白雪姫編
ある所に女王がいました。
「鏡よ鏡さん、世界で一番美しいのはだぁれ?」
女王は魔法の鏡に尋ねます。
「それはここから少し離れた森に住んでいる白雪姫です」
「なんですって~」
女王は白雪姫を抹殺するために毒林檎を制作しました。そして老婆に変装し、白雪姫抹殺に行きました。
白雪姫は森で小人たちと一緒に住んでましたが現在小人たちは仕事に出かけてました。つまり白雪姫は現在一人で家にいました。
そこに老婆に化けた女王が来ました。
「お嬢さんや」
「なんです?」
「この林檎を食べてみてくれんか?」
「なんで?」
「新作なんじゃが他の人に食べてみたいと思っての……」
「……」
白雪姫はその林檎を見てこう言いました。
「おばあさん、その林檎食べてみて」
「え?」
「食べれない?」
「え、いや私は食べたばかりで……」
「食べたばかりでも食べれるでしょ? 食べてみなさい」
「……」
「毒でも入ってるのかしら?」
「………きええええええ!!」
女王は林檎を白雪姫に向かって投げるが白雪姫は近くにあったもので防ぎます。
「なんでそれに毒が入ってるとわかった?」
老婆の姿から元の姿に戻る女王。
「こんな森の中に林檎の新作を食べてほしいと来る人間がいると思う? いるわけないでしょ。私の暗殺が目的でしょ?」
「ならば直接殺すまでだ!」
「あちゃああ!」
白雪姫は卓越された肉体により女王を返り討ちにしました。
「化けるなら熊にでも化けるべきだったわね」
教訓 時と場所を考えよう
かぐや姫編
あるところにおじいさんとおばあさんがいました。
おじいさんが竹を取りに行くと一本の竹が光っていました。
おじいさんがその竹を慎重に取ってみるとそこには女の子の赤ん坊がいました。
その赤ん坊はかぐや姫と名付けられそれから数十年経ちました。
かぐや姫の元に一つの書状が届きます。それは自分が月の者で次の日の夜に迎えが来るというものだった。
おじいさんとおばあさんは抵抗するも月の者たちによってかぐや姫は月に帰ってしまします。
「あの子がいなくなってもう3日か……」
「もうその話はやめなさいおばあさん」
かぐや姫がいなくなって元気のないおじいさんとおばあさん。
しかし……。
「ただいま~」
なんとかぐや姫が家に帰ってきたのです。
「「かぐや姫!」」
「なんで?」
「月に行ったのでは?」
「あああのあとね……」
かぐや姫は語ります。
それは自分が月に帰ってすぐに……。
「え? お父様が?」
「はい!」
かぐや姫の父は亡くなり、自分が月の統治者になるというものでしたがその就任式に……。
「私統治者になる気ないから」
『え!?』
それを聞いた全員が驚きました。
「じゃあいったい誰が?」
「妹に頼むから、あとよろしく!」
そういってかぐや姫は乗り物に乗って地球に戻ってきたのです。
「というわけ」
「しかしいいのかい?」
「ほとんど会ってない親より私にはおじいさんとおばあさんの方が親だと思えるわ」
「かぐや姫……」
「それにあの妹の方がよほど統治向いてると思うし、仮に滅んでも私には関係ない。むしろなんで地球に送ったのか私にとっては気がしれないわ。だからおじいさん、おばあさん、死ぬまでよろしくお願いします!」
こうしてかぐや姫は月の統治者をすぐにやめ、おじいさんとおばあさんとともに暮らしました。
ちなみに月はうまく妹が頑張ったそうです。
教訓 自分のことは自分で決める!
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ふと昔見た「ドラえもん 名作劇場」を思い出し、そんなノリで書いたものです。
一部昔テレビで見た情報やどこかの漫画であるような展開やMADなどであるようなセリフなどもあったりします。