No.170698

真・恋姫†無双~江東の花嫁~オマケ(冷やし中華終わりました)

minazukiさん

イベント初参加になります。
というわけで続編とか番外を書かないと言った江東の花嫁からお送りいたします。
約束を破ることをお許しください!

やっぱり雪蓮はネタが尽きません。

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2010-09-05 23:45:53 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:17517   閲覧ユーザー数:14192

 珍しく大陸に猛暑がやってきた。

 そんな中で北郷一刀と雪蓮は汗だくになって熱々のラーメンを食べていたが、その箸の動きはいつもよりも遅かった。

 

「暑いわね」

「夏だしな」

 

 江東の穏やかな気候に慣れている雪蓮からすれば服を着ていることすら煩わしく感じるほどの暑さだった。

 それに対して一刀も元の世界で感じた夏の暑さよりもさらに暑く感じる今年の夏が早く終わらないかなと思っていた。

 

「それにしてもなんでラーメンってこんなに熱いのよ」

「仕方ないだろう。それがラーメンなんだから」

 

 などと言いながらもゆっくりと食べていく。

 一口食べると次に口にするまでの時間がだんだん長くなっていた。

 

「もう誰がラーメンを食べようなんて言ったのよ」

「雪蓮が美味しいラーメンがあるって言ったからだろう」

「そうだったかしら?」

「俺はしっかりこの耳で聞いたぞ」

 

 暑さで参っているとはいえ雪蓮から誘われた時のことを一刀はしっかりと覚えていた。

 目の前で文句を言いながらも何とかして箸を動かそうとしている雪蓮を見ながら、一刀はこうして一緒にいられる時間が嬉しかった。

 

「おかしいわね。私の気のせいかしら?」

「とぼけてないでラーメン食べたらどうだよ。せっかく店の人が作ってくれているんだからもったいないだろう」

 

 どんなに暑くても食べ物を粗末にはしてはならない。

 その考えに珍しく賛同した思春は蓮華が作った失敗作を残さず食べて数日ほど寝込んだことを一刀は思い出したがここで言うべきことでもなかった。

 

「一刀、冷まして食べさせて」

 

 恋人に甘えるような声で雪蓮はお願いをしてくる。

 

「冷ましてって……そんなことしていたら俺のラーメンが伸びるだろう?」

「いいじゃない。伸びたラーメンも美味しいわよ」

「じゃあ雪蓮が自分のラーメンを伸ばして食べればいいだろう?」

「いやよ」

 

 子供のような我侭を言う雪蓮に苦笑してしまう一刀だが、せっかくのラーメンが伸びるのは回避したかった。

 

「ねぇ一刀」

「うん?」

「天の国では冷たいラーメンなんてなかったの?」

「冷たいラーメン?」

 

 何気ない雪蓮の一言に箸を止めた一刀は熱々のラーメンをじっと見つめた。

 そして何かを思い出したかのように顔を勢いよく上げて雪蓮の方を見た。

 

「そうだ。冷たいラーメンはあるよ」

「ほ、本当なの?」

「あるある。冷やし中華があるよ」

「冷やし中華?」

 

 名前からして確かに冷たそうだが、どんなものかまでは雪蓮には想像できなかった。

 

「冷やし中華、またの名前を冷麺さ。これならば暑い夏でもさっぱりしていて美味しく食べられるはずだ」

「一刀は作れるの?」

「どんな味かは覚えているから誰かに作ってもらおうか」

「ならうってつけの人物がいるわ。それには私から知らせておくから一刀は準備するものを書き出してもらえる?」

「ああ、わかった。そういうことだから今日のところはこのラーメンを食べような」

「仕方ないわね」

 

 その後、二人は全身汗だくになりながらラーメンを完食した。

「で、どうして私達がこんな服を着てここに立っているのかしら?」

 

 厨房に一刀の強い要請で半袖のメイド服を身につけている魏王こと華琳と魏でもその腕前は華琳も認める流琉が一刀の屋敷にある厨房に立っていた。

 

「だって華琳は料理上手じゃあない。だからよ」

「だからよって・・・・・・。呉にも料理上手はいるでしょう?」

 

 同じように半袖のメイド服を身に纏っている雪蓮は両手を腰に当てて堂々とこう答えた。

 

「冥琳に頼んだら政務があるからって逃げたし、祭に頼んだら冷やし中華に似合う酒を見つけてくるって逃げたのよ。後は似たり寄ったりよ」

「貴女達、本当に私を打ち負かした者なの?」

 

 赤壁で負けたことを思うと華琳は自分が情けなく思えてならなかった。

 

「華琳の腕前はまさに天下一でしょう?それに天の料理を作れるのだから感謝しなさい」

「感謝しなさいって言われる義理はないけど、確かに天の料理となれば興味が持てるわ。一刀、もし美味く作れたらその冷やし中華の権利は私がもらっていいかしら?」

「それはかまわないよ。ただ、多くの人達に食べてもらいたいから華琳の名前をつけて販売するのは止めてくれ」

「私がそんなことをすると思っているの?」

 

 薄っすらと浮かべる覇王の笑みに一刀は苦笑いで応える。

 

「まぁいいわ。ところで作り方は貴方が書いたとおりでいいのかしら?」

「ああ。あくまでも食べただけであって実際に作ったことはないからうる覚えだけどな」

「十分よ。流琉、貴女は味付けを中心にお願い。私は麺を先に茹でるわ」

「はい」

 

 そう言って二人は用意された食材に手を伸ばしていく。

 二人の優れた料理人によって食材は一刀が記した通りに次々と用意されていく。

 その手際の良さに一刀は目を奪われていた。

 

「なんかこういうのっていいよな」

「何がよ?」

「メイド服を身に纏った女の子が一生懸命に料理を作っている姿だよ」

 

 メイド服姿で作業をしている二人を見ていて一刀は顔が緩んでいく。

 それを見て雪蓮は面白くなかった。

 

「一刀、私だってたくさん天の服を着ていたわよね?」

「うん、そうだね」

 

 二人に目を奪われている一刀の答えはどこか素っ気無かった。

 

「たくさん一刀に喜んでもらおうと頑張ったわよね?」

「うん」

 

 まったく自分の方を見ようとしない一刀に苛立っていく雪蓮。

 

(このままじゃあ華琳達に一刀が取られるわ)

 

 そう思ったらじっとしてはいられなかった。

 無言で華琳達の所へ向う雪蓮。

 

「華琳、私にも手伝わせなさいよ」

「いいけど、貴女って料理できたのかしら?」

「勘でどうにかなるわよ」

 

 どんな勘だと思わず聞き返したくなった華琳だったが、多少の失敗は自分達で何とか挽回できると思い、雪蓮の参加を認めた。

 

(まったく、好きな男にもっと見て欲しいからって)

 

 ぎこちない手つきで食材を手にしていく雪蓮を見て華琳は羨ましい気持ちになった。

 もし一刀が自分のところに来ていたら今の雪蓮のようにありのままの自分をさらけ出すことが出来ただろうか。

 今となってはそれも叶わぬ願いと諦めていたため、せめて今作っている物が美味しいと喜んでくれるように手を抜くことがないように集中をしていった。

 そんな華琳を流琉は嬉しそうに見守っていた。

「それにしても天の料理というのは本当に珍しいわね」

 

 冷やし中華を作りながら華琳は一刀にそう言った。

 

「確かにこの世界だと珍しいかな。でも、俺はここで皆と食べる料理の方が美味いと思っているよ」

「あら、それって雪蓮達のことを言っているのかしら?」

「そうだな」

 

 照れくさそうに答える一刀。

 天の御遣いと称されても中身は雪蓮達と同じ人間に変わりはない。

 そして天の御遣いであることを武器にするときは必ず意味が存在しており、私利私欲では決して使うことはなかった。

 誰にでも優しくそれでいて他人が傷つけば悲しみ、自分が傷ついても平気な顔をしている。

 そんな彼を周りにはいつしか信頼する者、愛する者で一杯になっていた。

 

「そういえば雪蓮から聞いたけど、夜は夜で天の服を着て伽をしているそうね?」

「な、なんことかな?」

「あら、本当のことなのに一刀は隠すわけ?私だけじゃあなく蓮華や冥琳達にも同じようなこと頼んでいるわよね?」

「……」

 

 全くの嘘だとは言い切れない一刀は視線を彼女達から逸らしていく。

 

「呉の種馬ってあだ名はまさしくその通りなのね」

「否定できない俺が悔しい」

「はいはい。そんなに悔しがらなくても今夜も一刀のお望み通りにしてあげるから待っててね♪」

「じゃあ早速、その準備をしてくるよ」

 

 心の底からという言葉が良く似合うほどに一刀の声は弾んでいた。

 出来上がるまでその準備を整えるために一刀は厨房を離れた。

 

「雪蓮、一つ聞いていいかしら?」

「なに?」

「いつもそうやって一刀を喜ばせているわけ?」

「好きな相手にはそうするわよ?」

 

 恥ずかしがることなくはっきりと答える雪蓮に華琳は改めて一刀を篭絡することは無意味だと悟った。

 

「華琳も一刀のお嫁さんになったらわかるわよ」

「馬鹿言わないで。この私が他人の者に娶られたいと思っているわけ?」

「思ってないわ」

「ならそんなことは今後言わないでくれるかしら?」

「はいはい」

 

 面白そうに答えながら作業を続ける雪蓮。

 ある意味で華琳も一刀と添い遂げてはどうかという雪蓮らしい誘いのように感じられ、華琳も一瞬だがそれもいいかもと思ってしまった。

 

(覇王ではない私を見て欲しかった)

 

 乱世を生き抜いた武将ではなく一人の女の子として一刀が見てくれて娶りたいと言ってきたらどうするか。

 おそらく時間がかかっても最後には彼に娶られるだろう。

 そうなれば雪蓮達のような幸せを手に入れることが出来る。

 

(でもそうなれば私についてきている春蘭達を裏切ってしまう)

 

 覇王として魏王として彼女に導かれた者達を他所に自分だけが幸せになるわけにはいかなかった。

 

「ほら雪蓮、しっかり食材を刻みなさい。違うわよ、きちんと揃えなさい」

「わかっているわよ。でも難しいのよ」

「もう、貸しなさい。こうやって包丁は使うのよ」

「さすが華琳♪」

「感心しないで貴女もしっかり働きなさい」

 

 それでも友としてながら一緒に生きていくことは出来る喜びがあった。

「出来たわよ」

 

 夜の準備を整えて戻ってきた一刀が見つけたものは机の上に置かれた二種類の冷やし中華だった。

 一つはほとんど均等に刻まれた具材が綺麗に盛り付けられており、一刀が元の世界で見た冷やし中華そのものだった。

 見ているだけで空腹感を誘う、まさに完璧な冷やし中華。

 それに対してもう一つは具材の大きさはバラバラであり、盛り付けもただ単に麺の上に置かれているだけの全くの素人が作ったと誰もが認めるものだった。

 

「ちなみに聞くけど、この冷やし中華らしきものは華琳が作ったわけじゃないよな?」

「当たり前よ。こっちのは私でそっちは雪蓮よ」

「で、でも、雪蓮さんも凄く頑張りましたから」

 

 このままではまずいと思ったのか流琉は雪蓮を応援した。

 雪蓮も自分の出来がわかっているのか、それとも華琳の冷やし中華があまりにも完璧すぎているためか頬を膨らませて拗ねていた。

 

「とりあえず試食してもいいかな?」

「どうぞ」

 

 不機嫌に答える雪蓮に苦笑いを浮かべなら一刀はまず華琳お手製の冷やし中華を食べることにした。

 

「それじゃあ頂きます」

 

 両手を合わせて箸を持ち、まずは一口啜っていく。

 三人は緊張した面持ちで一刀を見守る。

 

「これは」

「これは?」

「美味いよ!美味すぎる!」

 

 続けて麺を啜っていく一刀は満面の笑みを浮かべていく。

 

「さすが華琳達だ。麺の固さといいこの冷たさ。まさに冷やし中華そのものだよ」

「天の御遣いにそう言ってもらえて光栄だわ」

 

 喜んでくれたことに華琳は笑みを浮かべた。

 次に具材である卵焼き、胡瓜、ハムの代わりに焼き豚、紅生姜を食べていく。

 

「卵焼きの柔らかさに胡瓜のシャリシャリ感。それにあっさりとした焼き豚に紅生姜。どれも噛んでいく旨みが広がっていくよ」

 

 今度は麺と具材をタレに絡ませながら食べていく。

 

「うん、麺と具材に酸味のきいたタレが良く合っている。このタレを作るのに苦労した?」

「そうね。酸っぱさを出すのは苦労したわね」

 

 醤油など未来の物なのに華琳の才能と琉流の努力によってそれに近いものを短時間で作り上げたのは一刀ばかりか一緒に作っていた雪蓮も驚いていた。

 

「まぁこれも日頃から食に関心を持っているからできることよ。雪蓮も少しは頑張りなさい」

「言い返せないのが悔しいわ」

 

 さすがの雪蓮も素直に負けを認めた。

 

「これなら店に出しても問題ないよ。ただ一つ、タレの量産が問題かな」

「そうね。その辺はもう少し考えてみるわ」

 

 すでに商品として考えている一刀と華琳は価格や量産について真剣な討論を販売当日まで続けることになる。

 

「味見もしながら作りましたけど、これならば暑い日でも美味しく食べられると思います」

 

 流琉も冷やし中華を気に入ったようで、安くてさらに美味しく出来ないか自分なりに考えていた。

 

「さて、私達のはこれでいいとして次は雪蓮ね」

 そんなことは忘れてくれてよかったのにと思った雪蓮だが、ここまできたからには引き下がるわけにはいかなかった。

 

「一応、聞くけど冷やし中華だよね?」

「そうよ、悪い?」

 

 恥ずかしくて逃げ出したくなるがここで逃げ出せば華琳達に笑われること思い、必死になって堪えていた。

 

「同じ材料だよね?」

 

 これは華琳達に確認をし、二人とも頷いた。

 

「ま、まぁ見た目はどうあれ味が良ければそれでいいさ」

 

 一刀もせっかくの雪蓮お手製なので食べないわけにもいかず、覚悟を決めて箸を動かした。

 

「うわ……」

 

 卵焼きは所々黒くなっており、胡瓜や焼き豚は太いのもあれば箸より細いものがあった。

 麺を口にしてゆっくりと味わうように噛みしめていく。

 

「ど、どう?」

 

 不安にかられた雪蓮は堪らず一刀に感想を聞く。

 だが彼女の問いに答えることなく無言で一刀はひたすら冷やし中華らしきものを食べていく。

 

(よく頑張るわね)

(だ、大丈夫でしょうか?)

 

 口には出さない華琳と流琉も息を呑んで一刀を見守る。

 やがて箸が止まりすべてを食べ終えた一刀は何事もなかったように食器の上に箸を整えて置き、両手を合わせた。

 

「やっぱり美味しくないわよね」

 

 結果は初めからわかっているだけに雪蓮の声は小さかった。

 

「確かに華琳が作った冷やし中華に比べたら美味しくない。これを店で売るのはさすがに無理だ」

「そう」

 

 正直に答えてくれた一刀を恨む気持ちなどまったくない雪蓮は肩を落として出て行こうとした。

 

「待ってくれ、雪蓮。まだ最後まで聞いてくれ」

「いやよ。これ以上聞いても虚しいだけよ」

「それでも雪蓮は最後まで一生懸命作ってくれたからには俺も最後まで言わせてくれ」

 

 早くこの場から立ち去りたい雪蓮だが一刀にそこまで言われては行くわけにはいかなかった。

 

「美味しいといえばそうでもない。店に出せるかといえば出せない。それでも雪蓮が作ってくれるなら俺は全部食べるよ」

「えっ?」

 

 一刀は立ち上がり雪蓮の元に行き、彼女の手を握った。

 

「また作ってくれる?」

「あんなのを食べたいの?」

「うん。誰だって初めは失敗するもんさ。だから何回も失敗してでも俺は食べる。そして最後には美味いって言わせてくれ」

「一刀……」

 

 それまで不安に包まれていた雪蓮の表情に笑顔が戻ってきた。

 

「でもその前に厠に行かせてくれ」

 

 そう言うと一刀は何の遠慮もなく全速力で厠へ駆け込んでいった。

「馬鹿な男ね……」

「あはははっ……」

「一刀……」

 

 三人ともそれぞれ違った表情を浮かべていた。

 後日。

 魏国内では華琳と琉流の精力的な活動により冷やし中華は大評判となり、注文が後を絶たず、予想を超えた売り上げにより量産体制が追いつかなかった。

 魏の重臣達も今まで食べたことのなかったが華琳お手製と暑さにもってこいの一品だったためこちらも大変は好評を得ていた。

 

「これほどとは。さすが天の料理ね」

「もっと天の料理を知る要がありますね」

 

 一刀が聞けばそれは華琳達の実力の賜物だと賞賛するところではあったが、華琳はまた違う天の料理を教えてもらう口実に会いに行こうと考えていた。

 蜀ではそんな冷やし中華を朱里や雛里、そしてメンマ武人こと星によってメンマを乗せたオリジナルの冷やし中華を製作しこれも意外に評判をよんだ。

 

「さすがはメンマ。いかようなものにもその存在感を示している」

 

 満足そうに酒を呑みながらメンマを食す武人がいたという伝説が後世まで伝わったとかなんとか。

 そして呉といえば、

 

「さあ、一刀。今度こそ美味しいって言わせてあげるわ」

「お、おう。かかってこい」

 

 冷やし中華を作るときには必ず着ているメイド服で雪蓮は人数分の冷やし中華を机に置いていく。

 未だに美味いと言われない雪蓮が連日のように冷やし中華を作り続けた結果、

 

「か、一刀……。は、早く美味しいって言いなさい……」

「たまには別のものを食べさせて欲しいわ……」

「この酒に合わぬとは……」

「あ、あの、お口直しにゴマ団子はいかがですか?」

 

 雪蓮と一刀の周りでは夢の中まで冷やし中華が出てきてげっそりしていたが、民には安心して美味しい冷やし中華を一刀と祭によって販売までこぎつけることに成功した。

 

「たくさん食べてね♪」

 

 幸せそうに冷やし中華を作っていく雪蓮。

 彼女が一刀の口から美味いと聞いたのはそんな冷やし中華が冷たくて食べられなくなる秋の終わりだった。

 

「今年の冷やし中華終わりました」

 

 天の御遣いが最後にそう締めくくったとその年の記録には記された。

 そして飛将軍こと恋は冷やし中華に対してもよほど気に入ったのか毎日のように食べ続け、暑くなれば冷やし中華を探しに城下を彷徨った。

 

 

 

 


 
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