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No.888564
みらくる☆さん
俺「とにかく、今日のところはお引き取りください 仕事も忙しいのでしょう、帰りも遅い時もあるんです」 本城「一目だけでも」
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俺「おそらく彼女もあまりいい顔はしないと思います 本人ではないのですが、はっきり言えます」 本城「さっきも言っただろう。僕はあきらめたくない 彼女が戻ってくるまで、ここで待たせて…」 女「専務、そろそろ出ませんと」 俺とこの男の間に割り込むようにして スーツの女が入ってきた。まるで俺の存在を無視したかのような形だ 女「今日は年明け初めての大きな集まりですので」 本城「大事な用事がある。今日は休みたい」 女「会長もご出席されるので、それはお控えください」 男は時間を確認すると、酷くがっかりした様子で 「今日は失礼した。用事なので帰らねばならない。でも なんと言われても諦めることができない、また来るよ」 男は足早に車の方向に歩いていく 女「失礼します」 俺の方を全く見ずに、形式だけと分かる挨拶で戻っていった 俺「なんだったんだ!」 彼女は綺麗だし、言い寄る男も多いのは覚悟してたけど… それがまさか彼女の借金に関わる人だなんて。 簡単なことだ、彼女に今日のことを話せばきっとすぐに あの男に自分の気持ちを説明してくれるだろう でも、それで支援の話が流れたりしたら… また彼女は以前のように暗い顔を見せるようになるんじゃないか? それが、とても怖かった 今の出来事も、彼女に伝えないほうがいいかもしれない でも、それなら、一体どうすれば…
2017-01-12 22:35:49 投稿 / 1778×1000ピクセル
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俺「とにかく、今日のところはお引き取りください
仕事も忙しいのでしょう、帰りも遅い時もあるんです」
本城「一目だけでも」
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