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No.1137078
みらくる☆さん
(今しかない!) 「ここです!ご両親はここにいます」 精一杯大声で叫ぶ 周囲の視線が集まるのを感じた 舞台スタッフ 彼女が俺の方を向いて、横にいる両親を見つけると 司会の男がライトを俺たちの方に向けるように指示する
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大手を振ってアピール。幸い彼女の練習に来ていた俺の顔が割れていたので 不審に思われなかった 深雪「お父さん…お母さん」 俺が両親の背中を押して舞台の方に促すと 途中から役者さんが舞台を降りてきて二人の手を引いてくれる 母親がまず彼女を抱きしめた きっと内心では相当心配していたに違いない 深雪「お父さん、ごめんなさい、私」 父親「すまなかった 応援してあげられなくて でも、これからは違うよ」 夫人「もっと、ちゃんと向き上げるべきだったの ごめんね」 司会者「ご両親方、深雪ちゃんの思い、受け取っていただけましたでしょうか」 両親が無言でうなずくと 大きな拍手が上がる 深雪「今日は、色々な…思い出の日になりそうです お客様 スタッフの方々 そして…私の傍で応援してくれた人に 感謝の気持ちでいっぱいです」 俺の方を向いて笑ってくれる そして目を瞑って感謝の気持ちを示してくれた でも、そこでいろんな人が周りに集まって行って はじき出されるように観覧側に追いやられてしまう でも、これでいい 彼女を祝福したい人は一杯いるのだ 今日はこれからご両親と話し合って それから祖父と話し合いをするのだろうか 今までの疲労が心地よさに溶けていく感覚 長い一日を〆る様に緞帳が閉じていくを背後に 俺は一人、帰路に就く 彼女の別れが近いのを予期しながら (続く) +++ あと3話くらいで終わりだと思います お付き合いありがとう…ってまだ早いですね 作品において 商用目的での転載、加工 AI学習などへのすべての電子処理を禁止します Reproducing all or any part of the contents is prohibited.
2024-01-20 04:08:42 投稿 / 889×1000ピクセル
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(今しかない!)
「ここです!ご両親はここにいます」
精一杯大声で叫ぶ 周囲の視線が集まるのを感じた
舞台スタッフ 彼女が俺の方を向いて、横にいる両親を見つけると
司会の男がライトを俺たちの方に向けるように指示する
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