美女と野獣編
ある国に態度など粗暴の悪い王子がいました。
そんなある雨の日、みすぼらしく容姿も決して良くない老婆が城に雨宿り程度でいいので入れてほしいと言ってきます。
この老婆実は見た目が美しい女性の魔法使いなのですが……。
「…………」
王子は考えました。
実はこの王子、第六感というのか勘が恐ろしいほど鋭く、この老婆を泊めないと自分がひどい目に遭うと感じましたので……。
「いえいえ、ただで泊めますよ。そんな遠慮なさらず自分の家のようにいてください」
「あれ?」
魔法使いは王子の態度の悪さを出してやろうと思ったら全然違うことされたので拍子抜けしてしまい、結局何もできませんでしたとさ。
教訓 勘のいい人いるから注意しよう
美女と野獣編 パート2
ある国に態度など粗暴の悪い王子がいました。
そんなある雨の日、みすぼらしく容姿も決して良くない老婆が城に雨宿り程度でいいので入れてほしいと言ってきます。
老婆はその代価としてバラを渡そうとしますが……。
「はっはっは」
王子はそのバラを捨ててしまいます。
すると老婆は本当の姿を現しました。その姿は妖艶の美女ともいえるものでした。その老婆の正体は魔法使いだったのです。
老婆は王子の態度が悪いと感じており、その調査に来たのですが、それを目の当たりにし、魔女は王子を醜い野獣へと変えようとしますが……。
「!」
王子の影からよくわからない何かが現れました。
「ダメじゃないか、そんなことをしてもらっては……」
その何かは炎を纏う機械人形のようなものでした。
「私はこの男の人間観察をしたいのだよ。それなのに野獣に変えようとは私の邪魔をしないでくれたまえ!」
機械人形は魔女のかけようとした呪いを簡単に返してしまい、魔女が野獣に変えられてしまいました。
実はこの機械人形、別次元の支配者であり、興味本位でこの次元に現れ、この王子の影の中に入って王子が今後どうなるかの人間観察をしていたのです。
「ふん、消えろ」
機械人形は自分の魔力で魔女を消してしまいました。
「さて、君はこの後どうするかね? このことを機に改心するかね? それともこのまま横暴なことを続けるかね? 私はどちらでも構わないがね。それでは」
機械人形は再び王子の影に入りました。
「……」
王子は少しだけ改心はしたもののあまり変わらなかったそうです。
教訓 呪いをかける時は背後関係などを調べておこう
アラジン編
アラジンと呼ばれる青年がいました。そしてアラジンはふとしたことで魔法のランプを取ってくるように言われ、依頼主に裏切られ、なんとか魔法のランプを自分のものにしました。
アラジンが魔法のランプをこするとそこからなんと魔人が現れました。
「願い事は3つまでね。あ、願い事を増やすという願い事はなしというか無理です」
「じゃあ願い事をいくつでもかなえられるお前自身を新しく作って」
「は?」
「願い事を増やせないなら新しいお前を作ってそいつにさせればいいからな」
「……」
アラジンは意外にも強欲でした。
「できない……とは言ってないでしょ?」
教訓 できないことはもっとはっきり言おう
アラジン編2
アラジンは魔法のランプを悪人に盗られ、悪人は国の支配者となり、さらに最高の魔法使いとなりアラジンを国外追放してしまいます。
アラジンは思いました。
「このままじゃ……」
「ほぅ……」
アラジンはどうにか国に戻り悪人の前に立ちます。
「またやられに来たのか」
「そうはいかないさ」
「出てこい、魔人よ!」
悪人はランプの魔人とともにアラジンを迎え撃とうとしますが……。
「ふふふ」
するとアラジンの影から全く別の存在が現れました。
「な、なんだこいつは!?」
「ほぅ……それなりの魔力はあるようだが、私以下だな」
「……」
ランプの魔人は震えてました。
実力差がありすぎることを肌で感じていたのです。
「ダメです……あいつの戦闘力……私たちの1万倍あります」
「なんだと!?」
「お前が悪代官というやつだな? 消えろ」
謎の存在は悪党を簡単に消しました。
「さて、願いはかなえた。この後は君次第だ」
そうして謎の存在は帰ってきました。
教訓 復讐するときにもっと恐ろしい存在が来る可能性があるから注意しよう
作者「さて、今回のことだけど、どっちも謎の存在が出てきたけど、これ誰のことかというとぶっちゃけるとドクターストレンジに出てくるドーマムゥ(ドルマムゥ)みたいな奴です。
まあ最近シュマゴラスの解説動画見た影響です。それでは!」
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ふと昔見た「ドラえもん 名作劇場」を思い出し、そんなノリで書いたものです。
一部昔テレビで見た情報やどこかの漫画であるような展開やMADなどであるようなセリフなどもあったりします。