No.977998

クリスマスパーティー2018

赤城まやさん

いろんな視点から西条さんの家で行うクリスマスパーティーへ行くという感じにしてみました。
国際免許についてはwikiで調べたので、合ってるかどうか…?

ちょっと長すぎたので、前後半に分けさせていただきました。
後半→(今年中には…)

2018-12-25 17:39:11 投稿 / 全8ページ    総閲覧数:684   閲覧ユーザー数:680

「美森ちゃん、まやちゃん。もう行く時間ですよ。」

栗色でロングヘアの実里さんが美森さんとまやちゃんを呼ぶ。

「はい、お母さん♪」

黒髪ロングの美森さんが返事をする。

「あっ、お財布忘れてた…」

同じ栗色でロングヘアのまやちゃんが自分の部屋で財布を探している。

「えっと…ここに置いたはずなんだけど…」

「下に落ちていませんか?」

「あっ、あった!」

「ちゃんとお金、入っていますか?」

「うん!」

「はやくいきますよ~」

「はい!」

美森さんとまやちゃんは急いで玄関へと向かう。

「目的地を西条さんの家にしたいので、西条さんの電話番号を教えてください。」

「これですけど…」

美森さんは西条さんの携帯電話が書かれている画面を実里さんに見せる。

「これ、携帯の電話番号ですね…」

「西条さんに電話しますか?」

「はい、お願いします…」

美森さんは西条さんに電話をかける。

 

「もしもし、豊原ですけど…」

「美森ちゃんか?西条やで。どうしたん?」

「固定電話の番号を教えてほしいのですが…」

「なんでや?」

「目的地の設定をしたいので…」

「あぁ、わかった。教えるわ。」

西条さんは美森さんに電話番号を教えた。

「あっ、出てきました。」

「たぶん、私の家の住所やわ。」

「わかりました。今からそちらに向かいます!」

「わかった。待っとるね~♪」

 

「では、行きましょうか。」

「はい!」

西条さんと前島さんはクリスマスの用意をしていた。

「ふぅ…こんな感じかな…」

「西条さん、ケーキと七面鳥買ってきたよ~

「あっ、ありがとな~」

「飾り付け、うまくできてるわね。」

「うん、頑張ったで!」

前島さんは少し息を吐いて、西条さんに抱きつく。

「そんな暗い顔してどうしたん?」

「いや、今日で西条さんと一緒に過ごすクリスマスは最後なんだなって…」

「まぁ、そうやけど…暇なときは大阪に遊びに来てもええし、東京に遊びに行くからさ。」

「ほんと?」

「うん!」

西条さんは前島さんの肩をぽんぽんと叩いた。

「そんな暗い顔してたら、クリスマスパーティーが暗くなるやろ?明るく行こうや!」

「西条さん…!」

前島さんは西条さんを強く抱きしめた。

「ここらへんでしょうか…」

「えっと、あとちょっとで目的地ですよ。」

「ここですね。着きましたよ。まやちゃん。」

実里さんがまやちゃんを起こす。

「むにゃむにゃ…もう着いたのぉ~?」

「はい、着きましたよ。美森ちゃんも準備できてますか?」

「はい、出来てます。」

「では、車から出ましょうか。」

3人は車から出て、インターホンへと向かう。

「では、鳴らしますよ。」

「お願いします。」

美森さんは西条さんの家のインターホンを押す。

「はーい」

「豊原美森です。」

「あっ、美森ちゃん。今開けるね!」

西条さんは玄関ドアを開ける。

「いらっしゃい!入ってええで♪」

「お邪魔します。」

3人は西条さんの家に入った。

「きれいなお家ですね…♪」

「ほんまか?ありがとうな~」

4人はリビングへ向かった。

「皆様、今日もアラスカ航空743便、名古屋行きをご利用くださいましてありがとうございます。まもなく出発いたします。」

「はぁ、日本に行くの久しぶりね…」

ブロンズ色でロングヘアのジェニー=グッドウィンちゃんが飛行機の座席に座る。

「この時計はアラスカ時刻、そしてこの時計は日本の時刻ね。」

ジェニーは日本にいるプリースさんに電話をする。

「もしもし、プリースちゃん。」

「あっ、ジェニーちゃん。飛行機乗れたの?」

「うん、乗れたよ。もうすぐ離陸時間よ。」

「わかった。待ってるね。」

「はーい。」

離陸時間になり、ジェニーちゃんを乗せた飛行機は日本へ飛び立った。

 

「ふう…これで終わり…と。」

鳥海さんはポニーテールで結んでいた髪をほどく

「お疲れ様。はい、ジュース。」

続いて、ブロンズ色のロングヘアで黒色の眼鏡をかけたクレア=プリースさんが

「ありがとう、プリースさん…ふう、本屋さんの仕事は大変だね…」

「そうね、陳列したり、丁寧に接客したり、重たい本を持ったりしなきゃいけないもんね。」

「腕が疲れたよぉ…」

「腕、揉んであげようか?」

「ありがとう…」

プリースさんは鳥海さんの二の腕を揉む。

「疲れが取れる~」

「二の腕…引き締まってるわね。」

「そうかなぁ…」

鳥海さんは自分の二の腕を見ながら、少し照れた。

「ありがとう、プリースさん。お礼にプリースさんのも揉んであげる~」

「私は疲れてないから大丈夫よ。」

「いいから!いいから!」

鳥海さんはプリースさんのお腹を揉む。

「ひゃぁ!お、お腹!?」

「お腹使いすぎて疲れてないかなって~」

「使ってないし、疲れないよ!」

「にしても、プリースさんのお腹…ぷにぷにで気持ちいい~」

「少し…くすぐったいから話して…」

「やだぁ~」

鳥海さんはプリースさんのお腹を揺らす。

「んんっ…恥ずかしいよぉ…」

「あっ!」

鳥海さんが我に返り、時計を見る。

「今、何時だっけ?」

「んんっ…?うぅ…18時40分…」

「クリスマスパーティーが19時30分だから、もう行かないと!」

「そうね…」

着替えて車へ向かう。

「鳥海、免許証持った?」

「うん、見せてあげようか?」

「見てみたいわね。」

鳥海さんは自分のバックから免許証を取り出す。

「どう?」

「これ、すっぴん?」

「そうだけど…」

「すごい綺麗ね…いいなぁ…」

「プリースさんのは?」

「えっと、国際運転免許証とパスポート、日本の運転免許証があるけど…」

プリースさんは免許証を見せる。

「国際の免許証を所得したところって、イギリス?」

「いや、日本よ。イギリスは生まれてから中学卒業までしかいなかったからね。」

「アメリカは?」

「高校時代の3年間だけよ。」

「へぇ…」

鳥海さんはプリースさんの顔写真を見る。

「可愛いじゃん!ていうか、顔がそこまで変わらないね。」

「まぁ、眼鏡かけてるし、仕事中や大学の時もほぼ、すっぴんだからね。」

「へぇ…可愛いなぁ~」

「もう時間よ。」

「あぁ、ごめんごめん…はい、免許証。」

「ありがとう、すべて私のだね。」

「うん!じゃあ、いくよ~」

鳥海さんはプリースさんを乗せた車を走らせた。

19時00分

「ぼちぼち料理作ろうかな。」

「私も作りますよ。」

「実里さんにはパーティーの時、いつも料理作ってくれはるさかい…今日はうちが作りますわ。」

「そうですか…では、用意を…」

「クリスマスの用意ならもうしてありますよ。」

「そうですか…」

実里さんは少し落ち込んだ。

「お母さん、今日はゆっくりくつろぎましょう。」

「そ、そうですね…」

「では、料理を作りますね!」

西条さんは前島さんとキッチンへ向かった。

「さて、何作ろうかな。」

「クリスマスといえばお肉だよね!」

「せやね。うーん…」

「豚肉とかは?」

「豚肉かぁ…例えば。」

「豚肉とチーズを焼くとか、豚肉にナスを巻いて焼くとか。」

「それええかもな!それつくるわ。えっと…豚肉あったっけ…」

西条さんが冷蔵庫の中を探すと…

「あった!豚肉!」

そう言って前島さんは西条さんのお腹を後ろから揉む。

「ひゃぁ!な、なにすんねん!」

「え、豚肉…」

「うぅ…それ…うちのお腹…」

「豚さんの?」

「豚じゃないもん…」

前島さんは少しサディストな言葉を西条さんにかける。

「うぅ…恥ずかしい…」

「お腹もちもち…♪」

「やめてよぉ…」

2人のイチャイチャは5分くらい続いた。

前島さんは西条さんに「リビングに行ってて」と言われたので、リビングへ向かった。

「気を取り直して、豚肉とチーズを焼くで!」

西条さんは豚肉を焼き、その上にチーズをのせる。

「おいしぞうやなぁ…お腹がすいちゃいそうやな。」

続いて豚肉をナスに巻き、フライパンで焼く。

ぐぅぅぅぅ…!

「お、お腹なってもうた…」

ぐぅぅぅぅ…!

「お、美味しそうやな~」

焼き上げると、前島さんを呼び、料理を運んでもらった。

 

「出来上がったよ~」

「おぉ、おいしそうですね!」

「おいしそう!」

美森さんとまやちゃんがお腹を鳴らしながら、料理を見つめる。

「もう、食べてもいいよ~」

「はい!いただきます!お母さんも食べましょう♪」

「はい♪」

3人は西条さんが作った料理を食べる。

もぐもぐ…もぐもぐ…

もぐもぐ…もぐもぐ…

もぐもぐ…もぐもぐ…

「美味しいですね!」

「うん、脂がのってて美味しいです♪」

「このナスの料理もおいしいね~♪」

3人は2つの料理をぺろりと完食した。

19時15分

(ピーンポーン)

「あっ、前島!今鶏肉焼いてるから、出てくれる?」

「はーい!」

前島は玄関のドアを開ける。

「鳥海です。」

「プリースです。」

「あぁ、上がって~ってあれ?長山ちゃんと福田ちゃんは?」

「2人ともまだ大学ですよ~」

「鳥海ちゃんって、福田ちゃんと同じ学科だよね?」

「そうですよ~」

2人が話していると、電話が鳴る

「もしもし~」

「福田だよ~」

「今何してるの?」

「今、大学の講義が終わったところだよ~今から西条さんの家に向かうね~」

「あれ?長山は?」

「私の隣にいるよ~」

「はーい。待ってるね~」

 

「そっちに向かってるみたいです。」

「そうなんだ~」

「そろそろ中に入ってもいいですか?」

プリースさんがちょっと寒そうにしている。

「あっ!ごめん!中に入って!」

「お邪魔します!」

鳥海さんとプリースさんは西条さんの家に入る。

「あっ、美森ちゃ~ん!」

「鳥海さんとプリースさん…ひゃあ!」

鳥海さんは美森さんを抱きつく。

「美森ちゃん、全身もちみたいで気持ちいい♪」

「くすぐったいです…恥ずかしい…」

「むにむにもちもち~」

「揉まないで…///」

「こらこら、暴れてはいけませんよ。」

実里さんは鳥海さんを止める。

「はい…」

プリースさんは机に置いてある料理を見つける。

「おいしそうな料理ね、食べてもいいかしら。」

「はい、食べてもいいですよ♪」

「では、いただきます?」

「どう?おいしいですか?」

「うん、美味しいわね。これ、まやちゃんが作ったの?」

「ううん、西条さんが作ったのです。」

「あぁ、西条さんね!あの人料理上手だもんね~」

「うん!」

プリースさんとまやちゃんは料理をいっぱい食べた。

19時30分

(ピーンポーン)

「はーい!」

「あの、福田です。」

「長山です。」

「門開けて、入ってええで!」

「お邪魔します!」

福田さんと長山さんは西条さんの家へ入っていった。

 

「さて、チキンとケーキ、あと、寿司を持ってきたで!」

「さぁ、パーティーを始めるわよ!」

「あれ、長川ちゃんと梶山ちゃんは?」

「えっと、梶山さんと長川さんはもうすぐ着くみたいです。」

「シャンパンとシャンメリーは?」

「冷蔵庫にあると思うで。」

「取りに行ってもいい?」

「後から取りに行くわ。ではいくでぇ~!」

「「「「「「かんぱ~い!」」」」」」

みんなはチキンやケーキを食べる。

むしゃむしゃ…むしゃむしゃ…

ぱくぱく…ぱくぱく…

「どう?おいしいか?」

「はい、おいしいです♪」

前島さんはシャンパンとシャンメリーを持ってくる。

「シャンパンはここの机に、シャンメリーはここの机に置いておくから、自由に持って行ってね!」

「はい!」

「このケーキ…おいしいです…♪」

「このケーキもおいしいね~」

美森さんとまやちゃんは、ショートケーキはチーズケーキを食べる。

「この鶏肉の料理…脂がのってて美味しいですね…♪このお寿司も…美味しい♪」

「実里さん、いっぱいたべますね。」

「せっかくのクリスマスですもの、いっぱい食べないと♪」

「そうですね…♪」

みんなが料理を食べていると…

(ピーンポーン)

「はーい!」

「梶山です~」

「長川です!」

「加賀ですよ~」

「あっ、中に入って~」

梶山さんと長川さんとプロテニスプレイヤーの加賀さんがリビングに入りおいしいものを食べる。

その話は後半へ続くのであった…。

 

 

 


 
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