No.79647

真・恋姫†無双 ~呉の楯~壱章[後半]

ぐらさん

壱章の後半となってます

戦闘シーンの表現が下手なので伝わりにくい箇所があるかもしれませんが

どうか温かな目でw

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2009-06-17 21:19:46 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:3337   閲覧ユーザー数:2908

宴が終わり数日後

 

~玉座の間~

 

「軍議中、失礼致します」

 

兵士が慌てて飛び込んできた

 

「どうした、何があった?」

 

「はっ、これより5里先に黄色い布を巻いた賊どもが此方に進軍してきております」

 

その言葉に空気が変わった

 

「敵の数は?」

 

「およそ1万です」

 

それを聞き考え込む冥姉さん

 

敵の数1万、そして黄色い布を統一しそれを巻いてる

 

ただの賊ではない、何かの信仰による反乱か?

 

水仙は頭の中で分析を始めていた

 

「分かったわ、下がっていいわよ」

 

そう雪蓮様が言い兵士は下がる

 

「これより、賊の殲滅にあたるは、祭右翼よりお願い」

 

「応っ!」

 

「明命あなたは左翼から」

 

「御意です!」

 

「そして先鋒は・・・」

 

雪蓮は一旦間を置いた

 

いつもならここで雪蓮が名乗り出るはずだと皆は思っていた

 

だが

 

「水仙あなたにお願いするわ」

 

「「「えっ」」」

 

誰もが予想していなかったその名前に皆驚いた

 

「水仙、行ってくれる?」

 

その言葉に我に帰る水仙

 

「ぎょ御意」

 

「では各自準備が整い次第、出陣してくれ」

 

その冥琳の言葉に皆早々と各自の持ち場に向かう

 

そして2人だけが残った

 

「あら、冥琳てっきり反論すると思ったわ」

 

笑みをこぼしそう冥琳に声をかける

 

「ふふ、最初こそはびっくりしたが雪蓮の考えてる事は予想はついた」

 

「さて楽しみねぇ~あの子がどれくらいやれるか」

 

~場外~

 

3人の将が集まっていた

 

「さて敵の数はおよそ1万、こちらは祭さんが3千、明命も3千、そして僕が2千総勢8千ですね」

 

頷く2人

 

「まぁ~取り合えず、作戦て言う程の物ではないですが一応説明します」

 

内容はこうである

 

まず敵軍引き付けある程度数を減らし、その後で右翼と左翼から突撃と至ってシンプルだった

 

「水仙それでは、お主達が敗走する危険性が高いのでは?」

 

そう尋ねる祭さん

 

「それに関しては大丈夫です、口で説明するより見ていただいたほうが早いですね」

 

「それでは皆さんそろそろ行きましょうか」

 

そして各自の持ち場に移動した

 

 

 

 

~水仙side~

 

僕にとっても隊の兵士もこれが初陣だ

 

無闇に攻撃して行っても此方の被害が多くなる

 

なら毎日欠かさず訓練している守りをうまく使えば被害が減らせるそう思った

 

そして水仙は兵達に言葉をかけた

 

「聞け、我が勇敢なる兵士達よ、相手は数が多いがしかし相手の軍勢にはいつも訓練で相手をしている精兵など1人もいない!」

 

一呼吸置きそして言葉を続ける

 

「兵士達を恐れる事などない!我が国を守るため、そして家族、愛しき者のために盾となり敵の進軍をくい止める、皆の命、どうか私に預けさせてくれ」

 

言葉が終わる

 

そして

 

「「「「「「おぉーーーーーーーーーーーーーーーー」」」」」」

 

一気に士気が上がっていった

 

敵勢が見えてきた

 

「敵の数を少しでも減らすぞ、弓構え」

 

およそ500人の兵が2列に並んでいる

 

「さてそろそろだな1射目、射てーー」

 

一気に250本の矢が飛んでいく

 

「当たったか確認せずすぐに後ろに回れ!」

 

「2射目構え・・・・射てーー」

 

この行動を1列3回ずつ繰り返され合計で1500本の矢が射たれた

 

「前衛部隊は盾を構えろ、すぐに敵がやってくるぞ」

 

およそ1000枚の盾が横長い楯を作り攻防が始まる

 

しばらくして右翼から祭さん、左翼から明命が突撃を仕掛けた

 

敵は油断していたのだろう、それを察知できず相手士気が乱れてきた

 

僕は剣を抜き盾を持ってる前衛の前に出た

 

「今こそ好機、我が隊も突撃を仕掛ける私について来い!」

 

「「「おぉーーー」」」

 

~黄蓋side~

 

隊の先頭を突き進む祭に兵が1人やってきた

 

「報告します、周楯隊敵陣に突撃をしかけ周楯将軍が敵陣に突き進んでます」

 

「ほぉ~下がってよいぞ」

 

あの小童め中々やりよるのぉ

 

士気の高め方、そして兵の統率力それが初めて戦場に出た奴の物だと思えなかった

 

自然と笑みがこぼれ、

 

「奴が敵ではなくてよかったわ」

 

とただそう思った

 

「このまま一気に畳み掛けるぞ!遅れず儂について来い」

 

「「「おぉーーー」」

 

 

~水仙side~

 

突撃を仕掛けてた水仙は隊の先頭を切り敵勢と進む

 

左手に持った【亀】で相手の攻撃を防ぎ、右手で逆手にもった【虎】で相手を斬る

 

その時

 

後ろから殺気を感じ【亀】で防御を取る

 

ガギン

 

鉄が弾いた音が聞こえる

 

「ほぉーあれを防ぐとは、名のある武将と見た」

 

「なにか御用ですか?」

 

と話してきた奴を挑発するかのように返事を返す水仙

 

「俺の名は波才、このままでは納得がいかねぇ、おめぇを討ち取り手柄を立てる!」

 

そう言って男は戦斧で斬りかかって来る

 

水仙はそれを【亀】で弾く

 

ガキン

 

「おらおら、さっきまでの威勢はどうした、びびって守ることしか出来ないのか?」

 

そう言い放つ

 

ガキン、ガゴン、

 

それから数合打ち合った

 

「さて、そろそろ終わりにしますか」

 

そう言い

 

波才が振り下ろした戦斧を【亀】で下から弾く

 

「うぉ」

 

それに波才はよろめく

 

そしてその隙を見逃さず、逆手に持ってる【虎】で横に一閃

 

その瞬間赤い液体が飛ぶ

 

「ぐはっ!?」

 

膝をつく波才の頸を跳ね飛ばした。

 

「敵将、波才、呉の盾、周公煉が討ち取ったー」

 

そして水仙の初陣は見事勝利で飾った

 

 

王宮に戻り報告すませ、水仙の活躍を皆が褒めた

 

その後黄色い布を巻いた賊が全国頻繁出現しそれを『黄巾の乱』と名付けられ鎮圧された

 

その乱で名を上げた豪族がある

 

まず孫策、公孫瓚の客将劉備、そして曹操

 

だがその曹操はもう1つの事でも名声を上げたそれは

 

『曹操の元に天の御使いが降りた』

 

あとがき

 

どうも~ぐらです

 

いや~先に謝罪します

 

急展開ですみません

 

表現が下手です

 

さて水仙君の活躍はどうだったでしょうか?

 

てか黄巾の乱終わってしまいましたw

 

自分的には、黄巾の乱は適当ぅ~てな感じですw

 

ではそろそろ本題に

 

えっと一刀君は魏に行きましたぁ~

 

「いきましたぁ~」じゃねぇ!!ブッ∑´ε(C=(`д´C=

 

原作の魏ルートの赤壁では一刀君は自分の身を犠牲にしてチート使って消えます

 

ですがこの小説は呉ルートw

 

すなわちこっちが勝たないと一刀君も消えるし、原作崩しちゃうし(てかもう崩れてるw

 

呉ルートだし

 

まぁ~そこは水仙君が何とかしてくれるだろうw

 

えっと次回ですが番外編弐章です

 

それではこの辺でバイバイ^^)ノシ


 
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