No.736875

英雄伝説~運命が改変された少年の行く道~

soranoさん

第359話

2014-11-13 09:08:15 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:1945   閲覧ユーザー数:1719

 

 

 

~遊撃士協会・レグラム支部~

 

「エステルさん達と一緒にいる”正体不明の謎の協力員”、ですか?」

「”彼女”と言う事はその人は女性なんですか?」

マイルズの言葉が気になったリィンとアリサはそれぞれ不思議そうな表情で尋ねた。

「ああ。応援要請でセントアーク支部に向かったミントとフェミリンスさんと入れ違いの時期になるんだけど……どこで出会ったのかエステル達も教えてくれないある女性がエステル達と一緒に今もいるんだ。エステル達の話だと何でも彼女達と古い知り合いだそうなんだが……エステル達にその女性の詳しい事を色々聞いても誤魔化すんだよ。」

「エステルさん達も教えてくれない出身不明の謎の女性ですか……」

「少し気になるな。」

「そうですわね……かの”剣聖”のご息女であられ、”リベールの異変”を解決した立役者であられるエステル様達のお知り合いなら怪しい方ではないと思うのですが……」

マイルズの説明を聞いたリィンとガイウス、シャロンは考え込んだ。

「ちなみに自己紹介の時に本人は『2ヶ月前に結婚したばかりの”ただの新妻”です』って嬉しそうに言っていたけど……」

「は、はあ……」

「なにその意味不明な自己紹介。」

マイルズの話を聞き、仲間達と共に冷や汗をかいたリィンは答えに困り、セリーヌは呆れ

「というか今も一緒にいるって言ってましたよね?その女性の方、戦えるんですか?」

ある事が気になったアリサは尋ねた。

 

「勿論でございます。実際私も剣を交えて見てわかったのですが、試合の合図がかかるとその女性の槍にて為す術もなく一瞬で剣を弾き飛ばされ、敗北しました。あの方の強さは私如きでは量れません。……恐らくはお館様をも軽く超えていると思われます。」

「なっ!?」

「”光の剣匠”を軽く超えているって……一体何者よ?」

クラウスの話を聞いたリィンは驚き、セリーヌは目を丸くした。

 

「ハハ……名前を聞いたら絶対に誰でも驚くと思うよ?――――なんせ、”空の女神”と同じ名前なんだから。」

「なっ!?」

「ええっ!?」

「ハアッ!?」

「”空の女神”と……」

「”空の女神”と同じ名前と言う事はその女性の名前は”エイドス”なのですか?」

マイルズの説明を聞いたリィンやアリサ、セリーヌは驚きの表情で声を上げ、ガイウスは呆け、シャロンは目を丸くして尋ねた。

 

「はい。――――”エイドス・クリスティン”。件の女性はそう名乗ってらっしゃっています。エステル様のご説明によると何でもエイドス様はエステル様達―――”ブライト家”の遠い親類に当たるとの事です。」

「…………でも正直な所滅茶苦茶怪しいんだよね、その人。エステルやあのカシウスさんの遠い親戚で子爵閣下を軽く越えるクラスの強さを持っている人の上、ゼムリア大陸なら絶対に目立つ名前―――”エイドス”なら遊撃士協会(うち)の情報網に絶対引っかかっているはずなんだけど、僕も初耳なんだよな………しかもセントアークのギルドでリベールから応援で来ているシェラザード達の紹介で”協力員”として手伝っている人達の中で男性一人に対し、女性二人が奥さんっていうちょっと変わった若い夫婦と同じファミリーネームでエイドスさんが言うにはその人達は両親だそうなんだけど…………セントアークのギルドの情報だと、自分の年齢を24歳って申告をしているエイドスさんとその夫婦の年齢を比べると、どう考えても釣り合わないんだよなぁ……まあ、エイドスさん自身が母親だって言っている”フィーナ・クリスティン”という名前の人は異種族だそうだから、そのフィーナさんとやらが見た目とは裏腹に相当の年齢で、エイドスさんがそのフィーナさんの連れ子とかなら一応納得できるんだけど…………」

クラウスの説明の後にマイルズは疲れた表情で答えた。

「だ、男性一人に対し、女性二人が妻ですか……」

「うふふ、その方達の光景は未来のお嬢様達の光景ですわね♪」

「シャロン!」

マイルズの説明を聞いたリィンは表情を引き攣らせ、からかいの表情のシャロンに見つめられたアリサは顔を真っ赤にして声を上げ

 

「だが………確かに気になる情報だな。」

「ああ……エステルさんの遠い親戚でエステルさん達が詳細な説明をしてくれない女性で、それもあの”空の女神”と同じ名前か……」

「もしかしたら本物じゃないのか?実際オレ達は既に異世界の本物の”女神”とも出会っている。」

考え込むリィンにガイウスは自分の推測を口にし

「アハハ……リィンが契約しているアイドスと異変が起きた旧校舎の探索にエステルさん達と一緒に手伝ってくれたフェミリンスさんね。」

「もし本物でしたら、ゼムリア大陸にとって色々な意味で一大事ですわね♪」

ガイウスの推測を聞いたアリサは苦笑し、シャロンはからかいの表情になった。

「………………確かに気になる情報だけど、今はエマ達との合流が先決じゃないかしら?」

「そうだな……―――それじゃあ準備を整えてから船着き場に向かおう。」

そしてリィン達はラウラ達の加勢に向かう為の準備をし始めた。

 

~同時刻・エペル湖~

 

「クシュン!」

同じ頃、エステルとヨシュアやラウラとエマと共にボートに乗ってローエングリン城に向かっているセルリアンブルーの髪を腰までなびかせ、神々しい雰囲気を纏い、整った容姿を持つ女性はくしゃみをした。

「?どうしたの、エイドス。もしかして風邪とか?」

「エ、エイドスさんが風邪って……普通に考えてありえないんじゃあ……」

女性に尋ねたエステルの言葉を聞いたヨシュアは冷や汗をかいて表情を引き攣らせた。

 

「もう……ヨシュアさんは私を何だと思っているんですか。」

ヨシュアの答えを聞いたエイドスは溜息を吐いた後不満げな表情でヨシュアを見つめ

「え、えっと……(”本物”の”空の女神”です。)」

女性の”正体”を知っていたヨシュアは言葉を濁して苦笑しながら心の中で女性に指摘した。

 

「フフ、もしかしたら誰かがエイドス殿を”空の女神”と勘違いして祈っているのかもしれないな。」

「アハハ……エイドスさんはあの”空の女神”と同じ名前なのですから、エレボニア帝国の人々が内戦の終結を願って”空の女神”に祈っているからかもしれませんね。」

一方ラウラの推測を聞いたエマは大量の冷や汗をかきながら苦笑し

「ハア………確かにそれが一番ありえそうですね……………(……一体誰が”私”を”女神”として崇める宗教を広め始めるという私にとっては大迷惑な事をしたのでしょう?)」

女性は心底嫌そうな表情で溜息を吐いて頷いた後ジト目になって小声でブツブツと呟き

(ちょっ、エイドス!?二人に聞こえたら不味いでしょうが!?)

女性の隣の席にいた為、女性の小声が聞こえていたエステルは冷や汗をかいて焦った。

「?……―――見えて来たぞ。皆、上陸の準備を整えてくれ。」

二人の様子を不思議に思ったラウラだったが、目の前にうっすらと見えるローエングリン城を見て気を取り直した。

 

その後エステル達が上陸し、ローエングリン城に向かった頃には準備を整えたリィン達がボートでローエングリン城に向かい始めていた。

 

 

 

 

 

 

と言う訳でミントとフェミリンスの代役は光と闇の軌跡の終盤で初登場したオリジナルキャラ(?)のエイドスですwwちなみにアドル達やナユタ達、サティアはセントアークのギルドにいる事になっています(ガタガタブルブル)サティアも出そうとは思いましたけど、アイドスがいる為その時点でサティアとアイドスが再会したら色々と不味い事が判明するのでやめました(汗)光と闇の軌跡の時と比べて早期に出て来た理由はどこかの誰かさんの因果操作かもしれません(オイッ!?)そして皆さんお気づきと思いますがレグラム篇はエステル達と共にエイドスもスポット参戦するので相手が奴であろうと負けイベントは消滅した事はおわかりでしょう?(ニヤリ)”騎神”戦もあるかどうか微妙ですね(大爆笑)そしてエイドス、光と闇の軌跡の時よりはっちゃけていますwwむしろ出番が少なかった分を埋め合わせるかのように自由奔放に振舞いまくって、リィン達を脱力させ続けますのでレグラム篇は1話1話が笑い話か突込み満載の話になるかもしれません(オイッ!?)


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
3
1

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択