(番外編壱弐)
「祭殿!」
朝っぱらから冥琳の声が屋敷中に響き渡った。
その声で目が覚めた一刀が祭の部屋にやってくると、なぜか正座をしてばつの悪そうな表情を浮かべている祭と、その目の前に仁王立ちで目くじらを立てている冥琳の姿があった。
「おはよう、冥琳」
「旦那様」
一刀のほうへ振り向いた冥琳は一瞬穏やかな表情になったが、すぐに祭の方に視線を戻した。
「まったくあれほど注意してなお呑まれるとはどういうことか説明していただきたいものですね」
「じゃからちと喉が渇いたからと言うておろうが」
「喉が渇いたのであれば水かお茶を飲むべきだとは思いませぬか?」
「仕方なかろうが。水も茶もなかったのじゃから」
一刀は二人の話を聞いていると、いつもの祭の酒癖についてなのだろうと思った。
が、すぐに祭の今の現状を思い出した。
ほんの二日前に娘を出産したばかりでまだ安静にしておくべきだと一刀自身が祭に注意をしていた。
そして大好きな酒ももうしばらく我慢するようにと言った覚えもあった。
「祭さん、もしかしなくても酒呑んだ?」
「おう。久しぶりに呑んだからの。ちと呑みすぎたわい」
何気なく机の上を見ると酒瓶が三本ほど転がっていた。
呆れてものが言えなくなってしまった一刀は祭の前に進み出て同じ視線になるように座り込んだ。
「祭さん、俺との約束を覚えているよね?」
「約束?おお、たしかしばらくは酒を絶てじゃったな」
その辺りはしっかりと覚えていた祭。
だが、現実には、酒瓶が転がっている。
「産まれた後、最低でも七日ほど酒は呑めないからって言ったよね?」
「そうじゃったかな?」
そこはすっかり忘れ去っている祭に一刀はさすがに弁護できなかった。
ゆっくりと立ち上がり冥琳の方を向いて深々と頭を下げた。
「旦那様?」
「どうぞ続けてくれ」
「か、一刀!?」
てっきり助けてくれるものだと思っていた一刀の裏切りに祭は唖然とした。
そして冥琳は一刀の了承を得たということで不適な笑みを浮かべていく。
「では祭殿、本日はたっぷりとお説教をさせていただきますゆえ、覚悟なされよ」
「お、そうじゃ、儂はまだ産後じゃから少し横になるかの」
「では横になっていただいて結構なので続けてもよろしいか?」
「お、鬼じゃな……」
祭は何とかしてこの状況を脱したかったが、頼みの綱である一刀が冥琳の味方になっている以上どうすることもできなかった。
「祭さん、今日は冥琳にしっかりと絞られて明日から気をつけてもらえるかな」
一刀とて酒を呑んで嬉しそうにしている祭のことが好きだった。
だからこそ、一時の我慢をして欲しいと思っていた。
「はぁ。仕方ないの。明日からは気をつけるわい」
「というわけで冥琳、ほどほどによろしく」
「旦那様がそうおっしゃるならそういたしましょう」
とても表情がそうはいっていないと一刀は突っ込まなかった。
そして朝餉の時にに会った祭はげっそりしていた。
その夜。
珍しく一人で自分の部屋の寝台に座っている一刀のところへ祭がやってきた。
「一刀」
「どうしたんだ、祭さん?」
「お主、冥琳の肩を持つとはちと不公平ではないかの?」
「なんでだよ。祭さんのことを思って俺はあえて心を鬼にして冥琳の肩を持ったんだよ。大体、俺との約束を忘れていた祭さんも悪いと思うんだけど?」
正論で反論する一刀に祭は子供のように拗ねた顔をする。
「儂があれほど激痛に耐えてたというのに、少しは労わってもよかろうが」
「酒を生涯呑むなだなんて言ってないはずだよ。今だけ我慢してほしいんだ。祭さんのためにも子供のためにもね」
一刀と祭の愛の結晶というべき愛娘のことを出されて祭は言葉が詰まった。
呉の重鎮であり子を宿すにしてはあまりにも危険があっただけに、産まれた時の喜びは計り知れないものだった。
「その代わりといってはなんだけど、酒が呑めるようになるまで出来る限り祭さんが我慢できるように努力をするよ」
「ほう?どう努力してくれるのかの」
祭は一刀を押し倒した。
「さ、祭さん!?」
「では儂と呑め」
「……………………は?」
「じゃから儂とこっそり呑め」
どこからともなく取り出してきた酒瓶。
朝、散々に怒られたはずの祭はまったくそのことを忘れたかのように酒を口に含んでいく。
「さ、祭さん!」
反論をする前に祭の唇が一刀の唇を塞いだ。
そしてそこから酒が流れ込んでいく。
全てを流し込んでゆっくりと祭は唇を離すと、そっと一刀を抱きしめた。
「さい……さん?」
「もうしばらくこうしていてもよいかの?」
そこには悪ふざけなど一切感じさせないものがあった。
「とりあえずはこれでお主も共犯じゃ」
「祭さん、もしかして謀った?」
「儂一人で怒られるのはさすがにの」
祭はそう言って笑顔を見せる。
それに対して一刀はため息をつくしかなかった。
「何を言っても無駄そうだね」
「我慢せいというほうが無理じゃ」
「わかったよ。ただし、俺がいいって言う量しか呑んだダメだからね」
「それでこそ儂の旦那様じゃ♪」
二人は起き上がり机の上にあった湯呑みに注いで呑んでいく。
「やはり一人で呑むより一刀と呑むほうが美味いの」
「冥琳に知られたら間違いなく怒られるけどね」
「冥琳が怖くて酒が呑めるか!」
「それ、ばれた時に言ったら本気で尊敬するよ」
「本当じゃな?」
嬉しそうに呑む祭につい一刀の何杯も酒を注いでしまったが気がつかなかった。
「ほれ、呑め」
「呑んでるって」
二人は完全に酔いが回るまで呑み続けた。
「で、その結果がこうですか」
翌朝になってなかなか起きてこない一刀を見にきた冥琳が酒の匂いを部屋中に漂わせ、抱き合って眠っている二人を発見した。
当然、朝から冥琳の雷が落ちた。
「まったく、祭殿ばかりか旦那様まで……」
昨日同様に呆れてものが言えない冥琳は頭を抑えていた。
「まぁよいではないか。酒を呑んでもほれ、このとおり別になにもおかしくないぞ?」
「祭殿、私が問題にしているのはそういうことではないのです」
「また小言が始まったわい」
「小言を言われたくないのであれば少しは自重していただきたいものです」
さすがに一刀がいるためか鬼の形相ではなかったが、それでも二人からすれば正座をして怒られるのは堪えた。
「あら、今日は一刀も一緒なのね」
そこへ面白いものを見つけたように雪蓮がまだ赤子である氷蓮を抱いて入ってきた。
「雪蓮からも注意をしてもらえないかしら」
「ダメダメ。私が言っても祭がやめるわけないでしょう?一刀が言っても我慢できなかったのだから諦めが肝心よ」
雪蓮は氷蓮をあやしながら部屋を出て行くと、冥琳はため息をつくしかなかった。
「とにかく、今後は気をつけていただきたいものですね」
「安心せい。儂とて考えて呑んでおるわい」
「どこがですか?」
心底呆れたように冥琳は転がっている酒瓶を指差すと、祭は力強くこう言った。
「冥琳が怖くて酒など呑めるか!」
祭の堂々とした発言に冥琳は何処に隠し持っていたのか白虎九尾を床に打ち付けた。
「私が……なんと?」
返答次第では容赦をしないといわんばかりに冥琳の背後には黒いオーラのようなものが一刀と祭には見えた。
「い、い、いや、これは一刀が言えというたから」
「ち、ちょっと、祭さん!」
「旦那様にもお仕置きは必要みたいですね」
ビシッと白虎九尾を張ると二人は小さく悲鳴を漏らした。
「あ、そうだ。今日中に上申しないといけない案件があったんだ」
急に思い出したかのように一刀は立ち上がろうとしたが、祭に足をしがみつかれた。
見下ろすと『一人にしないでくれ』と涙目で訴える祭にいわれようのない罪悪感に包まれかけたが、ここでとどまれば間違いなく冥琳のお仕置きを受けなければならなかったため振り切ろうとした。
「旦那様、それでしたら穏と亞莎に任せますゆえ、本日はたっぷりとお付き合いをしていただきます」
「め、冥琳……」
退路を絶たれた一刀は祭に引き戻されて正座をしなければならなくなってしまった。
「ご安心ください。旦那様には優しくお説教させていただきますゆえ」
「わ、儂は?」
「祭殿に容赦をするなどありえませぬ」
「お、お、鬼~~~~~~~~!」
「ええ、私は鬼ですからたっぷりとお説教をさせていただきます」
満面の笑みで答える冥琳に一刀と祭は思わず抱き合ってお互いの振るえる身体を庇いあった。
またまた夜。
一日中説教をくらった祭と一刀はげっそりとして椅子に座っていた。
「祭さん、さすがに今回ばかりは反省をしてくれないかな?」
「う、うむ……儂も堪えたわい」
一刀は冥琳の説教と仕事を個人的な理由で休んだため、ついさっきまで蓮華に説教をされていた。
「一月の禁酒令を出されたのはちときついの」
「それは自業自得だと思うけど」
「何を言うか。一刀とて昨日はしこたま呑んだであろうが」
「否定できない自分がいるのが悲しいよ……」
甘い自分が情けなく思えてため息が漏れる一刀。
「今日は大人しく寝よう」
「そうじゃの」
そう言って祭は立ち上がろうとした時だった。
入り口にからノックをする音が聞こえてきた。
「一刀♪祭♪」
現れたのは雪蓮だった。
「雪蓮?」
「怒られて落ち込んでいると思って励ましにきたわよ♪」
中に入ってきた雪蓮が持っていたのは高価な瓶だった。
「それは?」
「華琳から送られてきたものよ。味見をしてほしいってね♪」
「つまり、酒か……」
チラッと祭の方を見るとさっきまでの反省した姿はどこにもなく、まるで吸い込まれているかのように雪蓮の持つ瓶に視線を集中させていた。
「さ、祭さん、今日はもう寝るんだろう?」
「う、うむ。そうじゃの」
「あら、これはなかなかの一品らしいわよ」
焚きつけるように雪蓮が瓶をちらつかせる。
息を呑む祭だが、辛うじて踏みとどまっているように見えた。
「せっかくだから三人で呑もうと思ったけど、一人で呑もうかしら」
「雪蓮、誘惑し過ぎだ」
「し、雪蓮様」
「な~~~~~に♪」
今にでも飛びつこうとしている祭に雪蓮は嬉しそうに答える。
「か、一刀、一口だけなら良かろう?」
「祭さん、その一口でやめられる自信は?」
「ない」
自信に満ち溢れた返答に一刀は頭を抑えてしまった。
「大丈夫よ。これだけだから冥琳にばれたりしないわよ♪」
「ちなみに言うけど、ばれたら雪蓮もお説教だぞ?」
「大丈夫、大丈夫♪さあ、せっかく送ってきたのだから味わいましょう♪」
すでに三人分を用意していた雪蓮は酒を杯に注いでいく。
一刀は一本だけなら大丈夫かなと妥協して酒を味わうことにした。
「あら、これはこれは♪」
先に呑んだ雪蓮は妖しい笑みを浮かべた。
その理由を一刀はすぐに理解したが、一度口にしてしまえば共犯になってしまったので黙って呑むことにした。
祭もそれ気にづいて満足そうに、「美味い」と言った。
そして三人はゆっくりとその酒を堪能した。
「魏王に今度、送ってこないようにと文を書きしたためるべきのようですね」
三日連続に冥琳は怒る気すら起こらなかった。
代わりに一刀を呆れ半分、怒り半分の視線をぶつける蓮華。
殺気をまったく隠そうとせず、その視線をぶつける思春。
「ま、まさかここまで後に残るなんて思わなかったんだよ」
「まったく、大都督とあろう者が二日続けて朝議に出てこないのは大問題よ」
思春から知らされた時、思わず机の端を南海覇王で斬り捨ててしまった蓮華は朝議が終わってすぐに屋敷に戻ってきて冥琳と思春で二日酔いの三人を見下ろしていた。
「蓮華様、こやつの頸を討てというのであれば今ここで落としますが?」
「だ、ダメよ。いくらなんでもそれはやりすぎよ」
思春の物騒な提案に蓮華はそれとなく止めた。
だが許すわけにもいかなかった。
「とりあえず祭はしばらく禁酒とそれを破らないために監視をつけることにするわ。冥琳、頼んでいいかしら?」
「もちろんです。祭殿にはしばらく育児について講義させていただきます」
「残るは一刀とお姉様ね」
祭の処置は冥琳に任せ、問題の二人を見る。
雪蓮は二日酔いのはずなのにその表情はいつもと変わらなかったが、一刀は明らかに頭痛に耐えていた。
「お姉様はとりあえず祭と同様で一月の禁酒を命じます」
「え~~~~~」
「え~~~~~ではありません!ご自分がなさったことに責任を取っていただきます」
「ぶーぶー」
不満をあらわにする雪蓮に蓮華は黒い微笑みを浮かべた。
「国政に支障をきたすような者にはそれなりの罰というものは必要だと思います。たとえお姉様だからといってもそれに逆らうことは許せませんから」
蓮華はある意味で優しかった。
本当ならばしばらくの間、一刀と閨を共にすることも禁止にしようかと思っていたが、それでは可哀想過ぎると思ったためそれは言わなかった。
だが、それに気づいているのか気づいていないのか、拗ねている雪蓮。
「一刀には私と思春でしっかりと説教をさせてもらうから覚悟しなさいね」
「逃げればどうなるかわかっているな?」
思春から逃げられるものなら逃げてみたいものだと一刀は思ったが、余計なことを言ってややっこしくならないように黙っていた。
そこへ、穏と亞莎、それに明命が両手一杯に酒瓶を持って現れた。
「な、なんなの、それは?」
「祭様がご贔屓にしている酒屋からですよ。何でもご出産祝いだとかで上物のお酒を献上してきたのです」
三人は酒瓶を机の上に並べていく。
「これ全部が儂のか?」
「はい~。ぜ~~~~~んぶ祭様のですよ~」
立ち上がって並べられた酒瓶の前に行き、一本手にとってみた。
そして、蓮華と冥琳の方を見た。
「酒もいつまでも残しておいたら腐るから儂がありがたくしょぶ「ダメ(です)よ!」」
蓮華と冥琳は声をそろえて祭の言葉を遮った。
「そのお酒はみんなでありがたく頂くことにするわ」
「そうですね。旦那様と雪蓮、それに祭殿以外で頂くことにしましょう。亞莎、すぐにお礼を行ってきなさい」
「は、はい」
亞莎は明命と共に部屋を出て行くと、雪蓮と祭がすぐに異議を唱えた。
「儂のための酒なのになぜお主等だけで呑むのか理解できないのじゃが」
「そうよ、そうよ。祭一人では難しいから私も手伝ってあげるのにどうしてよ」
祭はともかく雪蓮のどこか子供じみた文句のように聞こえてくるそれに対して冥琳はそっと眼鏡を一度だけ指で動かした。
「雪蓮は魏王から送られてきた祝いの品を勝手に持ち出した罪。祭殿は旦那様と交わした禁酒を破った罪。これだけでも十分に己が犯した罪がどれほどのものかわかるはず」
「魏王からって……雪蓮、昨日と言っていることが違うぞ」
「あら、そうだったかしら」
白々しく嘘を言う雪蓮は一刀に笑顔で答える。
祭のほうはそれとなく酒瓶を一本隠そうとしたところを思春に見つかって止められた。
「旦那様はとりあえず蓮華様にお願いします」
「任せて、冥琳」
妙に嬉しそうにする蓮華。
そして怯え始める一刀。
「大丈夫よ。お腹の子に負担がないようにお仕置きをしてあげるわ」
「安心しろ。簡単にはくたばらせはしない」
「ち、ち、ちょっと待て、落ち着け二人とも」
蓮華と思春に引きずられていく一刀の姿よりも雪蓮と祭は自分達の危機的状況のほうが気になって仕方なかった。
「穏、この二人に似合う罰は何があるかしら?」
「そうですね~。とりあえず目の前でお酒を呑むというのはどうですか~?」
「こ、こら、穏!儂らを狂わすつもりか!」
「そうよ。横暴よ!」
「ダメですよ~。お二人とも覚悟を決めてくださいね~」
冥琳は穏の案を無条件で受け入れた。
そして、酒宴を開いて二人には水かお茶を与え、自分達は酒を楽しむことを計画した。
「私とてこのようなことをしたくはない。だが、二人のことを思うと心を鬼にしなければ」
「私は関係ないでしょう!」
「とりあえず、穏。この酒瓶を厳重に保管しておくように」
「は~い」
雪蓮達を横目で見ながら冥琳は小さく判らないように笑った。
「あ、あんまりじゃ……」
「冥琳のいけず~~~~~」
「そう思うのなら以後気をつけなさい」
酒瓶を片付けていく冥琳と穏の背中を雪蓮と祭は恨めしそうに見ていた。
「よし、とりあえず酒はこれで最後ね」
「そうですよ~」
山のように置いてあった酒瓶が残り一本になっていた。
穏はこうなることを予測していたのか予め華雄達も待機させていたため、あっさりと片付いた。
「では私はこの二人に説教をする。穏は先に行きなさい」
「は~い。雪蓮様、祭様、がんばってください~」
のんきにそんなことを言って部屋を出て行った穏。
そして残された雪蓮と祭、そして冥琳。
言葉のない空気の重い時間が始まるかと思った矢先、冥琳が何かを思い出した。
「しばし席をはずすのでそこで反省をすること」
それだけを言い残して部屋を出て行った。
最後の一本である酒瓶を残して。
しばらくはじっとしていた二人は冥琳が帰ってこないことを確認すると、残された一本を手にして味見をし、交互に酒を呑み始めた。
その様子を部屋の外で立っていた冥琳がそうなることを予想していたのか微笑んでいた。
そして翌日。
「雪蓮!祭殿!今日という今日は許しません!」
無類の酒好きから酒を取り上げてもまったく効果なのないことをまたしても被害者であり共犯者に仕立て上げられた一刀は蓮華と思春の説教を聴きながら思った。
(座談)
水無月:お酒ということで今日のお話でした。
雪蓮 :お酒はいいわよね~♪
冥琳 :確かにそうだけど、雪蓮と祭殿は少々呑みすぎる。
水無月:私もどちらかといえば好きですけど、年に二、三度呑めばいいほうですね。
冥琳 :それだけならどれだけ苦労が少なくなることか。(はぁ)
水無月:ご苦労お察しします。
雪蓮 :酒は人生の楽しみよ♪呑まなきゃ♪
水無月:まぁ適度に楽しいお酒を呑むのはいいかもしれませんね。
冥琳 :そろそろ年の瀬。これからお酒を呑むことが多くなる時期だが、呑みすぎには注意ね。さもなければ雪蓮や祭殿のように手が付けられなくなる。
雪蓮 :冥琳ったら、そんなに気にしているとその黒髪が真っ白になるわよ?
冥琳 :そうなったら雪蓮と祭殿のせいということにしておくわ。
雪蓮 :え~~~~~。
水無月:まぁなんにしても呑みすぎには注意ですね。というわけで再来週ぐらいには完結編も書きあがると思うのでそれまで番外編をよろしくお願いします!
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ほんの少し前に知り合いと話していると出てきたお話です。
呑んでも呑まれるな!(意味不明)
時間的には祭が出産して数日後のお話ですのでご注意を。
それでは番外壱弐いってみましょう~。