No.140967

『偽・悲恋姫†異聞録』28

絶影さん

GW企画!朝の一発目です!!

何時も読んでくださる皆様、感謝しております><

2010-05-05 10:48:46 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:9254   閲覧ユーザー数:7578

 

 

 

『メス犬』・・・・・・またしてもあのようなことをっ!!

 

何処まで私を虚仮にすれば気が済むのだ

 

こちらに突っ込んでくるだと!?、私を侮りすぎだ!馬鹿にするのもいい加減にしろ

 

私の手刀はお前の首など簡単に切り落とすっ!

 

敵将の言葉に凪の顔は怒りで歪む

拳には光の弾を作り連続で打ち出しながらなお走る

 

本来相手が自分に向かってくるのは好都合

 

冷静に何時もの通り自分の間合いで対処するならば動きは追えるはず

だが凪の頭には完全に血が上り、冷静さを完全に失っていた

動きは単調、気弾を乱射、明らかに普段の戦い方とは違う

 

嫌な眼だ、私をまるで見透かしているようで

 

真桜や沙和たちでもない赤の他人に私の何が解るというんだ!

許さない、私はお前のような奴に絶対に負けないっ!!

 

「うるさいっ!貴様に私の何が解ると言うのだっ!!」

 

何時もならしないこと、敵将が接近してきているというのにもかかわらず溜めの長い必殺の気弾

猛虎蹴撃とまでは行かないが、かなりの威力を秘める技、走り続ける凪の足が気を溜める為に止まってしまう

 

「うおおおおぉぉぉぉおお!!喰らえぇぇっ!!!」

 

 

 


 
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