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~ 第131話 †官渡の戦い7† ~
河を挟み両者の火花が激しく散る
「麗羽(れいは)何がどう小さいのかしら?」
若干口元がヒクつくのが分かるがなるべく抑え込んで笑みを浮かべる私
「あ~ら、華琳(かりん)さん
それも分からないほどちっちゃい頭をしてらっしゃるんですわね」
うん、決めた
この場で決めた
目の前の大馬鹿は絶対殺そう、そうしよう
「分かるわけがないわね、貴方みたく大きいだけで何もできないお嬢様の言うこと何て
獣と同じでハッキリ言ってくれないと分からないわ」
私の言葉で向こうも笑みを浮かべているが口元がヒクついてるのが分かる
「そ、そうですわね
誰でも分かりやすくハッキリと言ってあげますわ・・・この貧乳娘!」
彼女の言葉を聞いて私の中で何かが切れた音がした
「うるさいわね!そんな変なのに乗るからさっきから下着が見えっぱなしの露出狂!」
「なっ!?」
私が言った事で麗羽を担いでる男達と周辺の兵士達が一斉に顔を背ける
「ほらみなさい!周りの兵士達も貴方の下着はみたくないそうよ」
鼻で笑い勝ち誇ったような笑みを見せつけてやる
「貴方達!私の下着が見れて誇らしくありませんの!?」
「れ、麗羽様~それはちょっと違うと思います・・・」
顔良(がんりょう)が麗羽を宥めている
「ふ、ふん!今日という今日は華琳さん・・・許しませんわ!」
「こっちだって貴方という大馬鹿者は今日で見納めにしてやるわ!」
「「ふん!!」」
「真桜(まおう)!あの馬鹿に打ち込みなさい!」
「了解や大将!投石発射や!」
背後に控えてた投石車を管理する真桜に指示を出しあの馬鹿に向けて投石をさせる
寸分の狂いもなくあの馬鹿へと投石が吸い込まれていき・・・
「猪々子(いーしぇ)さん!」
「任せときな姫!でかいのはあたいの武器だけで十分だっての!」
当たる直前に向こうの文醜(ぶんしゅう)に叩き落とされて巨石は地面に落ちる
そして、それを皮切りに戦闘が開始される
「皆さん!雄々しく華麗に前進するのです!」
麗羽の号令に巨大な木の橋が運び出されてくるのが分かる
なるほど、大量の資材が運び込まれてると桂花(けいふぁ)が言ってたけど
あの巨大な櫓とコレの為ってことね
「華琳様!引いてください!櫓の矢が飛んできます!」
「そうです華琳様!僕と流琉(るる)に任せて桂花様や稟(りん)様の所へ!」
櫓から飛んでくる矢を季衣(きい)と流琉の二人が落としてくれる
「真桜!櫓破壊より先にあの橋を架けさせないにしなさい!」
「了解!修正や!狙う箇所はごっつい木の橋に変更!」
チラっと向こう岸を見るとあの馬鹿は高笑いしながら後ろへ下がっていくのが見えた
後は霞(しあ)からの報告待ちね・・・それまで耐えてみせるわ
こうして、官渡の戦いが幕を開けた
これは後に一部の歴史家達がこう記す・・・「大小のどちらの胸が素晴らしいかを決めた戦いだと」
~あとがきっぽいもの~
涼しい時間を狙って書くとどうしても朝になりますね・・・
更新時間をこれから日曜から月曜にかけての深夜に変更させてもらいますorz
そんな深夜のテンションで書いてしまうと最初はもっとひどい感じでした
両軍入り乱れてのどんなお胸様が素晴らしいかを舌戦しあったり
途中からコメント欄にあったように時代を無視したドリルミサイル対決なったり
一度仮眠をとって、落ち着いて(?)書いたつもりですが・・・
舌戦の場面って難しいですね、自分が書くとどうもおかしい方向にしかいかないようです
もう一度原作をやって、今後はもっと真面目にかけたらいいなぁと勉強しますorz
こんなお胸スキーの駄文ですが次回もよろしくお願いしますm(_ _)m
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この物語はオリ主メインの外史です
視点は基本オリ主となっています
その他にご都合主義・チート・独自ルートで書いています
苦手な人はご遠慮ください
大丈夫な人は駄文にお付き合いください、更新は夏場は不定期になります
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