No.710817

恋姫外史終章・いつまでも一刀第35話

アキナスさん

祭りの前・・・・・・

2014-08-23 22:17:31 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:4702   閲覧ユーザー数:3662

帝の失脚は一刀に仕掛けられた陰謀と共に国中に伝えられた。

 

それと同時に、諸侯たちの下に文が届けられた。

 

差出人は董卓、曹操、一刀の名が連ねてあり、その内容はこうだった。

 

 

 

 

(第一回、魁!王位争奪戦を開催する。次代の帝となりたい者は洛陽まで来られたし。なお、本人のみでも構わないが、参加するに当たって文、武に秀でた配下の人間を一人づつ選出し、連れてくる事をおすすめする。応援する人間や護衛の将を連れてくるのは良いが、多数の兵士を同行させるのは禁止)

 

 

 

 

 

 

「一刀さん相変わらずだね・・・・・・」

 

「どうなさるおつもりですか?桃香様?」

 

「勿論参加するよ。でも、誰と参加しようか?」

 

「鈴々が出るのだ!」

 

「いや、ここはこの趙子龍が!」

 

「はわわ・・・・・・」

 

「あわわ・・・・・・」

 

この後選考試合が実施され、桃花と参加するのは星、雛里となった。

 

 

 

 

 

「これは、私達も参加してもいいのかしら?」

 

「手紙の最後に「参加していいよ」と北郷一刀の一筆が添えてある」

 

「なら大丈夫ね♪」

 

「・・・・・・しかし、北郷は何を考えているのだろうか?」

 

「さあ?でもこんな楽しそうな事、参加しないわけにはいかないわよ」

 

「出る気か?」

 

「もち!」

 

「蓮華様は?」

 

「あの子が出て優勝出来るとは思えないから、今回は私が出るわ。お供は冥琳と祭で決定ね♪」

 

「・・・・・・ふぅ」

 

 

 

 

 

 

「風さん。一刀さんが一緒に出てくれと手紙に書いてますわ」

 

「・・・・・・ぐぅ」

 

「風さん!」

 

「おお!?」

 

「お約束はいいですから、出かける準備をしましょう」

 

「おや?麗羽さんも行くんですか?」

 

「ええ、一羽も連れていきましょう」

 

「シャオも行く!」

 

「わしも行くぞ!」

 

「俺も行こう!」

 

「・・・・・・」

 

「思春も行くんだよ?一羽ちゃんの護衛でしょ?」

 

「・・・・・・はい」

 

 

 

 

 

 

他にもピンからキリまで

 

 

 

 

 

 

「あたしと蒲公英だけでどこまで行けるかなあ・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

様々な人間たちが

 

 

 

 

 

 

「一刀の奴、私一人でどうしろっていうんだよ・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

王となるべく洛陽へ向かうのだった・・・・・・

 

 

 

 

 

 

宮廷内の一室に、一刀、月、華琳は集まっていた。

 

「さて、どれくらい集まるかね?」

 

「数だけは来るでしょうね。予選を設けてふるいにかけないと」

 

「でも、こんなやり方で決めてもいいんでしょうか?」

 

「いいんじゃね?しっかり実力を見せつければ不満も少ないと思うぞ」

 

「そうね、実力至上主義は私も望むところよ」

 

「負けないぜ?」

 

「こっちの台詞よ」

 

「へぅ・・・わ、私も頑張ります」

 

 

 

 

こうして火花を散らしつつ

 

 

 

 

 

一刀たちは大会の内容を煮詰めていくのであった・・・・・・

 

 

 

 

 

 

どうも、アキナスです。

 

いよいよこの外史最後のお祭りが始まります。

 

全員本気のガチンコ勝負。

 

果たして勝つのは誰か!?

 

では次回に・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「必殺キタキタメリーゴーラウンド!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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