りやがった!」

 

そう、俺は沙都子が鉄平に暴力を振るわれないように監視しているのだ。といってもただ殴られる蹴られるだけじゃ助けにはいけない。あくまで本当にやばい暴力や性的なこと以外は手を出さない事にしている。もしそんな事をやろうとしたら万華鏡写輪眼で股間が切り飛ばされる幻想を五日間ぐらい見せてやる。……あ! 今度は蹴りやがった!

 

「おい、もう隠す隠さない知らないから鉄平鬼隠ししちゃわねえ?」

 

「いや、止めろよ」

 

俺の影分身が止めてくる。

 

「ちっ! 見てやがれ鉄平。牢屋に入ったら○○○!」

 

「……俺、お前の監視をしてた方が良いと思ってきたよ」

 

 

富竹ジロウの場合。

 

「…………う……」

 

富竹がうめき声を上げ目を開ける。

 

「起きたか」

 

「……君……は……ここはどこだい?」

 

富竹は真剣な表情で俺に問いかけてくる。焦ってはいないが静かな目でどんな嘘も見透かしてやるぞと俺を見据えてくる。

 

「ここは僕の家ですよ。富竹さん」

 

「なぜ、僕をここに?」

 

「そりゃあ、あなたが危うく鷹野さんに殺されるところだったからですよ」

 

「信じられない」

 

富竹は俺を睨み付けながら言う。

 

「信じる信じないはあなたの勝手だ。ま、長くて今日から三日以内に鷹野は動く。それまではここに居る事だ。消されたくないのならな」

 

 

大石蔵人の場合。

 

大石さんが死ぬ可能性があるということで本体から念話を受け大石さんを護衛していた。大石さんが部下の一人と車に乗って雛見沢に帰ってきたときにそれは起こった。

 

変電所の前で大石さんの車が急に止まる。車から大石が出る。どうやら変電所の前に止まっている作業服の男達に用があるようだ。俺は大石さんと男が良く見える位置で様子を見る。

 

大石が尋問して状況が悪くなると男の一人が大石に銃を取り出そうとする。

 

「危ない! 大石さん!」

 

俺は飛び出し男に蹴りを入れる。

 

「逃げますよ!」

 

俺は大石さんの手を引いて一緒に車に乗る。

 

「急いで逃げてください!」

 

大石さんの部下に言う。

 

「あなたは確か高科さんでしたか? 何時から居たんですか?」

 

「息子からあなたが事件に関っていると聞いて護衛としてずっと張っていたんですよ」

 

俺がそう言うと大石さんは訝しげな顔をする。

 

「追跡は無いと思っていたんですがね?」

 

「すみません。どうやってやったかは言えません。でも、私達に敵対する意思はありません。怪しいと思いますがこのまま、護衛させてください」

 

「……分かりました」

 

まだ、怪しんでいるが少しは信じてもらえてるのかな?

 

「それでは私の家に行きましょう。大石さんは顔を見られているので、梨花ちゃんの家に向かうのは危険すぎます」

 

「わかりました。熊ちゃん、お願いしますねぇ」

 

「はい。ご住所は?」

 

大石さんが部下に命令する。部下に住所を聞かれたので言う。

 

「事件の真相なら私じゃなくて私の家に居るあいつ等の組織の人間のほうが知っていますしね」

 

俺がそう言うと大石さんは俺を見据える。

 

「あなた……一体どこまで……」

 

「……禁則事項です♪」

 

可愛く言ったら気持ち悪るがられた。

 

こんな感じで私はひぐらしのなく頃にの世界に暗躍していたというわけです。

 

 

 

あとがき

 

こんにちは、作者です!

 

今回はあまり活躍していなかったように見えた雪人たちの話です。ごめんよ雪人。俺が不甲斐ない作者なばっかりにあんまり活躍させてあげられなくて。

 

それはそうと、恋姫†無双で閲覧数が多い順で検索すると。小説がかなりの上位にあった。というか一位だった。ワロタ。しかも、閲覧数7万越えだと?

 

そんな現実を見て俺は俺も恋姫†無双の小説書こうかな? などとちょっと考えてしまったのであった。

 

 

 


 
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