No.890433

【サイバ】これだから走り屋(兼・現役警官)は【交流】

古淵工機さん

うん、この人はおまわりさんとしては失格w

■出演
マオ(テールホワイト・マオ):http://www.tinami.com/view/750390
セルマ(ハイパー☆セルマ):http://www.tinami.com/view/777619

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2017-01-25 21:32:54 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:594   閲覧ユーザー数:580

某日、いつものように買い物を楽しんでいたマオ・スペアとセルマ・ピュローネ。

「たまにはこうしてのんびりショッピングもいいよね~」

「そうねぇ。姉貴のためにいろいろパーツも買ったし!このあとは何しよう!?」

 

「あ、じゃああそこのクレープ屋さんでも行かない?」

セルマが指さしたのは小さなクレープ販売店。

 

「いいわね!確か今日新作が発売されるんだって!?」

「そうそう!イチゴたっぷりのスペシャルクレープ!」

「OK!せっかくのオフ、思う存分…」

 

二人がクレープ屋に向かおうとしたまさにその時だった。

「わぁぁっ!?」

「きゃあ!?」

周囲で人々の叫び声が聞こえた。

タイヤのスリップ音に続いてガラスの砕ける音が響き渡り、人々が逃げだしていく!

 

「一体どうしたの!?」

「事故だ!交通事故だ!」

「誰か!誰か警察でもヒーローでもいいから呼んできて!」

つぎつぎに叫び声をあげる人々。見ると、セルマたちの背後にあった雑貨店から煙が上がっており、

よく見ると店の正面は壊れている。どうやら店先に車が突っ込んだらしい。

この付近に人がおらず、人的被害が少なかったのが不幸中の幸いか。

 

「…こ、こうしちゃいられないわ!ハイパー☆セルマ…トゥインクルアーップ!」

「チェーンジ!テールホワイト!!」

二人はすぐさま変身し、光の少女ハイパー☆セルマと、マイティテールズ・テールホワイトとなる。

変身を終えた二人はすぐさま事故現場へ急行。

「大丈夫ですか!?…って、あーっ!?」

「どうしたのセルマちゃ…って、あーっ!?」

二人が驚いたのも無理はない。

雑貨店に突っ込んだ車は白と黒のツートンカラーにパトランプを載せたパトカー仕様の三菱FTO。

運転していたのは曇天警察署交通課勤務の東山佐和子警部だったのだ。

 

「ててて…何なんだよまったく…、あたしがハンドル操作ミスるなんて…。あ、マオにセルマじゃん。何してんだこんなとこで」

「こっちの台詞ですよ!」

「何してんですか!パトカーで店に突っ込むなんて!!」

「や、実はバトルの申し出が来てたんでそのための走り込みをな?」

「「…もうやだこの警官」」

 

天空市警察イチの問題児・東山佐和子。

彼女は今日も今日とて、自ら事件を起こしていたのだった…。


 
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