…まずい、つい禁句を言ってしまった…
剣也は心の中で後悔してた
「剣也さん…今"おっさん"て言いました?」ニコニコ
そう言いながらおっsーギロッ!!ー…失礼しました、美しい女性、尾崎真由美さん(20)(尾崎だからおっさん)は誰もが見とれる程の笑顔をしていたが目が笑っていない
「(まずい!!)いえ!言っておりません!!」
剣也は生命の危険を感じ、敬礼しながら叫んだ
尾崎さんは祖父に六式を教わり、自分なりに工夫を凝らした結果、六式のみで全力を出した剣也と互角になるほどの戦闘力(しかも本人は本気の半分すら出していない)を持っているのである…
因みにクレーターは"指銃"の応用"獣厳(ジュゴン)"の強化版"流呀(リュウガ)"…"鉄塊"をしながら"獣厳"を放つという荒業で、その衝撃波によって出来たものである
「あれ?AR∀GO (ロンドン市警特殊 犯罪捜査課)の人?…あ!!そうだ!!思い出した!!日本支部立ち上げ記念のパーティーにいた!!」
アリサは剣也を指しながらそう叫んだ
「覚えてたんだ…」
「当たり前でしょ!?覚えてなかったの!?」
「………」
「………」
二人の間に沈黙が流れる……
「家族心配しているだろうから、早く連絡しよう」
「(話題変えた!?やっぱり覚えてなかったの!?)」
その後、無事アリサを後から来た警察に保護させ、帰らした(保護させた時に警察全員に敬礼された)
「そう言えば剣也さん、お父様から連絡が…」
「?父さんから?」
父さんは古代ベルカ式の魔導師で聖王教会に所属している
「お父様の任務を代わりにしたときに管理局の方にお会いしたそうですね」
「あ、今日の事か…あ!!」
やべ、話するの忘れてた!!
「…明日、翠屋というお店で管理局の方々とお話してください」
「…はい…翠屋の場所は?」
「ウィルさんが知ってます」
「はい」
その後、尾崎さんに家まで送ってもらい、一日を終わらせたのであった
ある異次元
そこでうごめく何かは
突然囁いた
「あの才牙で…もう少しで…会える…アリシア…」
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第十話救出、そして新たな事件の始まり