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真・リリカルなのは 第十一章 機動六課設立編 第七話 繰り返される激戦!カイトVSシグナム

ohatiyoさん

カイトVSシグナム
これで3度目ですね

2013-10-12 13:02:15 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:1034   閲覧ユーザー数:1014

暴走列車事件から翌日、はやてはメンバー全員の資料を読んでいた

 

はやて「まぁ、これも仕事の1つや……………決して暇つぶしとちゃうで?」

 

リイン「はやてちゃん、誰と喋ってるですか?」

 

いきなり話し出すウチに問いただす リイン

 

はやて「いや、その…………………独り言や」

 

決して読者と! なんて言えん………………………

 

はやて「ん? ああ、これはカイト君のか」

 

リイン「カイトさんは、どんな人なんですか?」

 

そういえば、リインはカイト君の事を知らんかったな

 

はやて「う~ん、ツンデレやな」

 

リイン「………………………………………………」

 

予想外の回答に言葉を失った リイン

 

見た目がアレやからな、カイト君は

 

はやて「ちょっと見てみたろ」

 

ウチは、カイト君の資料を読む

 

はやて「…………かなりの事件に関わってるな」

 

昨日の奴で1058件か…………………………

 

はやて「しかも、その内700件以上がSランク任務」

 

ウチでもSランク任務は、まだ2回ぐらいしか経験したことないのに………………………

 

はやて「どんだけ稼ぐねん、カイト君」

 

これは年収、億越えたな

 

見てみたろ……………………………

 

はやて「ん?」

 

ウチは、資料に表示されている金額を見て驚く

 

はやて「どういうこっちゃ!? これは!?」

 

いくらなんでもありえんやろ!!

 

リイン「どうしたですか?」

 

はやて「ちょっとカイト君と話ししてくる」

 

カイト君を探す為、自分の部屋から退出する

 

リイン「???」

 

リインが不思議そうな顔してるけど、説明は後や!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~ブリーフィングルーム~

 

なのは「それじゃ、漸く任務から戻ってきたカイト隊長を紹介するね」

 

まだ自己紹介をしていないのは、カイトだけである

 

フォアード達とは一通り顔を見合せたようだが、なのはは名前ぐらい自分で名乗るべきだよと言う

 

なのは「それじゃカイト君、早速自己紹介を」

 

カイト「天城カイトだ」

 

なのは「……………………………それだけ?」

 

本当に名前しか言わない カイト

 

カイト「それ以外に何がある?」

 

なのは「もう、普通の就活ならアウトだよ?」

 

カイト「フン」

 

ヴィータ「相変わらずだな、テメェは」

 

全く(態度が)成長していていないカイトに呆れる ヴィータ

 

スバル「カイトさん、質問いいですか?」

 

カイト「何だ?」

 

スバル「任務って、何をやっていたんですか?」

 

これはスバルだけではなく、なのは達も気になっていた事だ…………………しかし

 

カイト「Sランク任務だ、他者に喋る内容では無い」

 

カイトはやはり教えてはくれない

 

スバル「そうですか…………………………………」

 

レイン「相変わらず、冷たいっすね」

 

なのは達も苦笑いだ

 

シグナム「お前の実力をここで示してはどうだ? 天城」

 

カイト「何?」

 

そんな中、シグナムはカイトに実力を示せと言う

 

シグナム「お前の事を知っているのは、レインとアマルぐらいなのだろう? ならば、お前自身が隊長格の強さであることを示せ…………………私と戦ってな」

 

シグナムの意味不明発言に驚くフォアード達

 

なのは(戦う為の口実を無理やり創ってる!?)

 

ヴィータ(シグナムって結構アホだったんだな)

 

フェイト(……………………私も戦いたいんだけどな)

 

ルナ(さて、カイトはどう出るか…………………………)

 

それぞれ違う想いがあるようだが、カイト達の様子を黙って覗う

 

カイト「下らん、俺の力が信用出来んなら、しなくていい」

 

カイトは立ち去ろうとする

 

シグナム「逃げるのか? お前らしくもない」

 

シグナムの安い挑発

 

しかし、この言葉を聞き、カイトは足を止める

 

カイト「貴様が一度でも、俺に勝ったことがあるか?」

 

カイトとシグナムは何度も刃を交えており、今の所はカイトが全勝である

 

シグナム「今日がその日だ、お前に黒星を送ろう」

 

カイト「上等だ…………部下の前で醜態を曝す準備をしておけ」

 

シグナム「言ってくれるな……………今日こそ勝つ!!!」

 

2人は訓練場に出る

 

カイト「行くぞ!!!」

 

真っ赤なバリアジャケットに身を包み、龍を模様した銃を持つその姿は、カイトの通常のフォルム、ヴォルケーノフォームだ

 

シグナム「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!」

 

カイトが放つ炎の弾丸を、レヴァンティンで弾きながら、カイトに向かっていく シグナム

 

カイト「フン、少しはやる」

 

龍の口の様な形をしている銃口が少しだけ開き、そこから刃が出現する

 

カイト「はぁ!!!!!」

 

ガキィィィィィィィィィン

 

ウィザードとレヴァンティンがぶつかり合い、火花を散らす

 

何度も何度も打ち合う

 

カイト「ウィザード!!!」

 

ウィザード【ウェイクアップ!! Verハリケーン!】

 

カイトのバリアジャケットは、全身が緑色に染まり、武器も双剣に変わる

 

シグナム「それが、お前の新たな力か!!!!」

 

(ラスヴェート)との戦いで既に披露しているフォームだが、シグナムは初めて見たようだ

 

カイト「貴様如きに披露する羽目になるとな」

 

シグナム「言ってくれる!!」

 

観戦しているフォアード達も驚く

 

スバル「カイトさんのバリアジャケットの色が変わった?」

 

フェイト「カイトのデバイス、ウィザードは不思議なデバイスでね」

 

なのは「バリアジャケットを変化させることで、カイト君の力も変化させるんだ」

 

フェイト「魔力変換資質と武器をね」

 

カイトの事をほとんど知らないフォアード達に、彼の力を説明する なのは達

 

なのは「バリアジャケットの変化はそれほど珍しいものじゃないけど、魔力変換資質の変化は多分カイト君だけが持つ力」

 

ティアナ「レアスキルですか?」

 

フェイト「ううん、違うよ」

 

なのは「どちらかといえば、ウィザードの能力だからね」

 

フェイト「さっきまでカイトは炎熱を使っていたけど、今からは暴風と電気を使うよ」

 

シャーリー「カイトさん、ウィザードを弄らせてくれませんかね?」

 

なのは「多分無理だよ」

 

シャーリー「orz」

 

ウィザードはカイトが開発したデバイスであり、他人には絶対に弄らせないのだ

 

シャーリーからしてみればストレスだった

 

彼女の夢はウィザードを弄ることらしい

 

カイト「はぁ!!!!!」

 

ザシュッ

 

シグナム「グッ!!!」

 

脇腹を切り裂かれた シグナム

 

一方的に押されている

 

カイト「どうした? 限界か?」

 

シグナム「まだまだ!!!!!」

 

レヴァンティン【カートリッジロード!!!】

 

シグナム「斬龍・紫電一閃!!!!!!」

 

カイト打倒の為に開発した、シグナムの新技

 

しかし、既に何度もカイトに対して使っている。

 

その為、

 

カイト「その技は既に見切っている!!!」

 

カイトは、シグナムの技に合わせてカウンターを狙う

 

ザシュゥ

 

鈍い切り裂かれた音が響く

 

シグナムの技が破られたのだ

 

シグナム「グワッ!!!!!」

 

シグナムは吹き飛ばされる

 

エリオ「凄い……………」

 

ティアナ「………………………………………………………」

 

スバル「あのシグナムさんが、子ども扱い……………………………」

 

フォアード達は驚くしかなかった

 

シグナムの強さを何度も見ているからだ

 

カイトの方が強いとしても、ギリギリの勝利だと思っていたのだ

 

まさか、ここまでシグナムを圧倒するとは……………………

 

なのは(もの凄く強くなってる…………………………)

 

フェイト(今の私じゃ、絶対に勝てない……………………………)

 

なのは達もカイトの強さに驚いていた

 

敵対していた頃に比べると、天と地の差がある

 

なのは&フェイト((でも、だからこそ越えたい))

 

カイトとシグナムの戦いを見て、久しぶりに打倒カイトの志を思い出す2人

 

カイト「さて、思ったより時間を食ったな…………………この一撃で終わらせる」

 

カイトは双剣を連結させる

 

ウィザード【ボーゲンフォーム!!】

 

シグナム「剣の次は弓か? いいだろう!!」

 

レヴァンティン【ボーゲンフォルム!】

 

お互いに弓を構える

 

カイト「終りだ!!!」

 

ウィザード【ストームアロー!!!】

 

シグナム「駆けよ!!!! 隼!!!」

 

レヴァンティン【シュツルムファルケン!!】

 

風を纏った矢と炎を纏った矢がぶつかり合う……………………そして

 

カイト「貴様では俺に勝てん……………………いい加減に学習しろ」

 

カイトはその場を立ち去る

 

矢がぶつかったとき、炎の矢は砕け散り、カイトの矢が、シグナムを貫いたのだった

 

シグナム「クソッ」

 

その場に倒れる シグナム

 

みなが戦いを見学している所に戻ってきた カイト

 

それと同時にやって来た はやて

 

はやて「カイト君! 聞きたいことがある!」

 

大声で叫ぶ はやて

 

みなが注目してしまう

 

カイト「何だ?」

 

はやて「何でこんなに給料が少ないん!? 1カ月に3万キリやん!!」

 

※3万キリ=3万円

 

なのは「え!?」

 

なのは達も驚く

 

1カ月3万円………………………まるでバイトである

 

ティアナ達フォアードでも10万キリは貰っているというのに……………

 

カイト「少なくなどない、1カ月生活できるギリギリの額だ」

 

はやて「いやいやいやいや!!!! 任務数考えてや!」

 

カイト「貴様にどうこう言われる筋合いはない!!!」

 

そう言い残し、自分の部屋へと戻っていく カイト

 

ルナ「しょうがないわね、私が説明するわ」

 

はやて「理由、知ってるん?」

 

カイトに変わって、ルナが理由を説明してくれるようだ

 

ルナ「ええ、リンディさんから聞いたからね」

 

なのは「それで、カイト君の給料が異常に少ない理由って?」

 

やはり、なのは達も気になるようだ

 

ルナ「カイトは自分の給料の9割以上を寄付してるのよ」

 

はやて「え?」

 

ルナ「このミッドで、生活が困る人って居ないでしょ? カイトが寄付しているお陰なのよ」

 

そう、カイトは生活に困っている人が出ない様に、生活保護金として自分の給料を寄付しているのだ

 

1カ月ギリギリに生活できる分だけを残して

 

なのは「カイト君…………………」

 

レイン「凄げぇ!! 痺れるぜ!! 流石は旦那だ!!」

 

なのはは感動し、レインは改めて彼を尊敬した

 

エリオ「そう言えば保護団体も、最近は寄付額が増えて、施設が豊かになったって聞いたことがあります」

 

ルナ「そうね、それもカイトが寄付しているのよ。やらない善より、やる偽善と言った所かしら?」

 

ルナの発言により、カイトの株がウナギ登りになった

 

カイト「微妙に寒気がするな」

 

ウィザード【風邪ですか?】

 

カイト「いや、こういう時は決まって上月の奴が、いらんことを喋っているのだ………………後で問いただすとしよう」

 

翌日、頭に大きなタンコブを創ったルナが目撃されたらしい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シグナムがただの噛ませ犬になりつつあるこの小説

 

後半で何とか出来る………………はず

 

ミッドのお金の単位を知らないので適当に付けました

 

キリってネーミングセンスの欠片もありませんね

 

自分でもわかってます

 

日本の円と同じ価値基準ですね

 

1キリ=1円だと思ってくれればいいです

 

逐一 計算するのも面倒ですしね

 

 

 


 
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