もし、全ての運命が既に決められていたものだとしたら?
君は抗う事なく、運命に従って生きるのか?
それとも残酷な結末を変える為に、運命に抗ってみせるのか…?
「改めまして黒鉄刃です。よろしくお願いしますよ、先輩方」
「俺が、No.20…?」
新たに旅団へと加入する事となったNo.21―――黒鉄刃と、正式にナンバーズとなったNo.20―――Blaz。そんな彼等を、戦士一同は快く歓迎する…
「OTAKU旅団、貴様等を逮捕する!!」
「モブ共が、いい加減くたばりやがれぇっ!!!」
「上等です。ならばお見せしましょう、極みに極めた血祭という物を―――」
「物騒だからやめんかアホ!?」
それでも止む事の無い、時空管理局や不正転生者達との戦闘。ある者は因縁に決着をつける為、ある者は大切な者を守る為、ある者は任務遂行の為に、相対すべき敵と戦い続ける。しかし…
「という訳で、とっととこの場から出て行って貰いましょう♪」
その裏では、密かに暗躍が続いていた…
「くぅ…耕也、さん…ッ…!!」
「な、何でお前がここに…!?」
ある神様の失墜。それを皮切りに、戦士達は思わぬ事態に巻き込まれていく事となる…
「さぁ、もっと私を楽しませなよ!!」
「くそ、厄介な…!!」
旅団との戦いを楽しむ、葛城特戦隊…
「確かあなたも、OTAKU旅団の一員だったわよね?」
「…誰デスカアナタ?」
旅団の一員と接触を図る、転生者の少女…
「ヒーッハハハハハハハハ!! 楽しもうぜぇ、最高にハイな宴の始まりだぁ!!!」
「ッ…倒す!! 貴様だけは絶対に!!」
「マウザーのクソッタレは何処だ、教えやがれこのタコ野郎がぁっ!!!」
「おい知ってるか? 芸術とは、一瞬の儚さなんだよ」
「怖ぇんだよお前の芸術!?」
宿敵エーリッヒ・マウザー。その詳細をよく知る男と、彼等に雇われた“氷塊の悪魔”と呼ばれし傭兵…
「耕也~♪今度こそ、私のモノになってよ~♪」
「くそ、今度はその姿で来やがったのかよ…!!」
突如げんぶに襲い掛かる、
『また会ったな、キリヤ・タカナシ』
「お前は…!!」
再びロキと合間見える、正体不明の黒き騎士…
「待ってて、キリヤ…!!」
「今度は、私等が一哉さん達を助ける番や!!」
「レイさん…」
大切な者達を助けるべく、本格的に動き出す機動六課。様々な思惑が交差し、戦いは更に激化していく。しかし…
「オイ、嘘だろ……こんなのって…!!」
「受け入れろ。これが、抗えない現実という物だ」
戦士達を、多くの惨劇が待ち構える…
「私が、選ばれた…?」
「おめでとうございます、朱音さん♪」
一人、また一人と、真実を知らされていく者達…
「教えてくれ。旅団は一体、何をしようとしてるんだ…?」
「お前はまだ、“アレ”に選ばれていないのだよ」
旅団内で囁かれる、謎の機密情報…
「俺だって知りたいんだよ……何がお前をそこまで焦らせているのかを、な」
「何でだ……俺はただ、今のこの日常を守りたいだけなのに…!!」
仲間同士で、少しずつ強まっていく不信感…
「待て、やめてくれ竜神丸ッ!!」
「残念、もう遅いですよ」
「助、けて……ウル、さ…ん…!!」
「嘘だ……嘘だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」
無慈悲な攻撃の下、次々と失われていく命…
「何をする気だ、キリヤ…!?」
「俺は俺の道を行く。ただそれだけだよ、兄さん」
「兄貴…!!」
亀裂の生じていく、兄弟の絆…
「頼む、そこをどいてくれ!!」
「思い上がるなよ……お前如きじゃ、奴の足元にも及ばねぇよ!!」
「諦めなさい。所詮、それがあなたの限界です」
「ッ……デルタさん、何で…!?」
すれ違いから、戦士達の思いは対立していく…
「叩き潰してくれようぞ、OTAKU旅団…!!」
「フハハハハハハハ!! 遂に動き出したよ、聖王のゆりかごが!!」
『『『全ては管理局による、世界平和の為に』』』
不穏な空気が旅団内で流れる中、本格的に動き始める管理局の闇…
「ライオトルーパー部隊、出撃の時だ!!」
「「「「「Yes,sir!!」」」」」
「どっちの射撃がより正確か……ケリをつけようじゃないか、ティアナ」
「ッ……はい、レイさん…」
決戦を挑む、旅団と管理局…
「悪いなフェイト。俺はもう、引き返せないんだ」
「出て来いよ、エーリッヒ・マウザーッ!!」
「美空さんが、皆が僕の帰りを待っている……僕はここで、死ぬ訳にいかないんだ!!!」
(待ってて、一哉さん…!!)
戦士達はもう、後戻りの出来ない領域まで踏み込んでいた…
『遂に、始まったのだな…』
「そう、全てが我々のシナリオ通りです」
明かされていく、OTAKU旅団の真実…
「何処の誰か存じませんが、戦るならかかって来なさい。でないと時間の無駄です」
「!? デルタ、アンタ私の顔を忘れたのかい…!!」
「行こう、姉貴…!!」
「えぇ、アン娘ちゃん!!」
決められた運命には、逆らえないのかも知れない…
「見届けてやるさ。俺のこの魔眼で、全ての運命を」
「終わらせてやるよ、こんな戦い!!」
(待っていろ、はやて…!!)
それでも彼等は、必死に戦い続ける…
「さぁ諸君、覚悟は良いか?」
己が信じる道を突き進んでいく為に…
己が正義を、貫き通していく為に…
「戦争の時間だ、派手に行こうじゃないか」
九番目の熾天使・外伝 ~改~ “新章”
coming soon…?
Tweet |
|
|
3
|
0
|
追加するフォルダを選択
幽霊騒動編の次話が上手く書けなかった為、こんな予告を載せてみました。
一応言っておきますが、本当にこんなストーリーになるとは限りませんので悪しからず←