ケイオスロード　オブ　コーン　：　火弾のアラグノア

（ｃｖ：東北きりたん）

　ケイオスの神格を狙うディーモン姉妹

　鮮血の女神　を信奉するアエルダリの少女。

　女神両名の血を与えられたことで

　ほぼディーモンプリンスと化している。

　身に纏うターミネーターアーマーは

　女神の一人｛したたりのイヴォラ｝

　彼女から贈られた宿命の鎧が変質したもので、

　その右腕から繰り出される火炎の竜巻は

　実体霊体関係なく全ての命を焼き尽くす。

　左手には

　姉妹がドラクニェンを模して

　リヴィングメタルで鋳造した

　霊刃リベリオンが握られている。

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　ケイオスとの乱戦の末　崩壊した一隻のクラフトワールド

　その残骸から回収されたアエルダリの娘。

　歪みの影響を受け変異した彼女に興味を持ったメカニカスは

　アラグノアにサイコ・コンディショニングを施し

　パラゴンシスターに生まれ変わらせる。

　しかし

　新型マリーン製造実験の際　事故が発生。

　下半身と正気を失ったアラグノアは

　ドレッドノートとなり戦線に復帰する約束を破られ

　単なるサービターとして使い捨てられてしまう。

　偽りの記憶とはいえ

　アエルダリの人生に誇りを失っていた彼女にとって

　皇帝への忠誠は癒しであり　拠り所であった。

　洗脳そのものより

　皇帝や　テラへの想いを踏みにじられたことに

　アラグノアは憤慨し

　深い悲しみに暮れる。

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　命尽きる刹那まで

　メカニカスとテラへの憎悪を燃やし続けたアラグノアは

　その怒りをかぎつけたコーン神に魅入られ

　ケイオススポーンとして使役される事になる。

　意思なき怒りに身を任せ

　しばし主のために頭蓋を捧げ続けるが

　転機が訪れた。

　新たなる邪神たちが　血の匂いに誘われて

　アラグノアの前に現れたのだ。

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　鮮血の女神と呼ばれるディーモンの姉妹は

　アラグノアを哀れに思い　

　彼女を人の姿に戻し　失われた下半身を授けた。

　姉妹はアラグノアをかわいがり

　彼女に　己を謳歌する喜びを説く。

「世界なんてただの道具。

　道具のルールになんて

　従っちゃダメなのだ。

　ノアたんが

　ノアたんのルールを

　世界に突き立ててやるの！」

　アエルダリの人生に疲れ果て

　押し付けられた信仰さえ奪われ

　あまつさえ嫌悪する歪みの邪神に使役される

　呪いにまみれた人生。

　姉妹の言葉は

　傷心の少女にとって光に満ちていた。

　アラグノアは　

　コーン神に授けられた右腕を自ら切り落とすと

　女神の妹がかつて纏った宿命の左手を

　右腕の断面に押し付ける。

　左手はその形を反転させ

　父なるテラに背を向けた皇帝の息子

　かの邪悪なる右手へと姿を似せた。

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　新たな主を得たアラグノアは

　自らにふりかかった数々の理不尽を振り返る。

　虫の息で悲哀にくれる中

　ケイオスの神によって強引に交わされた契約

　アラグノアはその身に煮えたぎるいくつもの怒りを

　コーン神へと向けた。

「よくも騙したな！クソ野郎！！

　もうお前なんかに従わない！

　これからは　ねぇ様たちが面倒を見てくれる。

　今に見ておけ！

　その椅子にふさわしいのはねぇ様たちだ！！

　必ずオマエを引きずり降ろし！

　ねぇ様たちをケイオスの一柱にして見せる！！！」

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　奴隷の反逆に

　コーン神の怒号が響き渡り

　赤き荒野を割り砕く。

　無数の巨人達をひとつかみで握り潰し

　煌々と燃え盛る瞳が

　ひれ伏す悪魔たちを焼き尽くした。

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　戦乱の化身は苛烈なる怒りの威を全身であらわにするが

　それは単なる気晴らしに過ぎない。

　コーン神は行動の神

　日々を退屈の汚泥に飲まれるケイオスの帝王は

　その実　ほくそえんでいた。

　己に向かって正面から啖呵を切る

　威勢の良き愚か者など

　そうそうに現れないからだ。

　そして少女もまた　とんだ早とちりをしていた。

　ケイオスの神と交わした契約

　それは

　そう容易く反故にできる呪いなどではないのだ。

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キャラクターテーマ：Helloween - Open Your Life

戦闘BGM

通常戦闘：Devil may cry 5 - Abyssal time

決戦：龍が如くゼロ - 怨魔の契り

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