No.308312

真・恋姫†無双~江東の白虎~ 第参章 3節~王子様× お姫様○~

タンデムさん

戦の疲れを癒し、怪我の治療に専念するように努める一刀であったが、
戦の事後処理に終われ、逆に疲れを溜めるような生活になってしまう。
そんな時、美羽から栄養価の高い蜂蜜を貰うのだが、
其れが、とんでもない自体に!?

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2011-09-27 02:46:28 投稿 / 全13ページ    総閲覧数:13730   閲覧ユーザー数:10570

この小説は、北郷一刀、呉の主要キャラほぼ全てと華佗に

 

いろいろな設定を作っていますので、キャラ崩壊必死です。

 

更に、オリキャラが出ます。

 

その点を踏まえて、お読みください。

 

嫌悪される方は、ブラウザ左上の←または、右上の×をクリックすることをお勧めいたしますっす。

 

それでもOKという方は、ゆっくり楽しんでいってくださいっす。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……っ!」

 

洛陽から帰ってきてはや二週間、涼しい風が吹き、江東にも秋の始まりを感じさせる時期になってきた。

そんな中、ある女性は城の中を全力で走っていた。

だがその姿は、容姿は麗しく白い肌で、豊満な胸に魅惑的なお尻を揺らし、

短くボーイッシュに切り揃えられた黒髪はまるで黒曜石を、

パッチリとした双碧眼は、深く碧いアパタイトを思わせる。

すれ違った者達が男女問わず、思わず振り返ってしまうそんな女性だった。

 

「待ちなさーいっ!!」

「さっさと私達に捕まりなさい!!」

「捕まれと言われて、捕まりに行く奴が居るかぁっ!!」

 

そして、その後ろから彼女に引けを取らない美貌を持つ、元呉王と現呉王が追いかける。

一定の距離を保ちつつ、角を曲がると眼鏡美女が二人、不敵な笑みを浮かべて仁王立ちしていた。

 

「逃げても、無駄だ!!」

「そうよ、大人しく捕まりなさい!」

「嫌に決まってんだろ!?」

 

進路を塞がれてしまったので、彼女はそのまま中庭の方に逃げるが、またしても彼女を狙わんとする主従――蓮華と思春が居た。

しかも彼女達に至っては、己の武器を構えていた。

 

「逃がしません! お姉様っ!」

 

彼女を見つけた蓮華は、容赦なく彼女に切りかかる。

 

「俺は、お・に・い・さ・まだぁっ!!」

 

だが、いとも簡単にあしらわれ、柔道の一本背負いの要領で、一瞬の内に突っ伏させられていた。

そして、振り返った彼女を切り裂くように鋭い視線が襲った。

 

「……巨乳は敵、倒すべき……敵、お覚悟めされよっ!」

 

完全に怨念と殺気の篭った視線を彼女の『胸』に向けて、本気で切りかかった。

 

「嫌じゃい!! そんな事で、この世とお別れしたく無いわっ!!」

 

だが彼女は、本気の思春の攻撃をかわして、森の中に飛び込んだ。

そしてその行動を見ていた小蓮は、こう叫んだ。

 

「待ってよー! 一刀お姉様っ!」

「俺は兄貴だぁぁぁぁっ!」

 

そう、彼女こそが一刀なのだ。

何故一刀が女性になっているのか、其れは前日に遡る。

事件の起こる前日。

一刀は自室で、政務をしながら洛陽での事を考えていた。

 

「(そう言えば、結局玉爾は見つからなかったな) ……」

 

祈りに行く前一刀は洛陽の町を散策していたのだが、無意味に散策していたわけでは無い。

孫呉が一時的にとは言え、危機に陥る原因となった玉爾。

それを探し出し、さっさと皇室に渡して、憂いを断っておこうと思ったのだが、全く発見できず、

何時までも留まっているわけにもいかないので、仕方なくそのまま帰ってきたのだ。

 

「(しかも、劉協は生きてるか死んでるかわからねえし、劉弁と十常侍は全員黒焦げになって死んでるはずだが、なんか引っかかるし) はぁ……」

 

しかも留まっている間に、劉弁と十常侍のものと思われる死体が、宮殿の地下に落ちていた燃えた瓦礫の下から発見された。

だが、この姿態を確認した時、一刀は妙な違和感に襲われたのだが、それが何なのか未だに分からない。

一応、劉弁が死んでしまった事で次期帝は劉協となるのだが、次期帝たる劉協も行方不明な状態で、実質な漢王朝崩壊と言えなくも無いが、

洛陽に住む豪族達や為政者が権力を手放したくない為に、今だ漢王朝を縛り付けている状態だ。

是ほどまでに自分の知っている歴史とは、大幅に違う事が起こってしまい、一刀を思考の渦に沈めている要因であった。

もしもの事までを考えて試行錯誤しているのだが、何が起こるか分からず、結局何も浮かばない。

 

「(玉爾は無いわ、劉協も生死不明だわ、オマケに劉弁と十常侍は全員死んじまうわ) んあぁーっ! 畜生っ!!」

「ひゃあ!?」

 

――――かちゃかちゃんっ!!

 

考えれば考えるほど苛立ちが募り、終に限界を超えて思わず叫んでしまった。

すると、部屋の中で食器を鳴らす音と小さな悲鳴が2つ聞こえた。

不思議に思って其方に視線を向けると、何時の間にやら夕陽と月が部屋に居た。

二人はお茶を淹れる準備をしていたようで、一刀が急に大きな声を出したので驚いたようだ。

武では素人の二人が、自分に気配を悟られずに自分の部屋に入るのは絶対に無理。

とすると一刀は、二人が侵入したことに全く気付かなかったと言う事になる。

 

「あ、あの、如何なさったんですか、一刀様?」

「あ、ああ、いや、なんでもねぇ。 ちょっと考え事が行き詰って、苛々が溜まったんで叫んで発散しただけだ」

 

少し怯えた様子の夕陽に、一刀は出来る限り優しく言った。

 

「よかった。 知らず内に何かご主人様に対して、粗相をしてしまったものかと……」

「ホントごめんな、大きい声出して。 最近仕事が多くって、三日前から寝てないんだよ。 お陰で回る頭も回らないんだ」

 

一刀の言葉を聞いて、ホッとしている月に一刀はそう答えた。

今でこそ抵抗無く返せるが、最初の内は月、恋、江に【ご主人様】と呼ばれて、

背中がむず痒くなっていた一刀だが、この一週間で漸く慣れた。

人間の適応能力が高いことに、感謝した一刀だった。

 

 

閑話休題

 

 

一刀の言葉を聞いて、月と夕陽は彼の目元を見ると、かなり濃い隈が出来ており、机の端には空になった小瓶が何本もあった。

その内の一本を取って中を見ると、蒼い液体――蒼麒麟が入っていたことが分かった。

どうやら本当に此処何日も寝ておらず、薬で体を無理やり元気にしているのが分かった。

それで二人は、少し注意するように、そして心配するように言った。

 

「一刀様、あまりご無理をするのは良くありません。 差し出がましいですが、一刀様は今から寝て下さい」

「大丈夫、大丈夫。 今日の夜までなら頑張れる」

 

そう言って一刀は新しい蒼麒麟の瓶に手を伸ばした所で、月に横から取られた。

 

「一刀様、もしこれ以上無理を為さるのなら、冥琳様と蓮華様と結羽様、それと凱先生に言いつけますよ?」

「ご主人様。 無理は、いけないと思います」

「うっ」

 

そう腰に手を置いて、怒ってるんですよという風に言う夕陽と月。

流石の一刀も、二人の言った一言には黙るしかなかった。

 

「お返事は?」

「ご主人様?」

「わかったわかった。 病みあがりにお説教は勘弁だ」

 

前に破城弩を作るときに五日間ぶっ通しで作業をしたときに、しこたま叱られた事を思い出した一刀は、

そう言いながら、渋々ながらに机の上を片付ける。

 

「あ、お休みになる前に、此方をどうぞ」

 

片づけが終わると、月が甘い香りのする黄色い液体の入った杯を一刀の前に置いた。

 

「これは?」

「月さんが作った蜂蜜湯です。 蜂蜜は栄養価が高いと、一刀様が仰られていましたので、美羽さんに譲っていただきました」

「私の土地で眠れない時や、体がだるい時などに飲んでいたものです。 尤も蜂蜜は高価なので、時々しか飲めませんでしたが。

一刀様、かなりお疲れのご様子ですので、どうぞこれを飲んで休んでください」

 

あの蜂蜜収集家の美羽が、蜂蜜を渡すとはかなり驚いた一刀だが、

彼女等の好意に甘え、頂く事にした。

蜂蜜の甘さと暖かさが、疲れた体を労わる様に染み渡る。

と、突然一刀は眠気に襲われ、ふらついてしまった。

よほど自分が眠たいのにやっと気が付いた一刀は、早々に寝台に向かった。

 

「月、夕陽すまん。 かたづけ……して……。 あ、でもそれは置いておいて、起きたら飲む、から……すー……すー」

 

横になると襲ってきていた眠気には勝てず、一刀は月と夕陽にそう言いながら眠りに付いた。

 

『……クスッ』

 

そんな様子の一刀に、夕陽と月はお互いにくすっと笑った。

 

「片づけしようか、月ちゃん」

「うん、夕陽ちゃん」

 

そう言って、二人は一刀の部屋を片付け一刀が起きてしまわぬ様に、静かに部屋を出た。

その日、一刀はずっと目を覚ます事は無かった。

~SIDE美羽&七乃~

 

 

一刀が蜂蜜茶を飲んで、眠りにつく少し前。

七乃はかなり焦っていた。

かなり危険な物が何処かに行ってしまったので、誤って美羽が飲んでしまっては、困るので血眼になって探す。

その時、蜂蜜水を飲もうとしている美羽を見つけたので、服用する前に慌てて問いただした。

 

「お、お嬢様!! あそこに置いてあった小瓶入りの蜂蜜は何処に!?」

「ん? ああ、それなら、夕陽が一刀兄様の為に、蜂蜜を欲しがっておったからの。 丁度良かったから、あげたのじゃ。 ずず……ん~久々の蜂蜜水は格別じゃのぅ」

 

のんきに蜂蜜水を啜りながら言う美羽の発言を聞いて、七乃の顔は目に見えて蒼くさせてこう言い放った。

 

「あ、あげちゃったんですか!? あれは、【性転蜜】だったんですよ!?」

「ブーッ!!! な、なんじゃとぉ!?」

 

この発言を聞いた美羽は、啜っていた蜂蜜水を吹き出してしまうほど仰天した。

二人にあげてしまった物の名前をしり、彼女も顔を蒼くした。

 

「な、七乃!! 急いで建業に向かうぞ!!」

「は、はい!!」

 

そう叫んだ二人は、急ぎ建業まで飛んだが、建業に着いた時には完全に手遅れだった。

~曹操政務室~

 

ここは魏の政務の中枢ともいえる場所。

そこの主である華琳は、いつものように政務をこなしていた。

 

「(キュリィィィンっ!!!)!?」

 

しかし、いつものように印を押そうとしたその瞬間、体を雷が通り抜けた。

そして、頭の中にある事が浮かんだ。

 

ガタッ!

 

「ど、どうなされたのですか、華琳様!?」

「あや?」

 

政務をしている最中、行き成り華琳が立ち上がった。

 

「私は、今から建業に行ってくるわ!!」

「へ!? な、何故ですか!?」

 

突然の発言に旬彧は目を白黒させた。

 

「分からないわ……でも、行かなければならないのよ!!」

「い、今の我々では、建業を治める孫策に僅かに一歩劣ります! どうかお考え直しの程を!!」

「問題ないわ! 私が一人で、行って来るだけだから! 政務は任せたわよ桂花、お母様!」

 

荀彧の説明も聞かず、そう言って部屋を飛び出そうとする華琳だが、荀彧が必死にしがみ付いて止めに掛かる。

しかし、所詮は文官である桂花に彼女を止められるはずもない。

 

「か、華南様! 見てないでお助け下さい!」

「……あ~! 分かったぁ! 一人旅行に行くのねぇ! おかあさんもいく~! 一人で旅行なんてず~る~い~!」

「華南様ぁぁぁぁぁっ?!」

 

そう言って、一緒に華琳とともに出て行こうとする華南。

明らかに娘の暴走を見て、楽しんでいる風にしか当時の桂花には見えなかった。

 

「だ、誰かー!! 華琳様を止めてぇー!!」

 

結局その後、華琳は家臣達全員の説得によって建業行きは諦めたそうだが、

その時に見た悔しそうな顔は、何時も一緒に居た春蘭と秋蘭、華南でさえでさえも見たことの無いものであった。

その時の華南と家臣たちの心情は、皆そろって同じ。

 

『建業で一体何が?』

 

閑話休題

「何であたしが……」

「ぐずぐず言わないの、是も一刀様専属給仕の仕事なの」

 

詠と廿楽は一刀を起こしに、彼の部屋に向かっていた。

新しく給仕となった詠、その教育係を一刀から任された廿楽。

月と夕陽もその関係にある。

夕陽は前の自分に似た反応を見せる月に共感を覚え、面倒を見ることになり。

廿楽も一刀に対して興味を持っているのだが、上手くその事を表現できなかった昔の自分を詠に重ね面倒を見ることにした。

彼女達を見ていると客観的に見たその姿が、昔の自分達の様で少しやきもきするが、

面白くて仕方が無く、毎日彼女達が一刀に見せる反応を観察すると言う楽しみが出来た。

 

閑話休題

 

そんな感じに話しながら、歩いているとあっという間に一刀の部屋につく。

 

「一刀様、起きてますか?」

 

一応部屋の中に入る前に、声をかけるがやはり何時もの様に帰ってくる様子が無い。

 

「はぁ、やっぱり起きてないわ」

「月と夕陽が言ってたけど、三日は寝てなかったらしいから、仕方ないんじゃない?」

「な、何じゃこれーーっ!?」

 

と、突然一刀の部屋から聞き覚えの無い女性の叫び声が聞こえた。

 

「!? 一刀様!?」

「如何したのっ!?」

 

驚いた二人は、一刀の部屋の扉を開けた。

其処には、一刀の面影がある女性が、一刀の寝巻きを着て彼の寝台に起き上がった状態で座っていた。

 

 

~SIDE一刀?~「一刀様、起きてますか?」

「う、うぅん」

 

一刀は眠っていると、廿楽の声が聞こえたが、まだ眠いので無視を決め込む。

だが胸の上に何かが乗っていて、息がしずらく退かそうとそれを掴んだ。

 

ふよん。

 

「!?」

 

それに触ると、何故か自分の胸を触られている感覚がした。

眠気眼を擦ってみてみると、男に有るまじき大きな山が其処にあった。

そして、体を動かした事で脳に血が行き、感覚が正常に稼動して更に違和感を感じた。

得に『股座』に違和感と嫌な予感を感じて、下着の中に恐る恐る手を突っ込んだ。

 

「!?!?」

 

そして、その嫌な予感は的中した。

なんと、長年連れ添ったジュニアが無くなっていた。

 

「う、嘘だろ?」

 

そして更に声までも異変が起こっていた。

前の声は成人男性よりは割りと高い方だったが、それでも男と分かる声だった。

だが、今の声は紛う事無く女性の声だった。

恐る恐る部屋に取り付けてある鏡を覗き込むと、其処には少し前の自分の面影は有るものの、完全に女性の容姿だった。

 

「な、何じゃこれーーっ!?」

 

それに耐えられず、思わず叫んでしまった。

しまったと思ったときにはもう遅い。

 

「!? 一刀様!?」

「如何したのっ!?」

 

激しく部屋の戸が開かれた。

その瞬間、三人の時間が止まる。

 

「……ホントに女になってる」

「……え?」

 

たっぷり5分ほど、経っていち早く気を取り戻したのは、詠。

だがその視線は、一刀の胸元にある大きな塊に向けられている。

 

「……」

 

そして、硬直していた廿楽も動きを見せた。

すたすたと一刀の前まで歩いていった次の瞬間、

 

むにゅん!

もみもみもみもみ……。

 

無言でその大きな肉の塊を鷲掴みにして揉みしだきだした。

 

「んぁああぁん……。 って、こら廿楽! 行き成り人の胸を、揉みしだくな!」

 

余りにも予測できなかった行動に、一刀は反応が遅れてしまい、廿楽の行動を阻止する事が出来ず、不覚にも甘い吐息を漏らす。

だが、直ぐに廿楽の手を胸から外させる。

 

「ふぅ、で? 詠、【ホントに女になってる】って如何いうこと?」

 

一刀は、先ほど行った詠の発言が気になったので、聞いてみた。

 

「それは、来れば分かるわ。 とりあえず、起きて着替えたら早く来なさいよ、ほら廿楽、何時までもぼおっとしてないで行くわよ」

「……(男なのに何あれ、なにあれ、ナニアレ、NANIARE……)」

 

だが、返って来たのは意味深な言葉だけで、

錯乱状態に陥っている廿楽の首根っこを掴んで、入ってきた戸から出て行った。

 

「……とりあえず、服を着るか」

 

此処でじっとしていても仕方ないので、一刀は着替えて部屋を出た。

「おっはよーっす……」

 

いつものように挨拶をした心算なのに、全然普段の自分と違う声なので、何だか不思議な感覚がする。

 

「おはよう、一刀。 へー、一刀が女の子になったらそんな娘なんだ」

「あらあら、可愛いじゃない(後で、着せ替えっ子して遊んじゃお!)」

「ほう、一刀様は女将(にょしょう)になっても、一刀様の氣は一刀様の氣じゃな」

「一刀様が、女将……。 ……でもそんな一刀様に、苛められるのも……悪く、ない……」

 

広間に入って直ぐに声をかけてきたのは、年長四人組である美蓮、結羽、祭、江。

皆、一刀の変わった姿を面白く見ていた。

その中で江だけはに他の三人とは違い『ピンヒールを履いて自身を踏んづけながら、罵倒し鞭を打つ一刀(女)』と言ったの妄想をしていたため、恍惚とした表情をしていたのは見ないことにした。

 

「へぇ、これが女の一刀……ジュルリ」

「こら雪蓮、はしたないわよ、涎を拭きなさい(女の一刀……悪くないわね。)」

「……此処まで変わると、最早別人だな。(一刀の服用した蜂蜜は研究する価値があるな……)」

「ああ、一刀様。 女将のお姿もまた素敵です……(でも、反適度体型……一刀様、これは試練なのですか!?)」

 

次に声をかけてきたのは、雪蓮、冥琳、凱、紗那の四人。

雪蓮は一刀の姿を見た途端、その目をギラギラと輝かせていた。

恐らくは、昨夜の閨番であった雪蓮だったが、一刀が眠っていた為に中止になったため、かなり溜まっているのだろう。

そんな雪蓮を見て冥琳は、嗜めるような口調で言っているが、その視線は完全に一刀をロックオンしていた。

昨夜の閨番は、雪蓮と冥琳だったため、中止になって冥琳もかなり溜まっているのかもしれない。

凱は普段の一刀からは想像できない美人になって、どこか戸惑っている節があったが、その裏でマッドな考えを巡らせていた。

紗那は言わずもがな、女であろうが男であろうが、一刀であれば問題ないようで、恋する乙女の瞳を一刀に向けていた。

 

「……一刀お兄様が、お姉様。 美羽と七乃が言った事が、ホントになっていたとは……面妖な」

「……一刀様が、女子……(だが、反適度体型……一刀様、貴女は敵です)」

「……ご主人様、可愛い」

「はう~、一刀様のお姿に、穏の知的興奮ビンビンですぅ!!」

「はやや、一刀しゃま綺麗でしゅ……(女の子×女の子一刀しゃまとか、瑞穂ちゃんに騙されて凌○されるお話とかって言うのも、悪くないでしゅ!)」

「ほ、本当だね。(一刀様が女になったと言う蜂蜜……僕も食べれば女の子……)」

 

と言う会話が聞こえたので、一刀は其方に目を向けた。

蓮華はこの世の不思議を垣間見た為か、大きく目を開いていた。

思春は、何故か物凄く鋭い視線を――特に胸に向けていた。

恋は、微かな笑みを浮かべて、一刀の容姿を誉めている。

穏は、一刀の姿に知的興奮を覚えている様だ。

蒼里は、うっとりと一刀の容姿に見とれながら、裏で綺麗な一刀を見て新しいジャンルの艶本の案件を巡らせ、

瑞穂は、顔は蒼里にあわせるようにうっとりとした表情をしているが、裏では己の望みを叶えんが為に思考を巡らしていた。

 

「……ふふふ、お兄様は敵、敵なのね (唯でさえ、適度体型同盟員は住みにくい環境なのにっ!!)」

「……はうぁ (一刀様、男性だったのに、大きい……大きすぎるですぅっ!!)」

「……ぐすん (元男の人より、無いなんて……)」

「ねぇ、廿楽ちゃん。 一刀様は敵なのかな? かな?」

「……敵ね。 完全に……敵よ、お姉ちゃん」

「ねぇ、詠ちゃん。 私達は如何したらいいのかな……」

「月、落ち込まないで(ぶっちゃけあたしに言われても何とも言えないんだけど……)」

「ナにカ言ッた、ゑイちゃん?」

「ヒッ!? い、いえ!? 何でもないわよ!?」

 

何やら物騒な事を呟いているのは、真・適度体型同盟の皆さん。

一人以外悲しみのオーラをかもし出す者やら、どす黒い瘴気を噴出させ、殺気立っている者達が大半だった。

それを目にした一刀はサッと視線を逸らし、問題の人物達に近寄った。

 

「おはよう、美羽、七乃」

「お、おはようございますなのじゃ!」

「おお、おはようございますぅ!!」

 

そう、蜂蜜を喬姉妹に提供した美羽達である。

一刀は普通に、笑顔で挨拶をしたつもりなのに、逆にその笑顔が美羽と七乃の恐怖心に拍車をかけていた。

 

「で? なんで、こんな摩訶不思議で奇天烈な状態に成ってるわけ?」

「う、うむ。 夕陽が一刀兄様の為に、蜂蜜が欲しいと言っていたのは、一刀兄様は知っておるじゃろう?」

 

ニコニコと笑顔を向けたままの一刀に、震えながら美羽はそう答える。

 

「ああ、其れは知ってるよ。 で、それが?」

「う、うむ。 実はそのあげてしまった蜂蜜なのじゃが、普通の物を渡す心算が誤って【性転蜜】を渡してしまったのじゃ」

「【性転蜜】?」

 

説明を促すと、美羽の口から聞きなれない単語が、耳に飛び込んできた。

 

「【性転蜜】と言いますのは読んで字の如く、女性が摂取すれば男根を生やし、男性が摂取すれば女体になってしまう物なのです。

以前に、私とお嬢様も間違って摂取してしまって、酷い目に遭いました」

「……あー、そいつは気の毒だったな」

 

性転蜜について、七乃が補足するように一刀に説明した。

その表情は、その時の自分達を思い出しているようで、すこし落ち込んでいるように見えた。

少し気の毒に思った一刀だが、そう言って慰める。

そして、もっとも肝心な元に戻る方法が分からないので、七乃に聞く。

 

「んで、どうやって元に戻ったんだ?」

「お嬢様は、暫くほおって置いたら元に戻られたようですが、私の場合は……その、だ、出したら元に戻りました……」

「……ナンデスッテ?」

 

だが、一刀は此処で聞いてしまった事を凄く後悔した。

七乃がそう言った瞬間、自分の背中にねっとりと絡みつく様な視線が突き刺さるのを感じたからだ。

ギギギっと、錆びたロボットのように首を後ろに向けると、其処には獲物を狙う二匹の虎が居た。

 

「……て、撤退!」

 

そう言って、一刀は翳虎を使いその部屋を脱出した。

女になっていようが、結局のところ彼……否、彼女の下のスペックは変わらないようで、一瞬にして消えた。

 

「ち! 逃げたわね!!」

「追うわよ、母様!!」

 

美蓮と雪蓮が悔しそうに、そう言って扉の外に駆け出そうとするが、凱が立ちふさがり待ったをかけた。

 

「待ってくれ、二人とも!」

「何よ!! 早くしないと、一刀が逃げちゃうじゃない!!」

「いやとても重要な事だから、絶対に聞いてくれ!」

 

何時に無く真剣な凱の表情に、二人は渋々彼の話を聞く事にする。

 

「もし、彼……いや、今は彼女か。 彼女をもし捕まえられ閨で致す場合だが、余りし過ぎないようにしてくれ」

「何でよ?」

 

凱がそう言うが、いまいち要領を得ない要領を得ない二人。

 

「何故なら、今の一刀の性感帯への刺激は……男だった時の約七倍だからだ」

「へ?」

「なんで?」

 

凱の言った言葉に、二人だけでなく周りに居た者達も分からないといった表情をした。

凱の話を聞くと、女性には元々の快楽を感じる物が男性の約七倍あるらしいのだ。

元々持って生まれた物なので、女性ならば其れに耐えうる耐性があるから問題ないらしいのだが、

元々男であった一刀にそんな耐性が有る筈が無い。

だから、やり過ぎれば襲い来る快感に耐える事が出来ず、一刀が廃人になってしまうかも知れないと、説いたのだ。

だが、凱のこの説明は、周りで聞いていた者たちの心に、火をつける事になった。

殆どの者が閨では、いつも一刀によがり狂わされていただけだが、今の一刀なら自分でもよがり狂わす事が出来る。

その甘美な誘惑には、何時も冷静であるはずの者達でさえ、抗う事が出来なかった。

かくして、其処に居た一刀と閨を供にした者達全員と+αが、一刀を捕縛する為に動き出し、冒頭の状態に至ると言う訳である。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁぁ……ふぅ」

 

森の中に逃げ込んだ一刀は、荒い息を整えて周りを警戒しながら、其処に座り込んだ。

 

「英傑十何人対一人は、流石に厳しすぎる……!!」

 

びゅうんっ!!

バキンッ!!

 

そう言ってゆっくりしてるのも束の間、左の方から高速で飛来して来た1本の矢を前に飛んで避ける。

避けた矢は、木の幹に当たって粉々に砕け散っり、木の幹もかなり傷ついており、矢の凄まじい威力を物語っていた。

 

「……あ、あぶねぇ……」

「問題ありません、先端の方には薬液を染み込ませた針が仕込んであるだけで、非殺傷設定になっております。」

 

一刀がそう呟くと、森の外から紗那の声でそう聞こえた。

しかも次の矢を番えているようで、紗那の愛弓【空牙疾風】キリキリと弦を引くような音が聞こえて来たので、

早々に翳虎を使ってその場所から脱出した。

翳虎で別の場所に移動した一刀は、やっとゆっくり出来ると翳虎を解いた。

 

「ふぅ、全く油断もすきもなっ!?」

 

スコココンッ!!

 

だが、座り込もうとした瞬間、凄い数の矢が飛んできた。

一刀は前に転がり込むようにして避けるが、頭上から何かが迫って来るのを感じて、横に転がり避ける。

 

ズゴゴンッ!!

 

其処を見ると江の訓練用の斧刃と、瑞穂の滅多に振るわれる事の無い【夜光刀】偃月刀、

同じくめったに振るわれる事の無い穏の【紫燕】八節根が、振り下ろされていた。

 

「お前ら、俺を殺す気か?」

「心配ありましぇん。 お三方の武器は刃を潰してある訓練用の【模造品】でしゅから」

「じゃが、刃が潰れておるだけで、重量や強度なんかは同じじゃがの」

 

一刀の文句に、茂みの中から出てきた祭と蒼里が一刀にそう説明する。

しかも、祭の手には愛用の強弓【多幻双弓】が、蒼里の手には瑞穂と同様に、

滅多に使われる事の無い黒弓、【翳縫】が握られていた。

 

「……なぁ、瑞穂、蒼里、穏。 お前ら軍師兼文官だよな、そうだよね? だったら書類のお仕事しなくて良いのかな?」

「ええ、確かに僕らは軍師兼文官ですけど」

「偶には動かないと、鈍っちゃいましゅから」

「それにぃ、こんなに楽しい事に参加しないなんて、罰当たりじゃないですか~」

 

頬を引きつらせて、蒼里、瑞穂、穏にそう言うが、対する三人はニコニコ笑顔を貼り付けたまま一刀に迫る。

仕方ないから、一刀は祭の方に視線を向ける。

 

「さ、祭? 今度美味い酒奢るから、見逃してくれねえ?」

「ほう、それはそれで魅力的ではございますが、今は目の前にぶら下がっておる果実の方が魅力的なのですよ」

 

酒でつれると思ったが、全く効果無しっぽいので、次に江に狙いを定めた。

 

「江、もし此処で俺に手を出してみろ。 今後の稽古、とんでもなく厳しくするぞ?」

「はいっ! もっと苛めてください、ご主人様! ハァハァっ!」

 

少し上から目線な感じで江に対してそう言う。

最近、江と稽古をしていて江がドMだというのに気が付いたので、そう言う風に言えば止めると思ったのだが、

江も江で、新しい自分に向き合い、受け入れてしまっていた為、逆に鼻息が荒く、本音を駄々漏らしにしていた。

周りは完全にドン引いていたのだが。

 

「……じゃ、じゃあ今後、稽古をしてやらんぞ?」

「はぁはぁ……ほ、放置も、イイっ! ハァハァ!」

 

一刀がそう言うと、更に恍惚とした表情で鼻息を荒くし、血走った目で一刀に迫ってくる。

教訓、ドMは最強だった。

 

「……て、てったうをっ!?」

 

びゅんっ!!

バキンッ!

 

「行かせません、一刀様」

 

仕方ないので、また翳虎で逃げるようとしたが、先ほど振り切った筈の紗那の声がし、先ほどと同じように超高速で矢が飛んできた。

 

「うふふ、逃がしませんわよ一刀様。 さあ、ハァハァ……私と、ハァハァ、めくる、めく愛の、ハァハァ園へ! そして、ハァハァ……新しい世界へっ! ……ハァハァ! おっとよだれが……」

「……お主が一番危ないのう」

 

紗那の方を見ると、江と同じ位かそれ以上に息が荒く、目が血走って一刀を捕まえた時の事を想像して、恍惚とした表情をしていた。

その気持ちの悪い姿を見て、祭だけが冷静な突っ込みを行うことができた。

 

「6対1か……はぁ、仕方が無い」

「降参してくだしゃいましゅか?」

「まぁ、そんな事は無いじゃろうがの」

 

この状況に溜息をついて懐に手を突っ込む一刀を見て、蒼里がそんな事を言うが一刀の目には、

諦めが映っていないので気が抜けない。

一刀は懐に突っ込んだ手を出すと、何か球の様な物を持っていた。

 

「ああ、じゃあ行くぞ!! それ!」

 

ボン!

 

「!? な、何だコレは!?」

「な、何も見えない!?」

「はや~!?」

 

そして、それを自分の足元に叩きつける。

すると、その場所を中心に真っ白な煙が巻き起こり、全員の視界を白く染めた。

そう一刀が叩きつけたのは、お遊びで作った煙玉だった。

本当は、遊びで作った者なので活躍の場は無いお蔵になる筈だったが、さまかこんな所で役に立つとは思っていなかった。

目の前が真っ白になった事に驚いた江、瑞穂、穏が声を上げるが、じっとしたままでは一刀を逃がしてしまうので、

三人は慌てて一刀の居た場所に武器を振り下ろした。

 

「ひゃわあぁっ!?」

「っく! 何をしておるか、おぬしら!!」

「私達ですよ!!」

 

だが、三人が攻撃したのは祭、蒼里、紗那だった。

暫くすると、白い霧が晴れていき其処に居た筈の一刀は、何処にも居なかった。

後には、悔しそうに歯軋りをしながら、地団太を踏む6人が残ったのだった。

「はぁ、はぁ、はぁ……くぅ!?」

 

ドクンッ! ドクンッ!! ドクンッ!!!

 

逃げ回っていた一刀だが、突如として襲ってきた息苦しさにその場に蹲った。

 

「! ご主人様、大丈夫ですか!?」

「あんた、確りしなさい!!」

「一刀様、お気を確かに!」

「一刀様!!」

 

其処に、一刀を探し回っていた給仕4人組が、駆け寄って来た。

 

ゴキゴキゴキっ!!

 

暫くすると、一刀の体から骨の鳴る音が聞こえて、骨格がどんどん変わっていく。

女子よりの容姿も段々と元の男の容姿に戻っていき、声色もどんどん変わっていき。

 

「うっくぅ……お? も、元に戻ったぁ!!」

 

蜂蜜の効力が切れたのか、一刀は元の男の姿に戻っていた。

一刀の姿が元に戻った事は、直ぐに追いかけていた全員に伝わったらしく、殆どの者達が悔しそうな顔をしていた。

 

 

 

~その夜~

 

昼間の騒動があったので、一刀は今宵の閨はお預けにした。

その事に、今日の閨番である者達がブーブー文句をたれていたが、

昼間の騒動で殆どの者達が仕事をほっぽりだしていたので、徹夜で仕事に打ち込まなくては行けなくなった。

そう、"殆ど"の者達は、なのだ。

 

コンコン。

 

「一刀様、まだ起きてらっしゃいますか?」

「ん? ああ、開いてるから、入れ」

「は、はい。 し、失礼します……」

 

何時に無くしおらしくおどおどした様な感じで入って来たので、戸の方に視線を向けると我が目を疑う光景が其処にあった。

 

「……瑞穂、お前の胸……詰め物をしているのか?」

「い、いえ、違います」

 

そう、瑞穂が着ている寝巻きの胸元には、男ではありえない膨らみがあった。

それに、ぱっと見た骨格も完全に女性の様な感じであった。

 

「……僕も、蜂蜜を飲みました」

 

そう言って、瑞穂が一刀の方に近寄り、きゅっとしがみ付く。

 

「……一晩経てばこの幻も解け、現(うつつ)の姿に戻されてしまいます……。

だから……一刀様、僕に……たった一度で良いですから……お情けを下さい!」

 

瑞穂は顔を真っ赤にして、目じりに涙を溜めて上目遣いで一刀にそうお願いする。

一刀はそんな健気な瑞穂を優しく抱きしめて、目じりに溜まっている涙を拭き取って、寝台に寝かせる。

 

「……分かった。 瑞穂、今夜だけの夢を、お前にやろう」

「あ……はい、一刀さま……。 ありがとうございます」

 

その夜、一刀の部屋からは、珍しく瑞穂の喘ぎ声が響いた。

~翌日~

 

 

翌日の早朝、一刀は女性陣に囲まれて正座をさせられていた。

 

「……ねぇ、一刀。 昨日は閨は無しだったんじゃないの?」

「こ、是には深いわけがあってだな……」

 

しかも、珍しくは無いが一刀が物凄くあわあわしていた。

それには理由があった。

 

「しかも瑞穂が、女の子になっちゃって……。 ねえ、凱どう思う?」

「恐らく、処女を散らされたからでは無いかと、俺は推測するが……ふむ、興味深い」

 

そう、瑞穂が翌日になっても瑞穂は女のままだったのだ。

一応一刀は事の後は、瑞穂を部屋に運んであげたのだが、瑞穂が女性のままだったので、

皆に瑞穂と閨を共にしてしまった事が、ばれてしまったのだ。

そのせいで一刀は女性陣に囲まれて、正座をさせられているのだ。

 

「ねぇ、一刀? 今週の閨は……順番に皆が回ってもいいわよねぇ?」

「……え? あ、えと……はい……」

 

一刀は言われるであろうと思っていたので、反撃をしようと思っていたのだが、回りにいる女性陣の視線に耐えられず、

一刀は首を縦に振るしかなかったのだった。

その一週間、前の戦場よろしく一刀は本当に枯れて死んでしまいそうな思いをしたそうだ。

はい、と言うわけで、今回のお話はここまでです!

一体、何番煎じか分からないほど、久しぶりなネタを書かせていただきましたww

女体化白虎……だれか書いてもいいのよ?|ω・)チラッ

そして、なんでこんな時間に投稿しているのかと言いますとね。

ありのままに起こった事を話すぜ!

俺は久々に時間できたから、『よっしゃぁ久々に連日うpするぞ!』と意気込んだんだが、

気が付いたら日をまたいでいた。

何を言っているか分からねえと思うが、俺も何が起きたんだか分からねぇ。

頭がどうにかなりそうだった!

『プレイビューを消そうとして間違ってダブルクリックで本文書いてるページを消した』とか『イレギュラー再起動』とか、『投稿エラー』だとかそんなちゃちなもんじゃ断じてねえ。

もっと、時間の恐ろしさの片鱗を味わったぜ……orz

そして、そのせいで力尽きて途中を大幅に端折ってるだなんてことはだんじてねぇっ!!

はい、というわけで多くは語りません、恒例のコメント返しです。

ぐすんっ(´;ω:`)

 

紫龍さん 搾りかす一刀……まあ、自業自得ってことで(笑)でも、サイトよりも増量されていて新鮮でした。そして、帰ったら帰ったで小蓮に折れた腕や肋に更なるダメージをもらって気絶(笑)そして、同盟の増加。さて、今後どのように内容が変わったり、増量されたりしていくのか?次回も楽しみにしています。

A.基本的にうちの一刀君は搾りかすになりますww お話の増え方は、かなり増えますよ? 無論、同盟の方もww

 

クォーツさん お帰り&執筆乙。一刀は南無。その内華琳や翠に弟妹が出来るんだな、わかります。次作期待 P.Sそれにしても、もう付合いも長いが詩吟部・・・全く知らんかった・・・まぁ、学生生活満喫出来ている様で何より。

A.ただいまぁヽ(^o^)丿 うん、この小説の後日談とか(ry P.S.あり? 言ってなかったっけ?^^; すまそ……orz

 

骸骨さん がんばれハムwwwそして同盟はどこまで増えるのかwww

A.内のハム孫さんは結構優遇されますよ? え? どのくらいかって? きょ、強化イベント……とか?

同盟は、どこまででも増えますよ? 特に魏とか魏とかwww

 

jonmanjirouhyouryukiさん あの未亡人二人の国同士が争うことになったらその勝敗の延長線で一刀の所有権も含まれそうw

A.……やばい、設定したの自分だけど、華南さんの性格上絶対にありうるwww

 

瓜月さん ちゃんちゃん♪

A.ちゃんちゃんちゃん♪☆

 

転生はりまえ$さん 娘さん方の言った単語って全部この物語の主人公に当たるような・・・・・・

A.当り前じゃないですかw と言うか、お母さん達が暴走する理由なんか、今は一刀君しかないのですよww

 

詠って同盟にあわないような・・・・(ヒタリ)ひいΣ(T■T)・・・・

A.え~それに関しましては、某緑おさげのメガネメイドちゃんから回答が来ております。『仕方ないじゃない!? あ、あんたに月があたしを矢で壁に縫い付けた後、あたしの眉間に矢を突き付けられて笑顔で、『イっ緒に入っテくれルヨねェ? ゑイちゃん? 負負負……』とか言われたあたしの気持ちが分かるの!? そんなことされたら首を縦に振らざるをえないじゃないのよ!?』以上が彼女が適度体系同盟に入盟されたいきさつでございます。

 

氷屋さん 華琳も気苦労たえないなwwwそして白蓮はするーされてしまうのがデフォなのですよwww

A.だ、大丈夫だ! ハム孫賛さん! 内では厚遇を約束するから!(……その内)

 

namenekoさん 未亡人二人から襲われるとはなんとうらやm・・・・・・羨ましいことを

A.いやいや、言いなおせておらんですよwwww

 

readmanさん 未亡人最高です!更新お疲れ様でした。

A.良いですよねぇ~年上のお姉さん。 僕は大好きです!!!!

もう、祭姉ちゃんの御胸枕に顔を埋めて……あれ、一刀君何してピ―――――――――!!(ここから先は大変不適切なうえ不快極まりない断末魔のなり響く内容となっておりますので、効果音で控えさせていただきます。 なにとぞご勘弁くださいby江東の白虎)

 

ブンロクZXさん 哀れ一刀www 熟・・・じゃねぇや、経験豊富なお姉様がたに搾りつくされて、呉の方々にも搾りかすにされるとは・・・  白蓮ー!強く生きろよぉー!きっと・・・いや、多分、その内いいことあるさ!

A.はぁ、おれもそんな経験してみてぇぇぇぇぇっ!!!! 白蓮には……う、うんその内いい事あるよ? きっと……たぶん……だったらいいのになぁ……。

 

アロンアルファさん 祝・貧乳同盟増員!頑張れハムさんwしかしどう考えても怪我人の一刀に護衛付けてない方が悪い気がする。理不尽…

A.あ、護衛云々はぶっちゃけ仕方ないっす。 復興活動で、ほぼすべての武将さんが出払っておりますので……っていうことにして置いて下さいorz

実は、そのパートも書いたんだけど、あまりにも長いうえ、カオス過ぎたので泣く泣く没にしたのは、内緒の話です。

見たいというご要望があれば、出すかも知れませんが……前回の学園祭とかリレー小説並みのカオスは覚悟した方がいいかもです。

 

berufegoalさん 更新待ってました! さすがの一刀君も飢えた熟…、いや、ベテラン二人組には勝てませんでしたかww そして、白蓮……強く生きてくれw

A.お待たせしました! まぁ、怪我してましたから、引き分けってところですかねww 大丈夫! 白蓮! 君は強化イベント決定してるから!

やったね! 白蓮ちゃん! 出番と絡みが増えるよ!(書いてる途中考えたとは言えない……)

おまけのおまけ

 

「……この薬をこうして……」

 

真夜中、ある男が、暗がりの中月明かりを頼りに何かを作っていた。

それは見ると、液体の様な何か、それが2つあった。

最後の工程だったのだろう、男は慎重にその液体どうしを混ぜ合わせて行く。

そして―――――。

 

「!! やった……。 いやったぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

その工程が成功したのだろう。

男は真夜中だというのに、大きな声で雄たけびを上げた。

それはもう、某ブルー○スモスのあの人のように。

彼の名前は、華佗。

この時ばかりは、準主人公の看板を下ろされた唯のMAD DOCTORでしかなかった。


 
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