No.736095

真・恋姫ホライゾン 第五話 後悔通りの主

アサシンさん

元信「急に呼び出してすまない。彼を頼む」一刀「彼がそうか・・・分かった」

2014-11-09 12:43:01 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:2133   閲覧ユーザー数:1726

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本多家

 

 

そこの庭は闘気に包まれていた

 

其処に居るのはポニーテイルをユラユラ揺らし、槍を構えるサムライ娘、本多二代

 

 

 

その二代に相対しているのは極東・武蔵・アリアダスト教導院の男子用基本標準制服を黒白真逆になっており

 

黒色になった元は白の服を和風の普段着の様に着こなし。白になった元は黒の上着は羽織に改造し羽織り、胸元には小さな『改造十字架』が煌いている

 

黒真珠と白真珠を填め合わせたような自作のハードポイントを身に付けている

 

青年、名を一刀。此処本多家では二代の三人目の師匠(義兄)であり

 

三河の重鎮達とも仲良くしている文武両道な青年である。今現在の彼の身姿は少女と同じように後頭部の高い位置で髪を纏め三つ編みに結いマフラーの様に首回りに巻き結び目には金と銀の宝玉のような髪留めを付けている(恋姫無双の楽進(凪ワンコ)の髪飾りと同じ♪)

 

そんな彼は鍛錬用の普通の太刀の切っ先を地面に向けて構えを取らず自然体で二代の前に立っている

 

 

 

そんな二人を縁側にて見守る『大きい影と小さな影』

 

大きな影は二代の師匠の一人。本多家の角付き自動人形「鹿角」

 

もう一人の小さな影は、二代の学友にして武闘派の本多家と対となる政治系の本多家にて襲名を失敗してしまい。更には数か月前、母親を『公主隠し』で失った少女『本多正純(まさずみ)』

 

正純は二代に誘われて父にも許可を貰い、今日初めてこちらの本多家へ来てみると。鹿角が出迎え案内されて付いて行ってみると。誘った本人は会わせたい人と槍の稽古をしている・・・・・はぁ

 

 

 

正純「彼が突如現れた、三河の・・・・本多家の白狼(びゃくろう)・・・・か」

 

正純『一刀、東国無双を襲名した今代の本多忠勝と同等以上の武を持ち。三河最高の技術者。井伊直正と檄文のアーバンネーム(字名)を持つ榊原さんの相談役兼友人・・・・そして』

 

正純『松平元信公のお気に入りの一人』

 

 

 

コッチのセイジュンはこの頃から凄かったのかな?ゲフン!!ゲフン!!

 

彼女の言う通り一刀は三河にてある意味有名になって来ている。松平四天王と並び立つ程の実力者

 

この三河に突然現れたった一週間で三河最高権力の一角に席を並べた青年・・・そして

 

 

 

 

正純『本多家の養子であり。本多二代の師匠にして義兄』

 

 

 

 

この情報を知った正純は数秒ほど思考が停止した。聖連も一ヶ月ほどたった頃この情報を手に入れた途端。K・P・AItariaの教皇総長が本多家へ突撃をかまして来た程だった

 

この外史の歴史再現に置いて『本多忠勝は養子を取っていない』からだ

 

まぁその辺は駆けつけてきた元信公や榊原が二代を出しに色々と丸め込んだ・・・・・のか?

 

そんな事があり一刀の考え方に興味を持ち彼自身を気に入った?教皇総長と追いかけてきたガリレオ教授は一刀と仲良くしている。教皇総長は聖連(自分達)との友好の証として一刀に『普通の十字架』を送った

 

まぁそんなこんながあって出自は不明だが教皇総長や元信公たちと親密で仲が良く極太のパイプを持っていれば速攻で各国に一刀の事が知れ渡った

 

そして彼の偉業(神格武装の創作・東国無双と同等の実力等)が一部取り上げられ。聖連から貰ったアーバンネームは『サラブレット』

 

そしてその整った容姿と詳細不明な出自がミステリアスな空気を醸し出し。他国の数多の淑女たちを一発で虜にした頃から裏のアーバンネーム『種馬』が付けられた

 

 

 

当人の一刀は『サラブレット』と『種馬』。表と裏のアーバンネームを知った日。一週間ほど鍛錬もせずにヘヤ・ノ・スミス(日本語略=部屋の隅)の元で膝を抱えていたとか

 

 

 

正純『かなり脱線してしまったが彼が二代が合わせたい人だったとな』

 

 

 

回想=二代『正純、拙者には武しか御座らんが。兄様(あにさま)なら相談に乗れる筈に御座る』

 

 

そして呼び出され着て来てみたらこれである

 

思考の海から上がると目の前には槍を弾き飛ばされ喉元に切っ先を突きつけられた状態で固まっている二代の姿と突きつけている本人の姿が

 

 

 

正純「二代が負けた?(警護隊に交じって訓練している二代がこうもアッサリ)」

 

 

※中等部に入る前の小等部である

 

 

 

勝負がついたので太刀を引き槍を拾って正純と鹿角のいる縁側へとやってくる二人、二代は玉のように汗をかき肩で息をしているのに対し一刀は汗一つかかず服装も髪一本たりとも乱れは無かった

 

 

その後二代から紹介を受けた二人は互いに顔見知りに成り。通神(誤字にあらず)などで意見を交えたり。勉強で二代と一緒に一刀の元で教えて貰ったり色々と楽しく過ごす穏やかな日々

 

 

そんな日々を送る中。武蔵にやって来ていた元信公の馬車が事故に

 

元信公は突如乗っていた馬車の前に跳び出した少年と少女を連れ三河へと戻って来た

 

その二人の名は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

元信公からの緊急の呼び出しを受けた一刀は急ぎ新名古屋城の医務室へと向かうと。そこには担当の自動人形と元信公。そしてベットで横たわる重傷の少年がいた

 

 

 

 

一刀「元信さん。詳細を」

 

元信「・・・・彼は『葵・トーリ』私の馬車に挽かれて肩が取れてしまっている」

 

一刀「取れた肩はちゃんとありますか?」

 

元信「もちろんだとも。此処を任せる」

 

一刀「もちろんです・・・・・アナタは?」

 

元信「僕はあの娘の元へ行って来るよ・・・・・彼を頼む」

 

一刀「ジャッジメント!」

 

 

 

 

一刀の返事を聞き、元信公は部屋を出て行った

 

そして一刀は自動人形達に指示をだし治療を開始する

 

之が、少女の夢を持てる国を創る王様に成ろうと。後に全世界を敵にしてでも少女の失われた失わせた感情を取り戻す為に王に成ろうとする少年。『葵・トーリ』との出会いだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

元信公たちが新名古屋城に籠りっきり。俺は俺で少年の治療を終えて一週間後

 

 

一刀「もうすぐ武蔵だよ?葵くん」

 

葵「・・・・・」

 

 

俺は船を借りて武蔵に向かっている、乗っているのは警護隊の皆さん俺。そして俺が持つ車椅子に座っている葵・トーリ

 

朝早くに武蔵に降り立ち、車椅子を引きながら葵くんに話掛けるも

 

 

 

一刀「(ヤッパリ俺じゃぁ無理・・・・・か)」

 

葵「・・・・・」

 

 

 

目覚めたばかりの時、彼は体の・・・・肩の激痛を無視して側に立ってい俺に飛びつき

 

 

 

葵『兄ちゃん!!ホライゾンは!!?』

 

一刀『・・・・・(フルフル・・・・・)』

 

葵「ああ・・・ぁぁ・・・・」

 

 

 

彼女の死を聞いてから食事を殆ど取らなくなっている、初めこそ俺の名前を読んだり食事も食べていたが。ここ最近は一言も話していない

 

 

 

一刀「(彼女の姉に賭けるしか無いのか)」

 

 

俺は葵くんを連れて武蔵を歩く時間も経ち段々と人々が表れるが。皆一様に俺達を見て一瞬笑顔を浮かべるも次に浮かぶのは悲嘆の表情だった

 

途中で彼の学友たちも大慌てでやって来たが皆何も話すことは出来なかった

 

彼の学友たちや武蔵の住民の方々が俺と葵くんの後ろを着いて来る。向かう先は彼の母が経営する軽食屋

 

 

名をブルーサンダー、その入り口で待っていた彼の母親と姉に彼を届けた後。俺は三河へ戻った

 

 

戻る途中、武蔵さんと武蔵アリアダスト教導院学長。酒井忠次と会うもお互い何も話さず別れた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・つづくのかby一刀。つづくに御座るby二代

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがき

 

 

 

 

どうもアサシンです

 

 

こっちでも一刀はサラブレット(種馬)ですwwwww

 

そして何気に重要人物たちと交流を持っています

 

 

次回辺りでちょっとした改変?みたいな事をして一気に原作開始時まで行こうと思いますです

 

因みに一刀や忠勝は創生計画などその辺の詳細は知りません。その辺の事は元信公と井伊・榊原は知っていそうですが

 

 

可能な限り次回からは日曜日辺りに更新できるようになりたいです(希望的観測)

 

 

 

 

 

 

では次回予告

 

 

 

 

次回 真・恋姫ホライゾン第六話 襲名代行

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ではでは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Judgement!


 

 
 
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