No.687878

Gundam SEED another Destiny =PHASE 03=

RASNさん

次の話を考えてたり、オリジナルの話を考えてたら遅くなりました。

2014-05-19 18:13:57 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:647   閲覧ユーザー数:639

PHASE 03  追撃戦

 

 

アーモリーワンで起こったMS強奪事件、その奪取された三機のMSを取り押さえる為に新造艦ミネルバのMSが出撃したが三機のMSは逃走を謀っており、シンとレイはその追撃をしていた。

 

 

 

 

「くそっ!逃げるな!」

 

「逃がすわけにはいかん!」

 

シンとレイは外壁に対して攻撃しているガイア目掛けてレイはビームライフルを乱射しシンはインパルスの背中にあるフラッシュエッジを投げつけていた、だがビームライフルはガイアに直撃せずフラッシュエッジはカオスとアビスによって落とされていた。

 

「ちぃ!当たらないなら直接斬ってやる!」

 

シンのインパルスがエクスカリバーを掲げて斬りかかりに行こうと突撃するが、アビスが急に目の前に現れビームランスとエクスカリバーの鍔迫り合いが始まった。だかその鍔迫り合いも長くは続かずカオスの放ったビームライフルによって片方のエクスカリバーが破壊されてしまった。

 

「ぐぅ…!」

 

「シンっ!」

 

鍔迫り合いから解放されたアビスがインパルスに対して斬りかかろうとする姿勢を見せた時レイがビームトマホークを投げつけて、インパルスからアビスを引き離した。

 

「…あいつら!よくも!」

 

「落ち着け、シン!今度は武器だけではなくお前もやられるぞ!」

 

「けどこのまま逃がすわけには…!」

 

「…おいおい、俺が落ち着けって言ったのに落ち着いてないのか?」

 

「…隊長!」

 

シンとレイの下から先程までルナマリアといたユニラのザクが猛スピードでやって来たのであった。

 

「レイ、状況は?」

 

「…あまり芳しくありません、ガイアは外壁を攻撃し続けており他二機は邪魔されないよう援護をしているみたいです。」

 

「(外壁を破壊するなら瞬間の火力がガイアより高いアビスがいいのに何故だ…?)分かった、シンお前の機体の状態は?」

 

「…エクスカリバーが一本にビームライフルだけです。」

 

「そうか、なら…」

 

ユニラは目の前のボタンを押してミネルバへと通信を繋げた、対応に出てきたのは艦長のタリア・グラディスであった。

 

「どうしたの?例の三機は?」

 

「確保には至ってはおりませんが、至急フォースシルエットを送って頂きたい。」

 

「……分かったわ、あとシンにあくまで目的は破壊ではなく確保という事を伝えてちょうだい。」

 

「了解。」

 

 

 

 

ユニラがミネルバにフォースシルエットの要請をしてからはカオスとアビスが積極的に攻撃してきたのであった。そして主にシンに対しての攻撃が激しくなっていた。

 

「くそっ!何でこっちばっかり狙うんだ…!?」

 

「…どう考えても武装がもうないお前がこの中で一番やり易いからだ。」

 

「レイ…そこまでハッキリと言うなよ…。」

 

「見たままを言っただけだろ?」

 

「隊長まで!?」

 

「ほらほら、油断するなよ?来てるぞ!」

 

シンの目の前にはカオスが接近していたのであった。

 

「っち!喰らえ!」

 

シンは残った片方だけのエクスカリバーをカオスに投げつけたのであった、だがカオスは脚部のビームクロウを両方とも作動させてバック転の要領で向かってくるエクスカリバーを蹴り上げたのであった。 

 

「くそっ!もう武器が…!」

 

「シン!何をしているんだ!…隊長シルエットの方は!?」

 

「…もうすぐ到着するみたいだ、来たら援護分かったなレイ?」

 

「了解です。」

 

「シルエットが来たら直ぐ様に換装してガイアを止めろ、出来るかシン?」

 

「出来ますとも、やってやりますとも!」

 

そう言っている間にこの場に合計八つの翼を持つシルエットフライヤーが来たのであった。

 

「…来たか!隊長、俺はアビスの足を止めます。」

 

「それじゃシン、手筈通りにな。」

 

「了解!」

 

 

レイのザクはビームトマホークを抜いてアビスに攻撃し続け、ユニラのザクは大型のビームアックスで攻撃をしていた。その最中シンのインパルスはやって来たシルエットフライヤーに近づいたら背中のソードシルエットを取り外れ、それとほぼ同時にシルエットフライヤーの背負っていた赤と黒の六つの翼を持っている部分が取り外れてインパルスの背中にドッキングし、装甲の色が赤色の部分が青くなり黒かった口の部分は赤くなったのであった。

 

「換装完了!フォースシルエット、行きます!」

 

フォースインパルスとなったインパルスは交戦中のカオスとアビスを高速で通り抜けてガイアの元へビームライフルと機動盾携えて向かった。

 

「もうすぐだ…!」

 

インパルスはあと少しでガイア元へとたどり着きそうであり、ガイアは攻撃に夢中でこちらに気づいていないようだ。

 

「その機体、取り返す!」

 

インパルスはビームライフルを後ろにしまってビームサーベルを取り出した。

 

「今ならっ!」

 

インパルスはビームサーベルを振りかぶりガイアへと向かって加速し始めた。

 

 

「シン!避けろ!!」

 

「(Pー!Pー!)えっ!?」

 

突然コックピット内に鳴り響いたのは警戒音とユニラとレイの声であった。そしてシンの後ろからは…

 

「…!アビスか!?」

 

アビスが胸部及びに肩のビーム砲で一斉射してきたのであった。

 

「…くっ!」

 

インパルスは背後からの攻撃を回避したがそれによってアビスの砲撃はガイアの攻撃していた場所に直撃し穴が空いてしまった。

 

「しまった!?」

 

「シン!早くそこから離れろ!吸い込まれるぞ!」

 

アーモリーワンは宇宙に浮かぶコロニーであるため穴が空くとコロニー内にある空気が宇宙へと吸い出されてしまうのだ。

 

「了か…ってうわぁああ!?」

 

ユニラの警告も虚しくインパルスはガイアと共に宇宙へと放り出されたのであった。そしてガイアが放り出されたのを見てアビスとカオスも穴の方へと向かったのであった。

 

「隊長!」

 

「分かってる!追うぞ、このまま奴さんにもう一機あげるわけにはいかないからな!」

 

 

ユニラとレイは空いた穴へと向かっていった。

 

 


 
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