No.979081

裏ビーストテイマー・ナタ97

リュートさん

本編のパラレルワールドをシナリオにしてみました。ストーリー第97話。

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2019-01-02 00:45:12 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:105   閲覧ユーザー数:105

サニーが泊まるのでアークは寝室には入らず、リビングのソファーに座っていました。天使は眠らないので、布団に入らなくても平気です。

 

「アーク様、ごめんなさい…。私のせいでソファーで寝なきゃダメなんて」

 

「いや、気にしなくて大丈夫だよ?それよりナタと仲良くしてくれて感謝してる。他の女子から酷い事をされているみたいだったから」

 

「そんな!私の方が仲良くしてもらってるんです」

 

「ナタは学校でどんな風に過ごしているのか話してくれないか?もしいじめてる奴がいたら教えて欲しいんだ」

 

「ナタちゃん頭も良いし、可愛いから男子からは人気あるんです。勉強教えてあげたり、デートも色んな人としてました」

 

「全然、知らなかった…。今でも男子とデートしてるのかな?」

 

「いえ、結婚してからはデートは断ってるみたいです」

 

「そうか、安心した…」

 

「あ、あの…アーク様は頼めば、誰にでもハグをしてくださるって聞いたんですが、本当にしてくださるんでしょうか?」

 

「ハグくらいならファンサービスで誰にでもしていたよ?」

 

「私にもハグしてもらっても…良いですか?」

 

アークはサニーを抱き締めました。そこへタイミング悪く、ナタがドアを開けて出て来ます。

 

「アーク、サニーちゃんに何してるの?」

 

「こ、これはファンサービスだよ?」

 

「ふーん、じゃあファンサービスでキスもしてあげたら?アークは誰にでもキスしてるもんねー」

 

「待ってくれ!誤解なんだ。キスは誰にでもするわけじゃない」

 

「でもリズって女にはサービスでキスしまくってたんでしょ?」

 

「それは仕事だから仕方なく…。何度も言ってるじゃないか?」

 

「それじゃ、ごゆっくりどうぞー。サニーちゃんも私の事は気にせず続けて良いわよ?」

 

ドアをバタンと閉めて内側から鍵をかけてしまったようでした。

 

…つづく


 
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