霊夢(れいむ)はパジャマ姿で起き上がります。
女の子です。
着替えてご飯をとる。
数時間ののち。
霧雨魔理沙(きりさめまりさ)がやってきました。
手に袋を抱えています。
「それどうしたの?」と霊夢(れいむ)。
「お煎餅でも食べないか?」
袋の中身はお菓子でした。
それはいいことだな。と霊夢は思います。
「いいわよ」と霊夢(れいむ)。
ぱっと魔理沙(まりさ)の顔が明るくなりました。
「そっか。良かった」
友人が喜ぶのが嬉しいのでしょう。
魔理沙は今にもはしゃぎだしそうです。
霊夢は境内の片隅に冷えた薬缶を運びます。
お茶を淹れます。
「あー。玉露玉露」と魔理沙。
(そんなに嬉しかったんだ)と霊夢は感じました。
友人とはそういうことではありませんか?
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霊夢短編集より。