No.97387

まじこい 百代ルート アフターのアフター 10

秋風さん

今回は・・・

あ、あれ~?

またこの子は何やってんだか・・・

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2009-09-25 23:55:23 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:6592   閲覧ユーザー数:6093

11月22日(日)

 

 

七浜

 

 

大和「ふぅ、これでよしっと・・・」

 

昨日までのおかげで、何とか実現できた・・・

 

が、これはもういらないのかもしれないな・・・

 

しかし、お腹が空いたな・・・

 

昨日からろくに食べていないし・・・

 

何か食べていくかな・・・

 

 

宇佐美代行センター

 

百代「ヒゲっ!」

 

巨人「何だ、いきなり・・・」

 

百代「大和を知らないかっ?」

 

巨人「あぁ、直江か?朝に七浜に向ってったぞ」

 

百代「分かったっ」

 

巨人「おいおい、何なんだ・・・ありゃ・・・」

 

 

七浜

 

・・・

 

食休みをしながら七浜の町を歩いていた・・・

 

京「見つけた・・・やっぱりこっちだったんだね・・・」

 

大和「何してんだ?こんな所で・・・」

 

京「私のせいもあるから、何か手伝えないかなって・・・」

 

大和「あぁそれか・・・いや、今回は俺の爪が甘かったんだ・・・気にするなって」

 

京「でもっ」

 

大和「大丈夫だよ・・・」

 

頭を撫でてやる・・・

 

京「う~」

 

大和「用もすんだし、帰るか」

 

京「大和、モモ先輩とは会ってないの?」

 

大和「姉さんと?」

 

姉さんが探してくれているのか・・・

 

大和「いや、会っていない・・・」

 

京「じゃ、連絡を入れといた方がいいよ」

 

大和「?何でだ、皆にはちゃんと連絡しただろ?」

 

京「うん、けどモモ先輩、大和が帰って来てないって知ったらすぐに飛び出して」

 

姉さん・・・っ

 

やっぱり俺のことが・・・

 

大和「そっか、なら今にでも・・・」

 

百代「おいっ!」

 

っ!?

 

大和「姉さんっ!今、連絡しようと思っ・・・」

 

バシッン!!

 

百代「心配させやがって・・・」

 

姉さんが抱きしめてくれる

 

大和「姉さん・・・」

 

百代「大和・・・」

 

京「む~、しょーもない」

 

百代「ところで、何でもう京がいるんだ?」

 

百代「(私でも最速で源とヒゲの所に行って来てこの速さなのに・・・)」

 

大和「へっ?」

 

京「え?、え~っと・・・」

 

京「(約束であのことは言えないし・・・)」

 

京が明らかに困っている・・・

 

俺との約束を気にしてくれているのだろう・・・

 

これ以上京には迷惑をかけられないな・・・

 

大和「俺がっ、俺が呼んだんだ」

 

ピクッ

 

百代「ん?何で大和が京を呼ぶんだ?」

 

大和「あ、それは・・・その・・・」

 

百代「そうか、やっぱり大和は私よりも京の方が良いんだな・・・」

 

大和「なっ!?」

 

百代「そうだよな、京とは遊んで、私は選挙なんて無駄なもので、後回しに・・・」

 

無駄・・・?

 

俺のやっていることは無駄なのか・・・?

 

それじゃ、何のために・・・?

 

俺は頑張っているんだ?

 

百代「もう、大和は私のことなんてなんとも思っていないみたいだな」

 

百代「(違う、こんなこと言いたい訳じゃないのに・・・)」

 

大和「・・・姉さん、京・・・ごめん、やっぱり少し1人にさせてくれないかな・・・」

 

百代「・・・好きにしろ」

 

京「・・・うん」

 

・・・

 

姉さん・・・

 

そんなこと言われたら、俺は何のために頑張ればいいんだ・・・

 

無駄なんて言わないでくれ・・・


 
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