コトブキヤ「ヘキサギア」シリーズより

「アーマータイプ・センチネル・エコー」
「黄色の６号」
です。

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ヴァリアントフォース中東方面軍に所属する新兵「エコー」は、物資の買い出しに訪れた町で開催されていた違法な賭けレース場を訪れた。こういった町での違法レースとくれば八百長当たり前の胡散臭いレースと相場が決まっているのだが、恐れ知らずのエコーは給料全額を黄色の６番に一点賭けする。
レース終盤、先頭を走っていた三台が連鎖クラッシュにより退場。後方を追っていた黄色の６番がトップでゴールする。
見事莫大な配当金を得たエコーであったが、八百長レースで小銭を稼いでいた地元ヤクザにとってはたまったものではない。支払いをゴネる胴元に、エコーは悪びれず言った。
「配当金はいいからさ、そのかっちょいいバイクくれよ。黄色いやつ」
隠してレース車両の一台をせしめたエコーは、基地に戻った。
当然、任務の最中に博打に興じていた事をめっちゃ叱られた。