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No.913860
みらくる☆さん
まなみ「っと、もう大丈夫、こっち見ていいよ」 振り返ると、彼女の着替えが終わっていた まなみ「ブラウスは自分で代えさせるから。まぁいろいろ事情があってさ」
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俺「あんな傷、俺にとっては関係ないよ」 頬の治療をしながら無意識に出た言葉にやばいと思ったが、まなみは表情を変えなかった まなみ「そりゃ知ってるよね。この子、相当なコンプレックスなのよ 私にすら見せるの嫌がってたの それより母さんが殴って、ゴメン」 俺「俺だって君に謝らないと。一目会いたいだけって言ってたのに こんなことになって」 まなみ「あの娘、貴方を見たとき、すごい嬉しそうな表情になったわ あんな顔、見た事なかった。そしてそれを抑えてたのは、きっと私達なんだ 色々気づかせてくれて、感謝言いたいくらいだよ 少し寝たら顔色もよくなってきたようだしね 頬の腫れも引いてきたみたい そろそろ起こすか」 俺「いや、もうちょっと寝かせてあげて...多分昨日からの疲れもあるんだ」 まなみ「何言ってんの!お腹に子どもいるかもって時に悠長してらんないでしょ しっかりしてよ」 俺(た、確かに) まなみ「何かおかしいんだよね、恋人っぽいけどどこかで一歩引いてるというか... 本当に子供なんか居るの? なんかさ、自分の女なのに「さん」付けするのとか変なんだよ 焦る俺への助け船かのように部屋電話の内線ランプがついた、まなみが慌てて受話器を取る まなみ「もしもし、うん。うん、寝てるよ、うん」 会話しながら俺のほうをちらちら見る、どうやら俺への用事もあるようだ 案の定、受話器を片手に小声で話しかけてくる まなみ「あのね、部屋でたらそこの階段を下りて。ひげのおっさんがいるから」 俺「えっ」 まなみ「パパが話ししたいって。ほら、急いで行った」 父親...やはり用件は彼女のことだろう 母親であの怒り様だ、今度は腕の一本では済まないかも知れない しかしここは 1. 覚悟を決めて会いに行く 2. まなみについてきてもらおう 3. このまま2人をつれて逃げるぜ!
2017-07-13 01:14:39 投稿 / 1778×1000ピクセル
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まなみ「っと、もう大丈夫、こっち見ていいよ」
振り返ると、彼女の着替えが終わっていた
まなみ「ブラウスは自分で代えさせるから。まぁいろいろ事情があってさ」
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