全体的に塗り以前の人体バランスがおかしいので、基礎的なデッサンをやりましょう。デッサンが嫌いなら、構図ごとのデフォルメパターンと陰や皺の付け方を暗記しましょう。

まず、塗りとはものの形・質感・光源が決まって初めて正しく表現できるものです。例えば、箱や球体の陰を描くときに、その箱や球体の形が歪んでいたら、正しい陰影を描けるでしょうか？そういう意味で、顔の輪郭およびパーツの配置のバランスが悪いし、体もパースを意識して描かれていないので、正面から見ているのか斜め上から見ているのか、よく分からない感じになっています。この状態では、どんなプロでの正しく塗ることはできません。

あと、質感という意味では、ちゃんと実物の服を意識し、ちゃんと皺をつけましょう。今描かれているイラストだと、上着の質感が謎です。正確にやるなら、リアルの服を意識して、きちんと皺をつけて、服の質感に応じて光沢を付けたりして、それをさらにデフォルメなので特徴的な部分のみ残すとか、色々やることがあります。

なお、デフォルメでは大抵はアニメ塗りをすると思います。アニメ塗りは陰影をぼかさずに明確にするので、誤魔化しがしにくいです。そのため、意外と基礎の有無で実力差が出やすいです。

塗りは自体は、立体的な形状を把握する能力がないと基本的にどんな陰がつくのか分からない人になるので、ちゃんと塗れるようになりたいなら、実物を模写する練習も必要になるかと思います。

画材は、色鉛筆だとデフォルメの塗りには不向きではないでしょうか？コピックなどの画材を選択するか、デジタルで塗った方が良いかと思います。

上記でおっしゃっている通り、デッサン崩れがありますが、
私的に、こちらの画風はとても個性的で好感のもてるキャラだと思います。
目・口の描き方がカッコイイです。


ただ、ポーズのことですが、
足の動きが不安定に思いました。
浮いているようにも見えます。

私なりに修正して画像を添付しました。
あまり上手くありませんが…＾＾；


デフォルメをつけるとしたら、
顔と手と足を胴体よりも少し大きくした方が良いかと思います。
それと修正しながら学んだことですが、
人体の動きから、服の動き、装飾品、足の木目柄など
細かい所まで気を配らないと面白みに欠けると感じました。
コミカルなキャラクターは、実物よりも『魅せる力』を出さないと、折角の個性や味などが出なくなるかと思います。


でもこれは、あくまでも個人的な意見ですので、
さらっと聞き流しておいてくださいね。
これからも創作活動応援しております☆

レッドシャンプーさま、こんにちは。

デフォルメの方向性にも色々ありますので一概には言えませんが、とりあえず「芯を通す」事を意識されるとイイと思います(人体だと骨格がまさに“芯”ですよね)。

次に、肉付けをしたあとの「表面の中心」ですかね？ 現状だと、身体のそれぞれのパーツを「見やすい(描きやすい)方向から見て(描いて)、つなげた」様な印象があります。

多分、まだレッドシャンプーさんご自身の「デフォルメの方向性」を模索している段階だと思いますので、この先たくさん描く中で「レッドシャンプーさんの好み(＝方向性)」を見つけるコトが出来ると思いますヨ。楽しみながら頑張って下さい！