No.966264

真・恋姫ガールズ&パンツァー 第五話

アサシンさん

情報を制する物が試合を制する

2018-09-06 07:00:50 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:1303   閲覧ユーザー数:1278

 

 

 

全国高校生戦車道大会、サンダース大付属高校対大洗女子学園

試合会場にて自分は会長の側に居た

 

 

杏「お~思ったより人が来ているねぇ」

ボコゥ「半数以上は十中八九サンダースへの偵察でしょう、黒森峰の隊長と副隊長を視認しました。あとダージリンさんとオレンジペコさんが応援に来てくれていますよ」

杏「なら負けられないねぇ?」

ボコゥ「ええ、多少泥臭かろうと負ければ全てが終わりますからね」

 

 

他の面々が準備を整えている中。準備を終えている自分と会長が雑談しているとサンダースの副隊長コンビがやって来た

 

 

ナオミ「おや、本当に出るんだね」

ボコゥ「ええ」

河島「貴様等何しに来た!?」

アリサ「食事の誘いよ、ウチの隊長がぜひ来てねって」

杏「おぉ~良いねぇ、皆行こっか」

大洗チーム「「「「「お~」」」」」

西住「いいのかなぁ?」

ボコゥ「大丈夫だ、問題無い」

冷泉「その言葉は駄目だろう?」

 

 

っと言う事でサンダース陣営へお招きさせてもらったんだが、物量がすげぇ。ヘアサロン車とか居るか?

他の面々がテンション高めにアメリカならコレだ!って飲食物を頂いている光景を眺めていると突然目の前が真っ暗になった、手持ちのポケモ〇が全滅したカナ?

 

 

??「ヘイボーイ!だ~れだっ♪」

ボコゥ「アメリカン?な誰だですねケイ先輩」

 

 

はい、悪戯っ子の正体はサンダースの隊長ケイ先輩でありました

ケイ先輩と杏会長がレベルが低いギャグで爆笑したり盛り上がったりした後、オットボールこと優花里を見つけて、見つかった方はビクビクして来たがエキサイティング!ウチは何時でもウェルカム♪と歓迎されてホッとしたりと、試合前に交友しアメリカンな環境を楽しんだ。蝶野教官と監視員審判の方達の前で互いに隊長副隊長が前に出て開始前の挨拶を終えた自分達は互いに良い笑顔で自分達のチームの元へと戻って行く

 

さぁて、戦車道の試合を始めようか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボコゥ「『何度も会議で言って来たがサンダースの隊長はフェアプレイを心情としているが一両に対して多数の車両をぶつけてくる実にアメリカンなフェアプレイヤーだ、十分に気を付けて欲しい』」

西住「『それに私達の戦力差はほぼ二倍です、ですがフラッグ車を倒せばこちらの勝です、私達はカメさんを撃たれず見つからないように気を付けつつ敵戦力を削ぎ、相手フラッグ車を撃破しましょう。ボコゥ班の皆さんお願いします!』」

ボコゥ「『ボコゥ了解、アヒル、ウサギ各車森へと先攻偵察に向かう、行こうか磯部先輩、梓』」

磯部「『了解しました!行ってきます西住隊長!』」

澤「『ウサギチーム、続きます』」

 

 

開始早々戦力差を可能な限り払拭するために近場に在る森林地帯へと入った、コレで少なくともドイツの虎絶対殺すタンクなファイアフライの狙撃は防げる・・・・・が

 

 

澤「『こちらウサギチーム!敵車両と接敵しました!シャーマンが三両!』」

磯部「『こちらアヒルチーム!こっちにもシャーマンが三両来てる!』」

ボコゥ「・・・速すぎる、ヤッパリ(カチャ・ピ・ポ・パ・・・・♪)『(聞こえるか隊長、「彼女」最初から使って来た。手筈通りに・・・♪)』っと『撃破は考えず昼飯で被弾しても撃破されない事だけを考えろ!西住隊長!こちらウサギ・アヒル各車に三両づつシャーマンに囲まれた!』」

西住「『解かりました、ボコゥチームは引き続き見つからない様気を付けて。私達救助に向かいます』」

ボコゥ「『委細承知!』・・・・・ふぅ、まさか開幕から上げるとは」

 

 

伯爵の天盤を開けて空を見上げればサンダースへ潜入偵察した時に見つけた物がぷかぷかと浮んでいた、盗聴を見つけた時から嫌な予感はして来たが一回戦から自分達相手に使うとは

 

 

観戦サイド

 

黒森峰

逸見「・・・妙ねサンダースの動きが速過ぎる」

まほ「違和に気付いたのならその糸を辿れば正体が見えてくる、思考しろエリカ」

逸見「はいっ隊長!」犬耳ピコピコ♪尻尾フリフリ♪(※幻▽覚です?

 

聖グロリアーナ

ダージリン「あらペコ、アレは何かしら?」

オレンジペコ「アメリカ製の無線傍受器ですね」

ダージリン「さすがなんでもそろっていると自負する国だけはあるわね」

オレンジペコ「地獄のホットラインもでしたか?」

 

 

大洗サイドへ

 

 

救助に向かったあんこうへ更に三両のシャーマンが接敵しサンダースのフラッグ車を除いた全車両を相手にしながらもアヒル・ウサギチームを救出した後にボコゥチームを除いた大洗チームは無線機を使わず車体から身体を出してエンジンも切って予定していたポイントに集まっていた

 

 

西住「まさか本当に使って来るなんて」

澤「ルール違反、じゃないんですよね?」

秋山「はい、大会規定には抵触しません」

杏「ボコゥの準備は無駄に成らなかったね」

カエサル「それでは今後の動きは」

西住「はい所定通り敵本体を離し、敵フラッグ車を釣り出します『(ボコゥくん、そっちの状況を教えて)』」

ボコゥ「『(既に見つけた、竹林エリアに居る。何時でも釣れるぞ)』」

西住「『(解かりました、敵戦力を削いだ後に釣ります。そのままこちらの準備が整うまで御願いします)』」

ボコゥ「『(委細承知)』」

西住「ボコゥくんが相手フラッグ車を見つけてくれました。無線傍受がケイさんの指示では無く副官の独断行動と仮定して行動します、パンツァー・フォー!」

 

大洗チーム「「「「「オー!」」」」」

 

 

その後はスムーズに事が進んで行く

先ず無線で某ポイントを伝えそこではバレー部事アヒルチームが木々を集め戦車で引きずり回す事でやって来た三両に慌てている様に見せ、油断した所を歴女達カバさんチームの三号突撃砲が狙撃し一両撃破、反転した残り二両を複数の砲塔を持つM3リーが先輩の力を見せてやるよ!と意気込むが如く、澤の適切な指示の元一両に二両分の砲撃を叩き込み二両も撃破した。カメさん?あんこうさんの直ぐ側で隠れておられます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アリサ「チッ、偶々上手く行ったからって調子に乗るんじゃないわ・・・・・アーッハッハッハッハ!」

装填手「ひっ。いきなり何!?」

アリサ「バカねぇ彼女達!捨て身で挑もうと高地に出れば恰好の的よ♪『隊長、連中は128高地に集まっています』」

ケイ「『ちょっとちょっとそれどういう事?本当なの?』」

アリサ「『私の情報は完璧です』」

ケイ「『根拠は?』」

アリサ「『女の感です』」

ケイ「『アッハッハッハ♪OK!行くよ~皆』」

サンダースチームメイト「「「「「イエス、マム!」」」」」

 

 

 

128高地にて

 

・・・・・ポク・・・・ポク・・・ポク・・・チ~ン♪

 

 

ケイ「何も無いよぉ~!」

アリサ「『そんな筈ありません!?』どういう事なの?」

 

 

その時竹林の中から一両の豆タンクが人用の柵を壊して現れ

 

ガウンッ!

 

対戦車ライフルをぶっ放しシャーマンの正面に躍り出た後小バカにするように一回転旋回し蛇行しつつ逃げて行く

Qこのまま見送りますか?

 

 

アリサ「蹂躙してやりなさい!撃て!撃てぇええええええ!」

 

 

Aぶっ放し返す!

 

 

ボコゥ「『ギャー!シャーマンキター!?隊長合流させてぇ~!!』っと『(こちらボコゥチーム、フラッグが釣れた所定の位置へ誘導する)』」

西住「『了解しましたM3リーを向かわせます、合流まで何とか逃げ切ってください』『(合流次第ウサギさんとアヒルさんはボコゥ班に返すね)』」

 

 

さて、『』は通常の無線での通信に対して『()』はサンダースで盗聴と無線傍受器に気が付いたボコゥが危惧して各チームの隊長と通信手用に用意した耐水・防塵・衝撃が付いている携帯端末だ

外と連絡すれば一発で即失格してしまう為、各チームへの電話とメール以外出来ない様設定されている。かなり際どいが戦車道連盟や大会運営へ確認と承認を頂いた物だ、原作では武部沙織が私物の携帯で各車へのメールの早打ちを。外部との連絡手段を全て排除した仲間内専用の携帯端末で行ったのだ・・・以上説明を終え、これより本編へ戻りますby駄作者

 

 

アリサ「まぁ今はいいわ、ヘンテコ仮面野郎が乗っている目の前の豆タンクをとっととスクラップにしてやりなさい!機銃斉射!」

乗員「「「い、イエス、マム!」」」

 

 

ドォン!ドォン!ドォン!

バババババババババババ!

 

 

ボコゥ「おおぅ?装填速度が上がったなって機銃までばら撒くとか止めてくれないかな、伯爵だとそれ結構痛いんだよねっと『(こちらボコゥ、六十秒後に正面に出る、聖グロ戦の時みたいにフレンドリーファイアしたらメガネ砕くぞ?)』」

西住「『(あははは、大丈夫だよボコゥくん、直ぐに焚き木が燃えているのが見えてくると思う。煙が凄いけど気にせず突っ切って)』」

ボコゥ「『(委細承知)』っとアレだな」

 

 

もうもうと煙を作っている複数の焚き木目掛けて直進し、十数秒程で煙の中から抜けた出した

 

 

ボコゥ「『(フレンドリーファイアが起きなくて何よりだ。アヒルチーム・ウサギチーム付いて来てくれ)』」

磯部「『(了解っ)』」

澤「『(了解、続きます)』」

 

 

アヒルとウサギに合流して直ぐにキルゾーン(待ち伏せ)から脱出し、もうすぐあんこう達に気が付いて撃破出来なければ128高地に行っている本隊に援軍の要請が出されるだろう

故に自分達が保険として向かい相手フラッグ車には高火力のカバさチームと優秀なあんこうチームが居るから大丈夫だ

後方から直ぐに複数の砲撃音と駆動音が聞こえた、どうやら撃破し損ねたようだ。今は攻守が逆転した鬼ごっこで予定エリアへ追い込んでいる頃だろう、後方から迫る脅威、サンダースの本隊。特にシャーマン・ファイアフライを合流させない為に向かう

 

 

128高地からフラッグ車までの最短ルートにて

 

 

ボコゥ「ファイアフライを入れても五両だけ?残りの二両は何処に?」

澤「『ねぇボコゥ、もしかしてだけど相手の隊長さん、盗聴してたお詫びに同数の車両だけで来たんじゃないかな?』」

ボコゥ「『だとしたらもう一両する筈なんだが・・・』」

磯部「『それもお詫びって事じゃない?何度も聞かされたし今日会ってみた感じスポーツマンシップを凄く感じたよ』」

ボコゥ「『ふむぅ、まぁ一両だけ置いてくのも何だと思ったって事にして置く。それじゃぁコッチも正々堂々と真正面から挑みますか、レッツ・ロックンロール!』」

澤「『パンツァーフォーじゃないんだ!?』」

ボコゥ「『今回はアメリカンに行こう、先輩(戦車)の意地を見せてやれウサギチーム!』」

ウサギさんチーム「『いえっさぁ~!』」

ボコゥ「『アヒルチームは一番大変だろうがバレー部の根性なら出来ます。絶対に相手のサーブを受けずサーブ権を与えない様に』」

磯部「『よしっ、逆リベロで行くよ!根性ぉー!』」

アヒルチーム「『根性以外言っている事全然解かりませんっ!?でもやってやります!』」

 

 

この後の試合の流れを説明しよう、え?戦闘描写しろって?そんな文才無いっってゲボバァ?!by駄作者

 

ボコゥ『失礼、ウチの駄神は黙らせました、解説は自分が引き継ぎます。まず大洗本隊と敵フラッグ車の説明は原作とほぼ同じ流である為省略しよう

作中の自分とアヒル・ウサギは正面から援軍に向かうサンダース本体と接敵し、自分は豆タンクの性能を生かして敵戦車群の中央へ吶喊し履帯や転輪へ向けて対戦車ライフル弾をブチ込み

ウサギはシャーマン軍団相手に自分が足止めした車両三両も撃破するもケイ隊長の乗るシャーマンに撃破された、ついでに自分は右に左にと盛大に回転したりドリフトしたりと動き続けていた所に被弾したM3リーが激突しその衝撃で撃破判定&またもや気絶

アヒルは八九式の火力不足故に撃破こそ出来なかったがシャーマン・ファイアフライの砲撃を徹底的に邪魔し続けケイ隊長に撃破されるまで砲撃しようとした瞬間に逆に砲撃・機銃・体当たり等を駆使し最後には両方の履帯を砲撃と体当たりで吹っ飛ばした。イヤ本当バレー部すげぇわ、根性マジ凄い、撃破されるまでほぼゼロ距離で互いに砲撃しまくってた。伯爵でやったら砲撃の衝撃波や体当たりで車体を転がされて撃破判定貰っても不思議じゃ無かった

生き残ったケイ先輩とナオミさんがこちらの本隊とフラッグ車に追いついてしまうと言う危ない展開が起きるも数秒差でカメよりも先に相手のフラッグ車、アリサが乗る車両が白旗が上がると言う判定を頂き本当にギリギリで勝利出来た、ちなみにカメを撃ったのはケイ先輩、アリサ車を狙撃したⅣ号は阻止しようとしたナオミのファイアフライで撃破された

サンダース側残存車両はケイ先輩・ナオミさんの二両、大洗はカバ一両だけだった。余裕を持たせられたが此処まで長引くとは作中の自分も思っていなかったよ』

 

 

本編へ戻ります

 

 

ボコゥ「・・・・・知らない天井だ、って奴だな」

杏「お~起きたねボコゥ、気分は如何?」

ボコゥ「悪くは無いな、少し怠いが。試合は」

杏「西住ちゃん達が決めてくれたよ、いや~最後辺りで追いつかれてお互いのフラッグ車がほぼ同時に撃破判定貰っちゃってね?危うく一回戦敗退する所だったよ」

ボコゥ「勝ったのなら上々だな」

杏「まぁね、それと起きて早々に悪いんだけど次の対戦相手が決まったんだ」

ボコゥ「また優花里殿と偵察か」

杏「いんや、今回が君一人だ」

ボコゥ「ん?優花里殿に何かあったか?」

杏「秋山ちゃんと言うか冷泉ちゃんがね、試合が終わった後御婆さんが倒れちゃったみたいで、黒森峰の人がヘリを貸してくれて武部ちゃんと一緒に一足先に帰っているよ」

ボコゥ「幸先がいいのやら悪いのやら。まぁそっちはあんこうの面々に任せよう、それで?自分は何処へ行けばいい?」

 

 

ノリと勢いとバスタの国の住人達が住む学園艦さ

 

 

 

 

 

 

いざ、パンツァー・フォー!

 


 
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