魔理沙は静玉のところに通いつめる。
「何もないところだけどゆっくりしていってね。」
「そうさせてもらうぜ。」
魔理沙の目当ては表向きは静玉の話す龍神様のお話である。
しかし、本音は静玉そのものが目的なのだ。
魔理沙はお友達になる事で静玉との諍いを避けたかったのである。
もしくは、静玉の「妖怪を掌握する程度の能力」が魔理沙をも掌握してしまったのか、どちらかは分からない。
「龍神様はね、黒髪の美女に姿を変えられるのよ。」
「ふむふむ、それで・・・?」
話に熱中する魔理沙と静玉の間に割って入る影が一つ。
「二人とも仲がよろしい事で。私も入れてくれないかしら。」
雨樋はともかくとして。
「随分と仲が良いみたいに見えるけれど・・・・。
魔理沙(にんげん)が妖怪にたぶらかされていると見なして、すかさず、妖怪退治よ。」
霊夢である。
「私は霊夢側につくとして2対2よね。」
雨樋が口を挟んで勝負を明確にする。
「おいおい、私は友達と話しをしているだけだぜ?」
「魔理沙は黙って!」
魔理沙が反論するが、相手にされず。
霧雨魔理沙
NORMALエンディング
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幻想郷の東方。
そこにある草原郷が龍神様によって水没させられてしまった。
その水没した辺りを水源郷と賢者は定めた。
その水没して出来た海のような湖を界面湖と言う。
その界面湖と水源郷を巡る話。