「かず、と…?一刀!!」
重ね合っていた手から気脈が失われ、一刀の手がスルリと解けた。
そして、肩で激しく呼吸をしていたが静かになり、もう、虫の息。
嫌だ…!!喪いたくない。この先いくら希望を見出したとしても、
一刀が隣に居ないと意味が無い、例え時が心の傷を癒したとしても、隣に居なければ…!!
だって、欲しいのは今この時、次なんて欲しくない!!認めたくない!!!!
「冥琳!!蓮華!!」
二人は伏し目がちにするだけ、名を呼んだ所で、どうする事も出来ないのはわかっている。
だけど、それでも、叫ばずにはいられない。
お願い…お願いだから……!!!!
「誰か一刀を助けてよおおおおおぉぉぉおおお!!!!!」
「……天は自ら助くるものを助く。貴女の決して諦めない魂の咆哮が私達を、
誘ったわ。ご主人様は私達が助ける。だって、ご主人様の行動は何一つ、
間違った事をしていないと思うから。
だから、天の御使いの物語は終わらせないわねん」
Tweet |
|
|
27
|
1
|
追加するフォルダを選択
こちらは真・恋姫†無双の二次創作でございます
前回の最後のアレは所謂、ルート分岐を意識しています。
それと、ちょっとスランプと言いますか、
書きたい事が上手く纏められないので、次回は遅くなるかもです。
その影響で今回は凄く短いです。
続きを表示