No.286890

ほたて

イリカさん

小説というより詩です。帆立を炒めた時に何となく呟いた言葉を詩にしました。

2011-08-28 13:09:51 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:725   閲覧ユーザー数:725

ほたてほたてにじいろほたて

ほたてたちはいつもゆめをみてる

いつかじぶんたちがうみをみるゆめ

だけどほたてたちはようしょくのほたて

うみをみるのもかなわない

 

ほたてほたてにじいろほたて

うみをおもうほたてたち

ゆっくりとなかまもきえていく

 

ほたてほたてにじいろほたて

ほたてのなかのいいつたえ

ほたてのなかでもとくべつなほたて

うみのなかにいるほたて

 

ほたてほたてにじいろほたて

うみをゆめみるほたてたち

みずあげされてもきづかない

 

ほたてほたてにじいろほたて

もしかしてどこかでうみをみれるかも

ねがううちにほたてがきえる

 

ほたてほたてにじいろほたて

ほたてのゆめははてしなく

ゆめをみるほたてたち

おとのしょうたいにもきづかない

 

ほたてほたてにじいろほたて

じゅうじゅうやかれたほたてたち

ばたーといっしょにとろとろになって

だれかのくちにはこばれる

 

ほたてほたてにじいろほたて

そんなほたては ないんだよ


 

 
 
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