【益州、成都・城下町】
大量にあった昼食をきれいに残さず平らげた北郷は、お代を払うと店を出て城へと戻っていった。
高順(そういえば、今日は一刀様が処理すべき書類が溜まっているとねねが言っていましたが、もう午前中が潰れてますよ一刀様・・・。
ぁ、また子供たちに捕まっています・・・)
北郷の今後を心配する高順をよそに、北郷は城に戻る道中、再び孟興たちに囲まれていた。
孟興「御遣いの兄ちゃん! “くうるでれ” と “すなおくうる” の違いもう一回教えてくれよ!」
北郷「おぅ、いいぞ。どっちも似ててややこしいんだけどな、クーデレは普段はクールだけど、気になる人の前だとデレたり、逆に気に
なる人の前だとクールになったり、あとクールな性格が徐々にデレに変わるってパターンもあるんだ。それで素直クールっていうのは、
クールな状態のままデレるって言えばいいのかな・・・あ、ちなみにこの場合のデレは普通のデレと違って感情が希薄なデレなんだけど、
とにかく大きな違いはツンデレみたいにギャップがあるかないかだと理解すればいいよ」
高順(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・???知らない単語が次々飛び交っています・・・)
北郷が怪しげな天の知識を披露しているのを目の当たりにし、高順は全く理解することができず、
ただ??を頭の中で躍らすことしかできなかった。
張表「ほらなー僕の言った通りだろー?」
孟興「あぁ、やっぱオトナの知識はヒョウに限るぜ!」
しかし、張表と孟興にとっては北郷の言っていることが理解できているようであった。
法邈「御遣いのにぃさま、バクちゃんにはちょっと難しくってよくわかんないわ。お城の人たちだったら誰が当てはまるの?」
北郷「そうだな・・・クーデレは高順将軍が近いかも。素直クールは・・・うーん、やっぱり呂布将軍かな」
高順(私はくうでれなのですか・・・今度子供たちに意味を聞いてみましょう)
突然自身の名前を例に挙げられ、高順は意味が分からないためどう反応したものかわからなかったのだが、
後に子供たちに意味を聞き、小一時間悩むことになるのだが、それはまた別のお話。
孟興「なら、スーの奴はすなおくうるだな」
法邈「え!?そ、そうなの!?」
すると、突然の孟興の発言に、法邈がいち早く反応した。
張表「いや、スーちゃんの場合はくーるとはまた違うから、たぶんおっとり系素直とかだなー」
法邈「え、じゃ、じゃあどっちにしてもスーちゃんはコウ君にすなおなの!?」
そして、孟興の見解を否定した張表であったが、どちらにしても法邈にとっては何やら気になることがあるようであった。
孟興「なんだよ、やけに突っかかるな、そんなに気になるのか?」
法邈「フ、フンだ、別に気になんてしてないもん!」
結局、孟興の訝しむような視線に、法邈はプイッと頬を膨らませながらソッポを向いてしまった。
北郷・張表((そしてバクちゃんはデレツンだなー))
高順(ふぅ・・・完全に蚊帳の外ですね、いや、元々会話に参加していないのですから蚊帳の外も何も――――――ッ!!)
と、北郷と子供たちが盛り上がる中、自身だけ理解できず何だか寂しくなってきた高順であったが、
しかしその時、法邈の頭上で突然崩れかけていたお店の看板が落ちてきた。
高順「危な―――ッ!!」
しかし、高順が気づいて反応しようとするよりも早くに反応していた北郷が、法邈を突き飛ばしていた。
そして、そのまま看板は法邈と入れ替わりになった北郷の頭上へと落下した。
高順「一刀様!!」
北郷のとっさの反応に動きが止まってしまった高順であったが、看板が北郷に激突した衝撃で再び我に返り、
助けに出ようとしたのだが、しかしその時、ガバッと北郷が看板をはねのけて立ち上がった。
幸い、当たり所が良かったのか、動けなくなるような大怪我だけは避けられたようであった。
北郷「大丈夫?怪我はない?」
そして、北郷はびっくりして今にも泣き出しそうな法邈の頭を優しく撫でた。
高順(一刀様こそお怪我を・・・)
高順はそのような北郷の様子を、下唇を噛みながら悲痛な面持ちで見つめていた。
法邈「ごめんなさい御遣いのにぃさま、バクちゃんのせいで・・・」
北郷「バクちゃんは悪くないよ。ここのチェックが出来ていなかったオレが悪いんだしね」
法邈「でも、にぃさまのお膝が・・・」
どうやら、看板が落下した時の衝撃で一部砕けてしまい、その破片が北郷の膝に刺さってしまったようであった。
北郷「へっちゃらさ!なんたって天の御遣いだからな!」
高順(平気なはずないのに・・・)
しかし、北郷はニッと余裕の笑みを作ると、力こぶを作ってバシバシと叩いて見せた。
孟興「すげぇ!」
張表「さすがだなー」
法邈「ありがとう、御遣いのにぃさま!」
そして、そんな北郷のやせ我慢に、先ほどまで不安がっていた子供たちは一気にパァッと笑顔に戻り、
北郷を尊敬の眼差しで見るのであった。
高順(本当に、どうしてこの方はいつも御身を投げ打ってでも誰かを守ろうとなさるのでしょうか・・・、いや、そんな一刀様だからこそ
皆も私も惹かれるのでしょうが・・・でも、そんな危険なことをしてほしくないという矛盾した思いを抱く自分もいるのも事実・・・)
そのようなことを思うと、不意に高順は胸がキュッと締め付けられる感覚に苛まれた。
高順(あ、また移動を始めましたね。追いかけないと・・・)
しかし、何だか北郷の様子が変である。
というのも、慌てて子供たちに別れを告げたかと思うと、城とは違う方向へ進みだしたのだ。
しかも、北郷の足がだんだんと早まり、ついには走り出した。
高順は不思議に思うとともに不安に襲われ、急いで北郷の後を追いかけた。
そして、北郷が向っている先は・・・
高順(・・・煙?)
北郷が目指す先には黒々とした煙が上がっていた。
民衆1「火事だぁ!」
民衆2「奥さん危ねぇ!離れなせぇ!」
黄夫人「離してください!まだ中に娘が・・・!崇!崇!」
北郷の向かった先では家が燃えており、その家の前では一人の女性が何人かの民衆に取り押さえられている状態であった。
北郷「どうしたんですか!?」
民衆4「これは領主様!実は、黄さん家の奥さんがお昼を作るために仕事場から帰ってみるとこの有様で!それで、まだ娘さんが家に取り
残されているとか!」
黄夫人「早くしないと崇が・・・!私は行きます!」
民衆2「だからこの火の勢いじゃあ無理です―――って領主様!?いったい何を!?」
北郷「皆さんは警邏の者を呼んできてください!オレは中の娘さんを助けに行きます!」
民衆が驚いたのも無理はない。
北郷は近くに置いてあった防火用水を頭からかぶると、警邏を呼ぶよう指示して迷わず燃える家の中に突入したのであった。
民衆「「「「領主様!!!!」」」」
高順「一刀様!」
どうしていつも・・・!そのようなことが頭をよぎった時には、すでに高順もまた動いていた。
激しく燃える部屋の中、クリーム色のきれいなショートヘアを煤で汚した少女がしきりに母親の名を叫びながら床にへたり込んでいた。
黄さん家、つまり、元劉璋軍現北郷軍の文官、黄権の娘、黄崇である。
黄崇「ふぇーん、かか様ーかか様ー!」
北郷「もう大丈夫だよ、スーちゃん!」
黄崇「ぁ・・・おにーちゃん!」
そこへ、北郷が駆けつけ、上着を黄崇の頭の上から羽織らせると、しっかりと抱きかかえた。
黄崇は思いがけない北郷の登場に、涙で濡らした目を丸々と見開て驚いていた。
北郷「かか様も外でスーちゃんを心配して待ってるよ。だから早く脱出してかか様に会おうな!」
黄崇「うん!」
しかし、火の勢いは増すばかりであり、事実、北郷が部屋に侵入したところはすでに通れなくなってしまっていた。
北郷「(くそ、まずいな・・・)」
北郷は黄崇に聞こえないように愚痴った。
しかしこのまま立ち往生していても焼け死ぬだけである。
せめてこの子だけでも、そう覚悟を決めた北郷は、重傷覚悟で強引に炎の中を突っ切ろうとしたが、しかしその時、
高順「こっちです!」
北郷「なな!?」
通路をふさいでいた瓦礫を吹き飛ばした高順が北郷の目の前に現れた。
極限の状況に若干興奮状態に陥っていた北郷は、高順の登場に理解が追いつかず、驚きから思考が停止してしまっていたが、
どうして、と北郷が疑問の声を口に出す前に、高順に先導され何とか無事脱出することに成功した。
脱出してから暫くして張任率いる警邏隊(どことなく皆張任みたいな趣を感じる熱いナイスミドルの集まりのような気がした)
が駆けつけ、張任の手際よい指示で次々に男たちがバケツリレーの要領で男気のある威勢のよい掛け声を上げながら水を運び込み、
特に被害が拡大することもなく無事炎は鎮火された。
どうやら、火元は火鉢の火が弾けた際に近くにあった衣類に燃え移ったとのことであった。
黄夫人「なんとお礼を申し上げたらよいか、本当にありがとうございました」
黄崇「ありがとうございました、みつかいのおにーちゃん、こーじゅんおねーちゃん」
無事母子の涙の再会を果たした二人は、北郷と高順に向かって深々と頭を下げて礼を述べていた。
北郷「いえ、みんな大きな怪我もなくてよかったです。ななもありがとう―――って、なな?」
しかし、北郷が穏やかに黄親子に対応し、高順にも礼を述べようとしたのだが、
高順は俯いたまま何も言わずにこの場を立ち去ろうとしていた。
高順(どうして、どうしてなのですか・・・)
北郷「おい、なな?どうしたんだ?」
張任「御遣い様、後のことはあっしらに任せて、行ってやりなせぇ」
高順のいつもと違う様子に戸惑った北郷であったが、
その時、張任が非常に頼もしい笑顔と全体的にシルエットと不釣合いなつぶらな瞳で、北郷に高順を追いかけるよう促した。
北郷「張任・・・すまん、後のことは任せるよ」
張任「了解でさ!」
【益州、成都・第二広場】
結果、北郷は張任の後押しもあり、その場の後処理を張任に任せ、高順の後を追いかけた。
そして、ブラブラと歩いていた高順は、いつの間にか中央広場の隣にある、大きな木のある広場まで出てきていた。
まだまだ昼間であるにもかかわらず、今日は広場には人は誰もいなかった。
そして、およそ木の下まで歩くと立ち止まり、振り返って北郷の方を向いた。
その透き通るようなブルーの瞳は涙で揺れていた。
高順「どうして・・・どうして一刀様は、いつももっと御身を大切になさらないのですか!?」
北郷「なな・・・」
高順の鬼気迫る心からの叫びに、北郷は返すべき言葉を失っていた。
高順「益州の森でも!陽平関でも!さきほども!!いつも御身を顧みずに無茶をなさる!!もっと御身を大切になさってください!!」
その刹那、北郷は頭を鉄槌で打ち抜かれたような衝撃に駆られていた。
そう、以前、同様の指摘を北郷は受けたことがあった。
それも、大切な仲間から、涙ながらに訴えかけられたのである。
それ以来、北郷はもう二度と仲間に同じような思いはさせまいと胸に誓ったのであったが、この体たらくである。
北郷「・・・・・・ごめん、前に焔耶にも言われたよ。もうオレは成都の領主、オレの命は自分一人のものじゃない。そう頭に叩き込んだ
つもりだったんだけど、無意識のうちに体が勝手に―――」
高順「そういうことではありません!」
北郷「ぇ?」
しかし、北郷の反省の弁を途中で高順がそうではないと否定した。
北郷は何が違うのか理解ができない。
高順「もちろん領主になったから、というのもあります!ですが、ですが!私が言いたいのはそういうことではありません!」
北郷「ど、どういう―――」
さらに、高順は北郷が口をはさむ隙を与えることなく自身の思いの内を晒し続けた。
高順「私は私個人の思いとして、一刀様に死んでほしくないのです!なぜなら・・・!」
そこまで言っての一瞬の間、しかし、わずかなためらいを見せるも、止まる気配は一切ない。
そして止めるつもりも毛頭ない。
高順「・・・なぜなら、私は一刀様のことをお慕いしているからです!お慕いしている方に死んでほしくないのは当然です!」
北郷「なな・・・」
北郷はもはや何も言わずに高順の思いを聞いていることしかできなかった。
高順「私は一刀様に死んでほしくありません!生きていてほしいのです!生きて、また穏やかな優しい笑顔を私に向けてほしいのです!
暖かい大きな手で私の頭を優しく撫でてほしいのです!」
普段の高順からは想像できないほどの、いっさいオブラートに包まない、感情的なド直球。
そして、高順はそれら本能的な情動を理性で押さえることをせず、ただただ垂れ流し続けていた。
それでも、瞳に溜まった熱いものが溢れそうになるのは必死に堪えた。
高順「もし万一、一刀様の御身に何かあれば・・・何かあれば・・・!私たちは・・・私は―――!」
しかし、ここにきてようやく高順の言葉が完全に止まった。
しかし、それは高順自身の意志による結果ではなかった。
止まった理由はただ一つ。
北郷が高順を小さな体を優しく包み込んだためであった。
北郷「ごめん、なな。そんなにオレのことを心配してくれていたなんて・・・」
温かい、ただその一言だけが高順の頭をよぎり、堪えていた熱いものが一筋流れ落ちた。
そして、高順は徐々に落ち着きを取り戻していった。
高順「ぃぇ・・・私こそ取り乱してしまいまして。お見苦しいところをお見せして申し訳ありませんでした。一刀様のそういうお人柄は
良いところでもあります。ですから、せめて、私の目の届くところにとどめてほしいのです。私が一刀様をお守りしますから」
高順は落ち着いた調子で、しかし今までで最上の思いを込めた言葉を北郷にぶつけ、
そして北郷同様高順もまた、その無駄に長い袖に隠れた両腕を目いっぱい伸ばして北郷の背中側に回し、ギュッと包み込んだ。
北郷「ありがとう、なな。こんなオレを慕ってくれて、ありがとう」
北郷も、優しく、かつ先ほどよりもやや力を込めて高順をしっかりと包み込んだ。
高順(あぁ、心が満たされていく・・・やはり私は、どうしようもなく一刀様のことをお慕いしているようですね・・・)
目を閉じそのように心に温もりを感じながら、二人はしばしの間永遠にも感じられる穏やかなひと時を堪能するのであった。
北郷「つまり、ねねに護衛を頼まれたのか」
高順「はい、先ほどのようなことが一刀様の場合起こりえますから」
暫くしたのち、二人は大きな木の下に並んで座り、高順はこれまでの経緯を北郷に説明し、
改めて北郷がみんなに心配されていることを伝えた。
北郷「ははは・・・そうだな、オレって奴は、みんなに迷惑ばかりかけて、勝手に護衛の兵を拒否して、本当にダメな奴だな・・・」
高順「い、いえ!誤解なさらないでください!別に一刀様を責めているわけではありません!確かに一刀様が仰る通り、常に護衛の兵が
付くというのは気疲れもしますでしょうし、嫌がるお気持ちは十分わかります。ですから先ほども申しましたがせめて―――」
北郷が自嘲気味に告げた言葉に、高順は全力で否定の言葉を述べていたが、しかし・・・
北郷「けど、ななだったら、いつも護衛についてくれてもいいかも」
高順「ぇ?」
不意に告げられた北郷の言葉を聞いたその刹那、トクン、と心臓がひときわ大きく鼓動したのを高順は感じていた。
北郷「いや、オレってななのこと大好きだし、ななに護衛してもらえるのなら嫌どころかむしろ大歓迎っていうかすごくうれしいかな~
なんて思ったんだけど・・・ははは、何都合のいいこと言ってるんだろうなオレ」
うれしかった。
簡単だがそれ以上他の言葉で言い表すことは出来ない。
こんなに心が満たされたのは、呂布に初めて出会い、その優しさに触れた時以来。
いや、その時とはまた違う、格別の充実感。
気づいたときには、無意識のうちに高順は北郷の胸に飛び込んでいた。
高順「必ず、お守りいたします。大好きです、一刀様」
北郷「よろしくな、なな。オレも大好きだよ」
そして、そのままどちらからともなくお互い見つめ合うと、ゆっくりと口づけを交わすのであった。
【益州、成都城・北郷執務室】
北郷が部屋に戻ってきたのは日が傾くにはまだ早い頃合いであった。
つまるところ、それから急いで仕事にとりかかったものの、高順とのごたごたで集中力を欠いていたということもあったが、
たとえその事情がなくとも、一日分の仕事量を午後半ばから片づけられるはずもなく、ほとんど残してしまう形となってしまった。
陳宮「かぁ~ずぅ~とぉ~どぉ~のぉ~。全然仕事が片付いてないです!」
当然仕事を任せた陳宮はおかんむりであり、現在、陳宮は北郷を壁際まで追い込み、
可愛らしい顔を鬼の形相に変貌させながら責めたて、北郷は小柄な陳宮よりもさらに縮こまりながら、必死に言い訳を試みていた。
北郷「いやいや今日はホントにいろいろ大変だったんですよ本当ですよ例えば落下してきた看板から女の子を救ったり火事から女の子を
救ったりしてオレ今日ホント頑張ったんですよ信じてくださいなんなら那々那さんが証人になっ――――――」
陳宮「女の子と何イチャイチャしてるですかー!」
しかし、北郷の言い訳が地雷となり、陳宮の秘めたる闘気が爆発し、体中から上昇気流のごとく噴出した。
北郷「イチャイチャってそんな人聞きの悪―――ってか何跳躍の態勢に入ってこらこらー!室内でちんきゅーキックはマジ勘弁してくれ
ばほろぎぇァッ!!??」
そして、キックのために陳宮は跳躍のタメを試みたかと思うと、
北郷に有無を言わさず至近距離からのちんきゅーキックを北郷の股間目掛けて放つのであった。
高順(・・・・・・・・・一刀様の仕事の遅さの原因が分かったような気がしました)
そのような北郷と陳宮の、ある意味日常と化した光景を、高順は屋根裏からどこか憐れみを含んだ視線で眺めるのであった。
【第五十五回 拠点フェイズ:高順②・護衛、それは時に人を駄目にするストーキング(後編) 終】
あとがき
第五十五回終了しましたがいかがだったでしょうか?
さて、結局前後編となってしまい、何だか贔屓しちゃう形になってしまいましたが、
一応高順ちゃんはstsにとって投稿という形で世に出す初めてのオリキャラなわけでして、
(世に出るという縛りがなければ実は袁術軍の紀霊君の方が早く生まれていたりします)
色々思い入れのある(と言いますかstsの趣味をたくさんぶち込んだ)子なので、どうかご容赦願いたいところです。
やっぱり普段落ち着いた子にいざ熱く思いをぶつけられるとグッとくるものがあると思うのですがどうでしょうか。
あとクーデレ素直クール解釈については、たぶんこの解釈で合ってると思いますが、異議申し立てある方は是非お願いします。
さて、次回はこれまで通りおまけ「恋姫夢想劇場」をお送りいたしますので、
本編まだー?という方はもうしばらくのんびりお待ちいただければと思います。
それでは、今回で今年の投稿は打ち止めとなります。
あっという間に一年が過ぎました。
これもひとえに皆様がお読み下さったり、支援して下さったり、コメして下さったり、
お気に入り登録して下さったりしていただいたおかげです!
stsは単純なのでそれだけでモチベーションが上がるのです。
ではでは、今年も一年間御遣い伝説にお付き合いくださりありがとうございました!
来年もまた御遣い伝説を宜しくお願いします!
それでは皆様良いお年を!!
無理って言ってましたが何だかんだで元旦投稿します。Side○○軍の番外編投稿予定です。気が向けばそちらも是非!
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みなさんどうもお久しぶりです!初めましてな方はどうも初めまして!
今回は高順こと那々那ちゃんの拠点二回目の後半戦です!
さて、今までの流れから考えて行くとこまで行く予感もするわけですが果たして、、、!
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