~ 第130話 †官渡の戦い6† ~
翌日になり、日輪が顔を出し天へと昇り始める
この日、中原の覇者が決まる戦いが幕を開ける
私は天幕を出て、対岸へと目を向ける
丘になってるので対岸がよく見える
そこには巨大な櫓いくつもあり、威圧感がある
アレを破った時、覇王になる為の階段をまた一つ上がる
そう思うだけで私は身体に高揚感を感じる
ふふふ・・・私が求めていたのはこれだわ
待ってなさい麗羽(れいは)!
踵を返し、天幕へと再び入っていく
この後、各将校達が起き始める
食事が終わり、時間ギリギリまで話し合った
~袁紹(えんしょう)視点~
私は陽が昇ると同時に目を覚ます
今日は私の栄光への最大の敵である華琳(かりん)さんとの決着の場
今まで私塾では勝てず、苦い思いをしてきましたわ
けれど、それも今日までの事
私には猪々子(いーしぇ)さんに斗詩(とし)さんという
夏侯(かこう)姉妹に劣らない二枚看板がいますし
何より・・・豊(とよ)がいるのですから
豊が作ったあの巨大な櫓は私に相応しいですわ
大きく雄々しい・・・あれが華琳さん達を蹂躙する姿が目に浮かびますわ
天幕を出て、ウットリとそれを見上げる
はっ!?いけませんわ・・・大事な戦いの前ですわ
豊をしっかりと着飾らないといけませんわね
天幕に入り持ってきている衣装袋を侍女達に持ってこさせ
あれでもないこれでもないと頭を捻る
この時、豊こと田豊(でんほう)は急激な悪寒を感じ飛び起きたらしい
結局、豊は戦争が始まるまで隠れていたおかげで曹操(そうそう)に見つかる事は無かったそうだ・・・
陽が完全に昇りきった時両者が対岸越しに対面をする
曹操は許(きょ)チョと典韋(てんい)の二人を護衛に
袁紹(えんしょう)は顔良(がんりょう)と文醜(ぶんしゅう)二人の護衛と・・・
通称わっしょい部隊が担ぐ玉座の上で高笑いしながら
「お~~ほっほっほ!相変わらずちっこいみたいですわねぇ華琳さん!」
戦う前から両者の間には火花が散っていた・・・
~あとがきっぽいもの~
今回も短くてすいません・・・orz
私事が中々片付かないせいで書く時間がありませんでした
個人的に顔良・文醜の二人って関羽にあっさりやられちゃいますが
実際は弓を使えたりなどの夏侯兄弟並の強さ持ってると思うんですよね・・・
扱いが不憫で可哀想です・・・
恋姫においてもそれは変わらず主に斗詩さんとか斗詩さんとか斗詩さんが!
だからといってこの後の展開で活躍するかどうかは未定です!
後、豊君ですが前もって言ってる通りこの戦いが終わり次第フェードアウトしていきますので
よろしくお願いします!
まだまだこの程度の暑さには負けないと思ってる駄文ですが次回もよろしくお願いしますm(_ _)m
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この物語はオリ主メインの外史です
視点は基本オリ主となっています
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