「フォースの覚醒」 に登場するXウイング・ファイターレジスタンス仕様はバンダイ製1/72のキットです。モデルグラフィックス２月号に作例として掲載されたものです。
マーキングは塗装で塗り分け、エンジンとコックピット内に電飾を施しプロップ風味の汚し（劇中はCGと1/1セットのみですが）をしたものです。
エンジンの電飾はノズルの裏側からモーターツールで削り開口、エンジン内にピンク色の3mm砲弾型LEDを内蔵しました。翼の開閉ギミックを残したかったので配線はポリウレタン線を使用。コックピット内は電球色LEDをコンソール前に挿入し0.25mm光ファイバーを引いてあります。
パイロットは立像の頭部と両腕を座像に移植、操縦桿は小型化して握らせました。BB-8はアンテナを0.1mmステンレス線に交換。キャノピーは枠のみを選択、内側から薄く削るとシャープになります。コックピット左右にある楕円のモールドは機体に搭乗する際に手や足をかけるもののようですのでモーターツールで凹に彫り込みます。機首側面は色プラでどうしても微妙な隙間が出てしまうので一度接着してモールドを削り落とし、スジボリし直した後でプラ板で凸モールドを再生しました。
塗装ですが白はMr.カラーの311、青はキャラクターブルーに311と紫少々、グレーはガイアカラーのニュートラルグレー２と３の混色です。グレーでスミイレした後Mr.ウェザリングカラーのサンディウォッシュでウォッシングしました。Mr.ウェザリングカラーは比較的プラが割れにくいのもよいですね。その後エッジにチッピング、スモークグレーで薄汚れた感じにし、複雑な汚れにします。