No.151692

恋姫if~番外編~

弐異吐さん

作者の妄想作品!

2010-06-19 16:50:18 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:2058   閲覧ユーザー数:1660

今回はアンケートの結果に基づき、サイド―スト―リー的なもので行きたいと思います。話の流れ的

 

には、反董卓連合の手紙が届くまでのお話となっております。

 

なお、キャラの言葉づかい、誤字、脱字がひどいと思います。それでもいいならお読みください。

 

今回は思春・明命編です。

~思春・明命編~

 

蒼迅の帰還から数日がたったある日、思春と明命が蒼迅の部屋に来て、手合わせを頼んでいた。

 

思春「蒼迅様、良ければ私とお手合わせお願いします。」

 

明命「わ、私も良かったらお願いします。」

 

二人は先日のことで、気になっていたことがあった。それは、蒼迅に対して死角からの攻撃をいく

 

つも放ったのにそれを全て紙一重でかわされ、防がれた。その事が、気になったため、こうしてお

 

願いにきていた。

 

蒼迅「うん?・・・まぁべつにかまわないよ。」

 

蒼迅はそれを了承してくれた。

 

思春「なら、半刻後に、訓練場にきてください。」

 

そう告げると、二人は部屋から出て行った。

 

 

~訓練場~

 

約束の時間より少し前に蒼迅は訓練場にきていた。少し遅れて、だが時間どうりに二人も訓練場に

 

来た。

 

蒼迅「おっ!きたきた、それじゃあ始めようか?」

 

一陣の風が吹き、剣を構える

 

思春「・・・なぜ、剣なのですか?」

 

声を低くしそう、尋ねる思春

 

蒼迅「??えっ!?いけなかった?」

 

何がいけないか解らず聞き返してしまう

 

思春「この前私たちを倒した時に使われた槍をお使いにはならないのですか##?」

 

疑問に思っていることを怒りながら聞く

 

明命「そうです##、確かに前は剣でも一撃もいれられませんでしたが、それは、武人の私たちにと

 

って、侮辱もいいところです。」

 

普段おとなしい明命も怒りをあらわにする

 

蒼迅「・・・だったら、俺に一撃を入れられたらなぜ、槍を・・・虚空閃を使わないか教えてあげ

 

るよ」

 

思春「///私たちをなめていr「だまれ」!!!!!」

 

言い終わる前に、蒼迅から放たれる殺気に黙ってしまう

 

蒼迅「御託はいい、それに前回は5人がかりでようやくの一撃だったろ?遠慮せずかかっておい

 

で。」

 

思春は瞬時に間合いを詰め、一撃を放つ。明命も蒼迅の後方に回り込み、魂切を抜き放つ。

 

それを蒼迅は前方に出で、思春の一撃をいなし、明命の一撃を目で確認するまでもなく、回避す

 

る。

 

蒼迅「そんなんじゃいつまでたっても俺に一撃は入れられないよ。」

 

二人を挑発する

 

思明「「###」」

 

顔を怒りで赤く染め、怒りにまかせた攻撃を放ち続ける。

 

蒼迅「だめだよ、二人ともこんな安い挑発にのっちゃ~。そんなんじゃ早死にするよ?」

 

二人の猛攻をなんなくさばきながら、二人に忠告する

 

思春「っ///だまれ###」

 

明命「余計なお世話です####」

 

二人はさらに攻撃の速度を上げる。しかし、そんなペース配分も何も考えていない攻撃は長くは続

 

かなかった。1刻も経たないうちに、二人は肩で息をし始めた。それに対し、蒼迅は、息をみだし

 

ていなかった。

 

蒼迅「大分疲れたみたいだね・・・そろそろ終わらせるよ!!!!」

 

思明「「//////」」

 

二人は慌てた。今まで守りしかしていなかったものの動きが急に、風のような速さで、嵐のような

 

激しさで、岩をも砕く威力で攻撃を放ってくる。先に武器を手放したのは思春だった。あまりの攻

 

撃に耐えきれず、鈴音を手放してしまい、首筋に剣を突き付けられる

 

蒼迅「・・・・まずは、1人」

 

言い終わると、明命に音もなく近寄り、10合も打ち合わず勝利をおさめた。

 

蒼迅「二人とも筋はいいけど、まだまだだね・・・」

 

思明「「はぁ、はぁはぁ」」

 

あまりの疲労により地面に倒れ、なおも蒼迅の言葉に耳を傾ける。

 

蒼迅「なら、二人には頑張ったご褒美として、なんで俺が虚空閃を使わないか教えてあげるよ」

 

思・明「「・・・・」」

 

二人は無言で蒼迅の話を聞いた。

 

蒼迅「虚空閃は人の命をあまりにも軽くしすぎるからね、だからあんまり使いたくないんだ。」

 

思春「???」

 

明命「どういうことですか?」

 

武器なのだから人の命を軽くするのは当たり前だ、それをいまさらいわれなくても、武人として生

 

きてきた二人にはその事はわかる。わかるが、なぜこのような事を言うのかがわからない。

 

蒼迅「この虚空閃はね、俺の氣を使うことによって出せるんだ。」

 

手に氣を集め始める。そうすると、風が束になり、一つの槍を完成させる。

 

蒼迅「虚空閃は風を操る力があるんだ。ただし、俺の氣がなくなるまでの間だけどね。」

 

そう言いながら槍を振りまわし始める。

 

蒼迅「それに、あそこの壁をちょっと見ててよ」

 

二人に壁を見るように言うと、虚空閃に氣を送り、風を集め、束にし、突き放つ。風がふき、壁に

 

は一つの穴ができていた。穴の周りには亀裂が一つもなく、綺麗にくりぬけていた。

 

思明「「っ////」」

 

二人は息をのんだその、異常なまでの力に驚き、恐怖した。

 

蒼迅「すごいだろ?この槍は敵を殺した感触を知ることもない。それに、本気を出したら、数万と

 

いう人間を一瞬で殺せると思う。これは、そういう力なんだ・・・・」

 

でも、と蒼迅は話を続ける

 

蒼迅「そんな事をしたら、それはただの殺人狂でしかない。だから俺はこの槍を使う時は、大切な

 

人を守るためにしか使わないようにしている。まぁ前回は俺の命がヤバかったから使ったけど

 

ね。」

 

そう苦笑しながら呟く

 

明命「蒼迅様にとっての大切な人と言うのは誰なんですか?」

 

疑問に思った事を言葉にする

 

蒼迅「俺にとっての大切な人は家族である、人々かな・・・・」

 

思春「・・・家族ですか?」

 

蒼迅「・・・うん、俺には孫家の血が流れてないからね」

 

思明「「!!!!!」」

 

あまりにも衝撃的な話に二人は言葉をうしなう。しかし、話が続く

 

蒼迅「だから俺を拾って家族にしてくれた母さんや姉さんには感謝してるし、俺にとって大切な家

 

族だ。それに、君たち二人も俺にとっては大切な家族であり、可愛い女子だしね。」

 

話しかけながら笑顔を二人に向ける

 

思明「「/////」」

 

二人は向けられた笑顔と、言葉に顔を紅く染め、顔を見られないように下を向く

 

蒼迅「??二人とも顔紅いけど大丈夫?」

 

思明「大丈夫です////」「問題ありません///」

 

顔をのぞきこまれた事に二人は慌てながらでも返事を返す。

 

蒼迅「・・・・ならいいけど」

 

疑問に思いだきながらも、二人の勢いに負けてしまう。

 

そして、二人は同じ事を思い。言葉にする

 

思春「蒼迅様私はこの命尽きるまで貴方をお守りいます。」

 

明命「わ、私も命を懸けてお守りします」

 

蒼迅「・・・だめだよ、命だけはかけないでくれ」

 

泣きそうな顔になりながら二人におねがいする

 

思明「「なぜです!?」」

 

蒼迅「俺は二人が死んだりしたら自分を保っていられない、昔みたいに暴走してしまうと思う。そ

 

れに、生きていてくれた方が何倍も俺はうれしいしね。」

 

また、二人に笑顔を向ける。

 

二人は紅い顔をさらに紅く染めていく

 

思春(何なんだこの感じ、今までこんなことは一度なかったのに)

 

明命(はうぁ!なんなんでしょう?この胸がむずむずする感覚は?)

 

まだ、自分たちが感じている思いに気づけずにいる。この気持ちを変えるべく話しを変える

 

明命「あ、あの、どうして蒼迅様は死角からの攻撃をかわす事ができるんですか?」

 

明命が戦いの最中気になった事をふと聞いてみる

 

蒼迅「それはね、氣を風に変えて自分の周りに流してるから死角からの攻撃も防げるんだ。」

 

思春「しかし、先ほど虚空閃をだして、いないと風が使えないとおっしゃてませんでしたか?」

 

蒼迅「ああ!それは攻撃は虚空閃をだしてないとできないけど、感知だけなら普通の状態でもでき

 

るようになったんだ」

 

思明((本当に貴方は人間なんですか!?))

 

二人はさらっという蒼迅に心の中で思う

 

蒼迅「それで二人とも、俺でよければいつでも鍛錬には付き合うよ。」

 

手を出し二人と握手をする

 

思明「「はい!!」」

 

二人も握手をし、その思いにこたえる。思い出した事を言葉にする蒼迅

 

蒼迅「あっ!忘れるところだった。良かったら俺の事は様を付けずによんでくれ」

 

思春「わかりました。蒼迅殿とこれからはお呼びします。」

 

明命「なら、私は蒼迅さんとお呼びします。」

 

二人は笑顔で答えてくれる

 

蒼迅「これからも、よろしく思春、明命!!」

 

こうして、三人は絆を深めていくのであった。

どうだったでしょうか思春、明命編はこれからは本編の間にちょくちょくだしていくつもりです。

 

次回のアンケートです

 

①孫親子

 

②穏・亜莎

 

③祭

 

④冥琳

 

この中から選んでください。

 

ではまた、お会いしましょう


 
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