常にぐだぐだな状況で進んでおります。
注意していても誤字脱字も多々あるかと思いますが、気晴らしに読んでくだされば幸いです。
呉に来てから数日、一刀は政務と調練を交互に行ないながら毎日を送っていた。その数日のうちに街の人たちとは仲良くなった一刀たちであるが、城内では侍女が少しでも一刀に近づこうとするが、4人の婚約者の存在が壁(嫉妬の視線)となり、近付けず遠くから眺めるだけになっている。そんな中、今まで思っていたことを冥琳に聞いてみた
「今日も楽しい政務だよって……なぁ、冥琳あまり俺達は文句は言えないかもしれないが」
「…なんだ」
「なぜ、一刀の部屋で全員が政務を行なっているのでしょうか?」
「えぇ~いいじゃない。減るものでもないし。此処だと仕事に集中できるのよね」
「そういうわけだ。すまない」
「仕事に集中できるならまぁいいとして、雪蓮は分かるとして冥琳はどうして此処で仕事をしているんだ?」
「そ、それは雪蓮が本当に仕事をしているか見張る為にだな、決して一刀と仕事をしたいわけでは」
「ふぅ~ん、そうですか。それなら、孫策さんは見張って置きますから、今まで通り自分の部屋で仕事をしてみては…」
「いえ、それは「…冗談ですから」…そうですか。それにしても扇姫さんや弓姫さんは当たり前だと思うのですが…「…何…こっちを見て」月下さんや毒炎さんまでも仕事が速いですね」
「え、だって、仕事を早く終らせると一刀といられる時間が増えるじゃないですか」
「ハイ…ただでさえ…一刀は仕事が速い…だから、仕事のスピードが…あがった」
「そうか、雪蓮貴様の王の自覚があるのなら、彼女達を見習ってみろ」
「う、人には得て不得手というものが…」
「なぁ、冥琳「なんだ」…ここなんだが「…ふむ」…ここをこうして「…ふむ、なるほど、考える余地は有るな」だろ」
「ねぇねぇさっきから何の話をしてるのよ」
「…雪蓮ちょっと待っててくれ…さっそく実験してみるとしよう」
「だから何の話よ「町の治安の維持のあり方についてちょっと」……それなら私と祭が見て回れば」
「孫策さんと黄蓋さんだと逆にお世話になるような気もしますが」
「ちょっと、私のことなんだと思って…」
「大酒…飲み…でしょう」「大酒飲みね」「…大酒のみだな」「酒好き以外ないだろう」
「…いいもん。そんな言うなら見てなさいよ。しっかりと町を見て回って見せるんだから」
町を回る事にすっかり乗り気の雪蓮にいやな予感しかしない一同だが折角やる気になっている人を止めるのも気が引けたので、遠くから見守ることにした。
翌日…
「それじゃ、行ってくるわね」
「ああ、くれぐれもお前が問題を起こすんじゃないぞ」「分かってるわよ」
「さて、すまないが雪蓮の監視を頼む」
「ああ、それじゃ俺達もそろそろでるよ。冥琳すまないが政務を頼む」
「ああ、けれど昨日でほとんど終っているからな楽なものだ」
雪蓮が街に出てから少し経ってから一刀達は雪蓮の監視のため同じく街に出た。紅鳳達は雪蓮の監視よりも一刀と一緒に出かけることに意義があるため普段と変わらない様子で一刀も変わらない感じで受け答えをしながらある場所を目指していた
「所で…一刀は何所に向かっている…」
「そうですね。何所に向かっているのです」
「ああ、ちょっと部下がやっている店に寄ろうかと…何で睨むんだ」
「いえ、折角仕事以外で出かけているのですからもう少しムードを考えた場所に行くのかと」
「そうね。ちょっと幻滅かな」
「…いや、お前達に何かプレゼントでもと思ったんだが…いらなかったか…(今のところは真面目に回っているみたいだな)」
「いるに決まっている。何を送ってくれるのか楽しみね…(そうね。けど油断は出来ないわ)」
「…ねぇ瑪瑙姉様…前から歩いてくる…あの筋肉達磨…どこかで見た記憶が…あるんだけど」
「あら、貂蝉じゃない。こんなところで何をしているのかしら」
「あらぁ~ご主人様やっとみつけたわぁ~…愛人達も元気そうねぇ」
「貂蝉、丁度良かった。俺もお前に聴きたいことがあったんだ?」「もしかして愛の「…何で劉弁と劉協の年齢が他の世界より高いんだ…」…何か私の扱い雑になってなぁい「気のせいだ…それでどうしてだ」…それは、たぁぶん世間体という奴じゃないかしら…このご時勢幼女趣味に走るのは流石にだぁめなんじゃない…だぁから、年齢が高めになっていると思うわぁ「…本音を言うと…」……ご主人様が女性関係で困るところを見たかったからよぉ」
「一刀、貴方は私達がいないことをいいことに色々な娘に手を出しているみたいね?」「…紅鳳、お手柔らかに…」
「紅鳳様…確かに手を出しすぎみたいね?」
「それよりも、ねぇ一刀。あの化け物殺してもいいでしょう。私達を愛人だなんて、れっきとした婚約者なのに」
「何よ、珠凰ちゃんそんな怖い顔して…ちょっと紅鳳ちゃん達もどうしたってゆうの」
「ああ、死なない程度に…俺はこの見せに先に入っているから、終ったら中で待っててくれ」
「分かりました…貂蝉覚悟はいいですね。それと一刀、これが終ったら貴方の番ですから、逃げないでくださいね」「紅鳳…分かった。(多分)逃げないよ」「よろしい(ニコッ)」
紅鳳たちが貂蝉を取り囲むなか、貂蝉は気合をいれ応戦しようとする
「ふぅんぬ~、私も只ではやられる…バキッ!!…わけ…ドコッ!!…ない…バコッ!!…わよ…ドスッ!!」ポイッ
「ふぅ~、さてゴミ(貂蝉)も捨てたことだし一刀を追いかけましょうか」「「「はい」」」
貂蝉が紅鳳たちにボコボコにされているなか一刀は見せの中に入ると部下に挨拶し奥の作業場を借りるとあるものを作り始めた。少しすると紅鳳たちが見せの中に入り中を物色し始めた
「綺麗ね。こうゆうアクセサリーは女の子には目が無いのよね」
「ええ、女性のお客様も多いみたいですし。いつの時代も女の子は変わらないということかしら」
「紅鳳さん、珠凰さん、月下さん、毒炎さんお久しぶりです」
「…うん…久しぶり…ところで…一刀は何所に言ったの」
「そうね、わざわざこんなところに連れて来たと言う事は…期待が膨らむのですが」
「瑪瑙もそう…実は私も、もしかしたら…」
「珠凰期待しすぎるのもどうかと…今までそんなそぶり無かったのですよ…(孫策さん酒屋さんに寄るみたいですね)」
「紅鳳様…でも…「そうよね。私も欲しいかな」…(お酒を飲むため…じゃないみたい…何かあるのかも)」
「…団長ならもう直ぐ来ると思いますが…あ、ハイこちらですね……ありがとうございました」
「………遅くなったか。って何目を輝かせているんだお前達」
「いえ、それで私達に何をくれるのですか?…それと城に戻ったら先ほどの件詳しくはいてもらいます」
「///それは……「団長いまさら恥ずかしがってないでください」…うるさい。この指輪を受け取ってもらえないか」
一刀がそれぞれの指に指輪をはめると、それぞれ嬉しそうに指輪を手で包みながら見つめていた。
「…一刀が…作ったの」
「ああ///…さて、雪蓮を見失う前に移動しようか」「「「ええ」」」
ドンッ!!
店を出ると何かにぶつかり、足を止めた。そこには(店の脇で気を失っている貂蝉を見なかったことにし)小さい女の子が涙目で尻餅をついていたので手を差し伸べ起こすと
「何をするのじゃ!!「ああすまない。見えなかったもので」…誰が小さいのじゃ!!」
「ホントに、ごめんなさいね。ところでこんなところで何をしていたの」
「べ、別に七乃とはぐれた挙句、道に迷っておらぬ」
「連れとはぐれた挙句…道に迷った…それで泣いている…所に一刀がぶつかった…ということ」
「別に泣いておらぬし、道に迷ってもおらぬ!!…そうじゃ、ぶつかったお詫びにわらわを城に案内しておくれ!!」
「いや俺達は用事が…「なんじゃ、妾の言うことが聞けんのか」…聞く義理も無いんだが…そう涙目で見られると」
「所で貴女の名前はなんと言うのかしら。私は扇姫それでこっちが」
「弓姫だ。宜しく」「月下よ…黒耀もほら」「…一刀がしないのに「いいから」…毒炎宜しく」
「俺は北郷一刀、彼女達の婚約者だ」「こんなものの婚約者とは…ヒィィィッ!!な、なんでもないのじゃ。妾は袁術じゃ」
紅鳳達の放つ殺気に似た威圧感に、声にならない悲鳴を上げる。一刀達は改めて袁術の姿を見て
(いくらなんでも小さくないか)(子供?でいいの)(小さすぎるだろう)(…子供)(子供だわ)
「なんじゃ。何か良からぬことを考えていないか」「いや、それよりもあんたの連れは何所に行ったんだ」
「あんたじゃない。袁術じゃ!!七乃なら妾が少し目を放した隙に居なくなってしまっての困ったものじゃ」
「どんな人なの」「それは…とこんな感じじゃ」
「あそこでウットリと見ているのがそうじゃないのか?」
一刀が店の角からこちらを異常な雰囲気で見ている人物を指差すと「七乃~」と走っていった。これで問題ないと一刀たちはその場を離れようとするが
「あの~、お嬢様が大変お世話になったみたいで、「ただ単に放置していただけじゃ」…ありがとうございました。私、お嬢様のお世話をしております張勲と申します。出来れば城まで案内していただけ無いでしょうか?」
「何故…案内しないと…いけない…のかわから無い」
「いえね、またはぐれると色々と面倒なもので…お願いできないでしょうか」
「お願いするのじゃ(うるうる)」
「はぁ、しょうがない。近くまでなら案内しよう。お前たちもいいか?」「はぁ、分かりました。近くまでですよ」
「ありがとうなのじゃ!!」
「それじゃ行くぞ…ほれはぐれない様に掴まってくれ」「う、うむ」
一刀が袁術の手を掴み城まで戻ろうとすると後ろから痛い視線が刺さるがこの際無視することにした。
「…貴女方は彼の婚約者だそうで「それがどうしました?」よくあんな男と一緒に婚約を結びましたね。脅されでも…ヒッ!!」
「一刀の事をろくに知りもしないで悪く言わないでくれる」
「紅鳳姉様…このゴミは此処で捨てておきましょうよ。貂蝉みたいに」
「珠凰様いくらなんでも…これ以上は周りに迷惑です。貂蝉もろとも何処かの山に埋めましょう」
「うん…瑪瑙姉様…それなら…この薬を使えば…風化が早くなる…貂蝉に効くか…分からないけど」
「今は前だけを見て歩こうか」
「なんじゃ、何故後ろを向いてはいかんのじゃ」
「いや、ちょっと教育に悪いものがあるからな」「そうか。しかし、おぬしの手は暖かいのじゃ」
張勲が紅鳳たちに武器を突きつけられながら歩いているなか、袁術は後ろを振り返る事無く楽しそうに一刀の手を握りながら城に向かって歩いていた。一方武器を突きつけられている張勲は袁術の楽しそうな姿を見て悶えたかったが、周囲の冷たい殺気にそれどころではなく、冷や汗をかきながら歩いていた。まるで、死刑台に上る気分を味わいながら城までの約半刻生きた心地がしなかったらしい
「さて、あそこに見えるのがお城だ。一本道だから分かるだろう」「うむ、ありがとうなのじゃ。七乃どうしたのじゃ?」
「い、いえ、お嬢様何でもありませんよ」
「さて、俺達行くか」「はい」
「のう「ん、なんだ」…いや、出来れば城まで付き合って欲しいのじゃが…駄目か?」
「あのね、お兄さん「お兄さん?」…にも色々とやる事があるんだよ「童を届けることよりもか?」そうだよ。本当は案内する時間はなかったんだが…「いやじゃ、童はおぬしに届けて欲しいんじゃ!!」……あんたが何所の誰かなんとなく分かるが、だからといって我侭を言って人を縛っていいものじゃないんだよ「そうよね。そんな人とは付き合いたくないものね」そ、だから暇なときに声を掛けてくれ…行こうか」
一刀はそのまま袁術たちを置いて人ごみにまみれその場を後にした。残された袁術は数秒考え込んでいたが「お嬢様」の声に我に返り、モヤモヤとした物を抱えながら城に向かうことにした。
袁術と分かれた一刀達は雪蓮を城に呼び戻すため(気配で場所は分かっている為)迎えに行く間に
「…この、ロリコン。これであの人たちまで幼女なら人として周囲の教育として駄目ですよ」「小さい子まで守備範囲ですか」「不潔です」「…うん、不潔…それにしても…あの張勲…殺して置けばよかった…のに」
「誰がロリコンか…あの場合仕方ないだろう」「やっぱり部下の人が言っていた通り」「うん。無自覚にも困ったものね」
「それよりも…孫策さんがこっちに向かってきている。どうする」
「さぁ、普通に声を掛ければいいんじゃない」
「あら、一刀達も街に出ていたのね」
「ああ、ちょっと紅鳳達にプレ…贈り物をと思って…雪蓮はちゃんと街の見回りしたのか?」
「え、ええ、ちゃんとしたわよ。なんか楽しいから、明日もやろうかしら」
くんくん
「…お酒の…匂い…後、花の匂いも」
「…何のことかしら…今日はお酒は飲んでないわよ」
「そうでしょうね。恐らく誰かの墓参りでもしてきたのでしょう「…つけてたの」そんな暇じゃありません。なんとなくそう思っただけです」
「うん…お酒の匂いは…したけど…飲んだ感じじゃ…なかった」
「そ、そう。分かってくれればいいのよ。それよりも、一刀彼女達にどんな贈り物をしたのよ」
「……それよりも「話をそらさない」…気が向いたら話すから(話さないけど)、袁術が城に訪問に来ているぞ」
「袁術ちゃんが一体何の用よ…それより、なんでそんな事知っているの」
「それは…」「道で…泣いてた…袁術を」「案内を引き受けたんです」「しかも、手を引いて…全く女性に泣かれると弱いんですから」
瑪瑙、黒耀、珠凰、瑪瑙の順に一刀に非難の目を向けながら雪蓮に説明をしていく。
「ふ~ん、それなら一刀に何かさせるときは泣いた方がよさそうね」「嘘泣きは直ぐにばれますよ」
「…そう、なんにしても城に戻るわ。一刀達も来るんでしょう」
「やめとく「えぇ~なんでよ」案内の最中にちょっとありまして」
「あ、あれは…張勲が悪い…よね…珠凰様」「そ、そうよ。殺さなかっただけましです。ね、瑪瑙」
「え、ええそうですね。命があるだけ良かったと思われないと…ですよね。紅鳳様」「は、はい。心に傷を負った程度で済ませたのですから」
一刀が事情を説明しながら雪蓮を城まで連行する中、色々面白いことを聞いた雪蓮は袁術の訪問が少し楽しく?なって来た。城に着くと丁度兵士が雪蓮を探しに行くところだったみたいで、雪蓮を彼等に引き渡し、一刀達は戻ろうとしたが
「別に遠くからでもいいから一緒に参加しなさい。一応これは命令だからよろしく」
「どうしましょうか?命令に縛られたくはありませんが…」
「後が怖いし…何所からか見ていましょう」
「特等席から眺めるとしようか」
「雪蓮…戻ったか。意外と早かったな」
「一刀達が報せてくれたのよ…それで今度はなんなの」
「さぁ、それより、その一刀達はどうした?一緒じゃなかったのか」
「ん、ここまでは一緒だったけど…何所からか見物するそうよ」
「まぁなんにしても急ぐぞ。ぐずぐずしていたらまた何言われるかわからんからな」
冥琳が雪蓮を拾うと、直ぐに袁術を待たせている大広間に向かう。そのころ祭と邁は一刀達に誘われて大広間のある場所から待たされている袁術たちを眺めていた。2人に聞こえないように話に花を咲かせていると扉が開き雪蓮と冥琳が現れた
「孫策さん、やっと来たんですか。全く待ちくたびれましたよ。ね、お嬢様」
「……………………」
「お嬢様?」
「袁術、緊急のようなのかしら、それなら早く話してもらえない」
「……………………」
「ちょっと、袁術…」
「………はっ!!なんじゃ「『なんじゃ』じゃありませんよ。さっきからボーとしてどうしたんです」な、なんでもないのじゃ。実は孫策に折り入って頼みたいことがあるのじゃ」
「(またろくでもない事じゃないでしょうね)分かったわ、それで頼みって何なの」
「うむ、実はある邑を盗賊に襲われたと血だらけの手紙が届いての」
「はい~、嘘かもしれませんが、孫策さんにはその邑に行って様子を見てきてもらおうと」
「どうする冥琳」「はぁ、また、めんどくさいものを持ってきたものだ」
…覗き場所…
「全く袁術は何でもかんでもわし等にまわしてきよって…少しはこっちのみになってもらいたいものじゃ」
「そ~ですね~。それにしても、何もこんな場所から覗かなくても~」
「そうですよ。落ちたらどうするんですか」
「まぁまぁいいじゃない。へぇ~盗賊の討伐ねぇ。私達に行かせてもらえないかしら」
「そうねぇ。…ねぇ一刀、頼んでみたら」
「そうだな、最近体を動かしてないし、久しぶりに大暴れしたいけど「けど何」盗賊が襲うかどうかまだ分からないんだよな「それがどうしたのじゃ」…動かす機械があるのか不安なんだが」
「ほう、理由はなんじゃ」「なんとなくその手紙自体が胡散臭くてね…」
「えぇ~。そうですかぁ~」「それでも、久しぶりに外に行きたいから、一刀宜しくね。」
再び戻って
「それでどうでしょう。頼まれてくれませんか」
「わかった。「ちょっと冥琳」いつ出発すればいい」
「そうですねぇ~。明日にでも出発してもらえますか」
「では、準備があるのでこれで失礼してよろしいか」
「はい~。お嬢様私たちも帰りましょうか「のう、孫策」…お嬢様」
「何よ、袁術」
「妾は我侭かのう」
「何よ、突然「いいから答えるのじゃ」…(その通りって、言えるわけがないでしょう?)分からないけどそれがどうしたの」
「何言っているんですか。お嬢様はそれだから良いんじゃないですか」
「……うむ。孫策「…まだ何か」盗賊の討伐が終ったら妾に上に立つものの仕事の仕方を教えてはくれないか」
「……はぁ、一体どういうつもりよ」
「うむ、ちょっとここに来る前に色々あってのぉ。このままだといけない気がしたのじゃ」
「…分かったわ「雪蓮」そのかわり。私達の独立の件考えてもらえないかしら」
「それは~「分かったのじゃ」お嬢様そんな勝手に」
「うむでは帰るぞ。七乃」「ちょっとお嬢様」
袁術の姿が見えなくなると、一刀達(祭、邁、穏を除く)は築かれないように雪蓮達のところへ。近くに一刀達がいるとは知らず冥琳が話し始めた
「どういうことかしら、あの袁術がこんな話に乗るなんて」
「そうよね。私も驚いているわ「考えがあったんじゃ」そんなものただの勘よ」
「まったく、まずはその邑に誰を派遣するかだけど…」
「それでしたら、私達を行かせてもらえないでしょうか?」
「「…えっ!!きゃああああああああ」」
「また随分女性らしい驚き方だな」
「ちょっと、一刀いつからいたの。というよりも何所にいたの」
「いつからと問われれば袁術との会談の初めから…何所って上の梁に座ってみてました」
「…たのむ、心臓に悪いからこうゆう登場の仕方はやめてくれ」
「そうですか?一度やると癖になるんですが……ところで黄蓋さんたちは」
「姉様…まだ上…にいる」「すまんが降ろしてもらえんじゃろうか」
「全く、わし等を置いて降りなくてもいいじゃろう」
「いやぁ、てっきり降りれるものとばかり」
「まぁいい。話を聞いていたなら話は早い。先ほどの袁術からの要望だが…一刀達だけで大丈夫か?邑の人々にかえって怪しまれそうだが」
「それなら、孫策さんたちから1人連れて行くのはどうでしょうか?それなら、邑の人々に怪しまれないと思うのですが」
「そうだな、では…「なら私が」雪蓮は駄目だぞ「ぶぅ~、なんでよぉ~」たまりにたまっている仕事をして貰わないといけないからな「そんなぁ~」…邁殿と祭殿行ってもらえないか?」
「別にかまわんが…何故、儂等2人を選んだんじゃ」「そうですね。どうしてでしょうか?」
「御2人なら周囲にも顔が聞くでしょうから」「分かった。宜しく頼む」
「ええ、こちらこそ宜しくお願いします」
一刀達は話し合いが終ると、それぞれ明日の準備を始める為その場を後にした
そのころ城外では…
「ねぇ、おかぁさんあれ何…」「これ、見るんじゃありません」
「ねぇ、ねぇ、何なのあれ…気味の悪い物体は」
「ちょっと貂蝉、こんな場所で寝るな。営業妨害だぞ「いっそ生ゴミとして出してくれば」いくらなんでも、そうするか」
「ぐぬぅ…このままじゃ終らないわよぉ~…グフッ」ズルズル!!
貂蝉が決意を固めるが、粗大ゴミとして捨てられているころ、紅鳳たちは明日の準備を済まし一刀の部屋に戻り、劉弁達のことを聞くもとい拷問するのだった。
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もし恋姫無双にこんな設定があったらと書いてみました。
世界の守護者の一人である一刀が外史と呼ばれる三国志の世界で魏・蜀・呉の人々と触れ合い?ながらその世界が破戒するのか、それとも存続するのかを見定めていく物語です。基本中立的な立場からどの勢力にも属しませんが、一時的に属することはあります。
基本的に一刀に関わった女性は惚れますが、本人はいつものことなので相手からきちんとした気持ちを打ち明けられない限り気がつきません。