No.662902

真・恋姫無双 龍神の名を持つ者 第1章 第五話

今回は恋側のみです

何が足りないか考えたが
最近気づいたけど

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2014-02-13 17:48:11 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:1393   閲覧ユーザー数:1315

 

 

Side 霞

 

 

呂布ちんがあたらしくかーさんの元にくるらしい

いや、ウチもなにが起きたか知らへんけど兵たちがそう言っていたし、多分ホンマやろ

とか言っているうちにかーさんと呂布ちんがやってきた

 

 

 

「お疲れ、今までの戦場はどうだった?」

 

 

 

いや、それよりめっちゃ呂布ちんのことが気になるんやけど

まぁ、それは置いといてそーやな

怖かった?恐ろしかった?なんかそんな感じちゃうなぁ

なんやろ?心躍る?これが一番近いなぁ

けどなんかそれやったら殺人鬼みたいやな

どー答えのがええんやろ?

 

 

 

「怖かった」

 

 

 

烈火はやっぱりそんな感じか・・

うーん、どう答えよー?

 

 

 

「霞はどうだった?」

 

 

 

んーなんて答えよ

あーーーこんななやんでるのはウチらしくない

ズバッと答えてまお

 

 

 

「言いづらいんやけど、ウチも戦いたかった」

 

 

 

流石に心躍ったは不味いよな~

けど、ウチも戦いたかったはホンマやし、ええか

 

 

 

「ふむ、もしかしたら霞は将来戦好きになるかもしれんなぁ」

 

 

 

なるほど、そういう考え方もあるなぁ

てか、それやな!なるほど、戦好きか・・・けど、そんな大きな戦も起きへんやろしなぁー

うーん、とりあえず出撃にはついていくか、これからは

やっと、呂布のことを聞ける

 

 

 

「なぁ、呂布ちんがついて来るってホンマ?」

 

 

 

「なんだ、知っていたのかそれなら事情が早い、自己紹介しとけ」

 

 

 

「恋は....呂布.....呂奉先」

 

 

 

「ウチは張遼、字は文遠やよろしゅう」

 

 

 

「私は華雄だ字は雄起 好きに呼んでくれ」

 

 

 

「......ん」

 

 

 

あかん、めっちゃ気になる

色々聞いていいんやろか?って目でかーさんを見る

 

 

 

「恋は今日色々疲れているだろうし、質問は明日からにしろ」

 

 

 

ちぇーつまんないのぉ

明日になったら、色々聞いてみよっと

 

 

 

「恋はこいつらといっしょで大丈夫か?」

 

 

 

「.......ん」

 

 

 

「じゃー今日はもう遅いし寝るぞ」

 

 

 

「「わかった」」

「.....ん」

 

 

 

さて、寝るかって・・・・・呂布ちんはどこで寝るんや?

ウチらとか?多分そうやろな

さて、どーしよかって・・・・もう寝てるやと!

何があったかは明日聞くとしよか

 

 

 

「おやすみ、呂布ちん」

 

 

 

さて、ウチも寝るか

 

 

 

「ウチはもう寝るで、どうする?烈火?」

 

 

 

「私も寝る」

 

 

 

「わかった、おやすみ~」

 

 

 

はぁ、そー言っても中々寝れる気がせんなぁ

これでも雑魚寝は数日続けてやし

うーん、中々寝れる気がせーへんなぁ

どーしたもんかなぁ?

とりあえず、目を閉じとくかぁ そーしよ

おやすみ、かーさん、烈火、呂布ちん

 

 

 

 

 

 

明日が来たわー

さぁ、洛陽に変えるとしよか

移動はかーさん以外全員徒歩や

ホンマはかーさんも徒歩がええらしいけど、威厳の問題らしい

それぐらいならウチに譲ってほしいわ

さて、それじゃ呂布ちんに色々聞いてみるか!

 

 

 

「おはよー呂布ちん」

 

 

 

すでに烈火は外で鍛錬しているみたいやな

 

 

 

「なぁなぁ、呂布ちん昨日は何があったん?」

 

 

 

あれ?聞こえへんかったんやろか?

 

 

 

「おーい、聞こえてる?」

 

 

 

無視っぽいなぁなんか悪いことしたんやろか?

 

 

 

「.......夢じゃない.....現実....会いたい......会いたいよ」

 

 

 

・・・・夢じゃないってことは現実で何かあったってことか

会いたいねぇ親ってことか?それも会いに行けへんとなると死んだか行方不明か・・・

って冷静に分析してる場合ちゃうやろ!なぐさなきゃ

どー慰めよ・・こーゆーのって慰めたらさらに傷つけるんちゃうやろか!

どーしよって烈火帰ってきた

 

 

 

「お!霞、呂布、おはよう」

 

 

 

って泣いている呂布ちんに気づかんのかい

あ、気づいた

 

 

 

「おい!呂布!泣いていたってなにも起きないぞ!何かしたいのなら行動しろ!

 そうじゃないと何も変わらんぞ!!」

 

 

 

かーこういう時に何も考えない烈火の性格がうらやましくなるわ

これじゃーどっかの言うだっけ言って何もしないリア充と何も変わらんやんけ!!

 

 

 

「そーやで、呂布ちん!前向いて進まへんと死んだ親に顔見せれへんやろ!

 死んだ親が今の呂布ちんを見てどう思う!」

 

 

 

烈火・・親が死んだってところで驚くと思ったら案の定や

あとでそれとなく伝えておくか

 

 

 

「......お父さんとお母さんが.....思う......前向かなきゃ.....決めたんだ.....行かなきゃ」

 

 

 

「よし、それじゃー洛陽に向かおうか」

 

 

 

かーさんが入ってきた てか見てたんかい!

それにしても、感情の起伏が少なそうな子やな

帰るまでに色々聞こうっと

 

 

 

 

 

 

「よし、準備はできたな!洛陽に帰還するぞ!」

 

 

 

「「「「「「うおおおおおおおおおおおおおおおおお」」」」」」

 

 

 

「......すごい声」

 

 

 

まぁ、初めてやったら驚くのも無理はないか・・

さて、出発か

初めて戦場を生で感じたけどまさかウチが戦好きとはな・・・

さて、質問をするとしよーか

 

 

 

「なぁなぁ、呂布ちん 呂布ちんって何歳?」

 

 

 

「.....確か....6歳」

 

 

 

6・・・・歳だとウチより若いとは!

まさか、お姉さんになるのかくぅ~お姉さんか!いいねぇ~!

それにしても、人殺しをしてるとは

やっぱり洛陽から離れるほど治安は良くないなぁ

洛陽は洛陽で悪いけど

 

 

 

「親以外に家族はおったん?」

 

 

 

「.....兄が一人」

 

 

 

おぉ!兄かということはウチが初めての姉か

それにしても兄かウチも兄ほしいなぁいくつなんやろ?

 

 

 

「....双子の」

 

 

 

夢が砕け散ったわ

くぅぅということは呂布ちんと同い年やんけ

つまり、ウチの弟になるのか

で、その弟はどこにいるんやろ?

 

 

 

「どこにおるん?」

 

 

 

あ、しちゃいけない質問したかも

うつむいてるし・・・

 

 

 

「答えづらいならええで?」

 

 

 

「.....わからない」

 

 

 

行方不明っちゅうことかい

呂布ちんを残してどっか行くなんて許せへんなぁ

てか、本当に生きとるんかい?こんな世じゃ強ないと生きていけへんしなぁ

 

 

 

「ちなみに強さは?」

 

 

 

「......恋より強い」

 

 

 

六歳でその強さってホンマに人間かいな・・・

大体それぐらい強いと性格が悪いもんやな

・・・もしかして呂布ちんがこんなに無口なのは暴力で黙らされてきたからか!?

それは許せへんなぁ!!

いや、落ちつけ一応聞いとくか流石に

 

 

 

「性格は?」

 

 

 

「......やさしい」

 

 

 

殴るのが優しいってことか

親に比べて親は殴るのが厳しかった

そんな親死んで正解や!

 

 

 

「.....いつでも悳兄は悳兄のことを後回しにしてた」

 

 

 

・・・・家庭内暴力と話があわへんなぁ

ホンマにやさしいんかなもしかして

てか、そーとしか考えられへんやろ

優しくて強い兄 ようできた兄やんけ

 

 

 

「....悳兄....危険なことは恋に....任せない」

 

 

 

良くも悪くも恋に過保護だったわけか

それで今はこの状況になっていると

 

 

 

「なんで邑で兄をこれ以上待たへんのや?」

 

 

 

「....悳兄は恋より強いから.....邑には戻らないと思う」

 

 

 

「どういうこっちゃ?」

 

 

 

「....悳兄は心も強いから.....後ろを振り向かないから」

 

 

 

「極論ちゃうか?」

 

 

 

「.....邑に向かうとき恋たちと会わなかった」

 

 

 

つまり、悳兄は強いから賊を全滅させた後も呂布ちんを助けようとするが

助けに来なかったし会わなかった つまり、どこかに行った・・と

やっぱり極論な気がするな

 

 

 

「....それに......悳兄は.....二日以上恋と会わなかったことはないから」

 

 

 

「つまり、二日待ったけど帰ってこなかったってことはどこかに行ったと」

 

 

 

そんなもんか

それにここまで自信を持っているってことは本当にそうなんやろうなー

さて、質問に戻るか

 

 

 

「好きな食べ物は?」 

 

 

 

「......なんでも」

 

 

 

「嫌いな食べ物は?」

 

 

 

「......ない」

 

 

 

嫌いがないことはええことやな!うん!

別に年上やのに好き嫌いがあってはずかしいわけちゃうで?

ホンマヤデ?

 

 

 

「なぁ、ここで馴れそうか?」

 

 

 

「.....わからない.....けど..がんばる」

 

 

 

「そうやな!できるだけウチも手伝うで!」

 

 

 

 

 

 

Side 恋

 

 

........この人いい人そう

 

 

.....真名を預けたほうがいいかな 悳に・・・・

 

 

.......いないんだ

 

 

.......これからは恋自身で決めなきゃ

 

 

.....でも、まだわからない

 

 

.....今はまだやめとこう

 

 

.......まだ違う

 

 

......なんでこの人、色々聞いてくる?

 

 

 

「どうしたん?」

 

 

 

....なんで聞いてくるのだろう?

 

 

 

「....なんで色々聞く?」

 

 

 

「不快やった?」

 

 

 

「.....んん」

 

 

 

「色々知っている方が仲良くなれるやん」

 

 

 

.....恋に気を使ってくれた?

 

 

....やっぱりこのひといいひと

 

 

 

「...恋の真名は恋」

 

 

 

「真名ええのか?」

 

 

 

「.....ん」

 

 

 

「うちの真名は霞や こちらこそよろしゅう」

 

 

 

....洛陽に戻ったら鍛錬がんばろう

 

 

......強くなって悳兄に頼りにされよう

 

 

......絶対に

 

 

.......最強になろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、作者はやっと気が付きました!

 

何がこの作品にたりないのか!それは

 

 

 

 

あとがき

 

 

 

だと!

 

いやー中々の盲点でした~

ということでこれからは最後のPはあとがきにしようと思います

関西人だからか霞が書きやすい気がする・・・

 

 

次回は悳サイドのみです

 


 
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