【蒼天己死　黄天当立】（そてんすでにしす　こうてんまさにたつべし）官僚の腐敗や大飢饉によって民の不満が爆発、民衆による一斉蜂起が大陸各地で起こった。

【黄巾の乱】決起に参加した者は目印に黄色い布を巻いていた事から【黄巾】と呼ばれた。
当初は漢王朝打倒を掲げていた【黄巾党】であったが、流民や盗賊の集まりにすぎず、次第に匪賊のような殺し・奪う略奪集団となってしまった。
反乱勃発時には官軍を圧倒していた【黄巾党】であったが、黄巾討伐に【曹操】や【孫堅】などが参戦して来ると各地で敗北し、急速に勢力が衰えていく。

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公孫賛の治める地域にも【黄巾党】の軍勢３０万が清河を渡り渤海から侵入。公孫賛は精鋭２万の騎馬軍団で迎撃する。
公孫賛は渡河を終えたばかりの【黄巾党】に奇襲を仕掛け、初撃で多くの将兵を討ち取った。指揮官を失った【黄巾党】の軍勢は混乱し再び清河を渡って逃げようとするが、公孫賛は猛烈な追撃をしかけ【黄巾党】３０万を散々に打ち破り大勝利を収めた。
清河は大量の【黄巾党】の兵士の死体が浮かび、河を塞き止めるほどだったと言う。

公孫賛は大量の捕虜・武器・兵糧を手に入れ、自らの支配地域を確固たるものにした。