No.627003

真・リリカルなのは 第十一章 機動六課設立編 第六話 見よ!これが隊長格の力!

ohatiyoさん

隊長格の実力とは?

2013-10-11 12:25:56 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:709   閲覧ユーザー数:696

キャロが力を扱えるようになった頃、なのは・フェイト・ヴィータは空中でガジェットⅡ型を相手に奮戦していた

 

ヴィータ「邪魔だ!!!!」

 

ハンマーを振り回し、次々にガジェットを落していく

 

フェイト「早く、エリオとキャロを助けに行かなくちゃ!」

 

ザシュッ

 

バルディッシュ・アサルトで、ガジェットを切り裂いていく

 

なのは「大丈夫だよ、フェイトちゃん…………エリオもキャロも強くなってるよ!」

 

魔力弾で、ガジェットを撃ち落としていく

 

フェイト「でも、心配だよ……………………特にキャロは」

 

なのは「大丈夫だよ、そっちにはカイト君が行ってくれたらしいから」

 

2人は背中を合わせ、ガジェットを撃退する

 

フェイト「でも、カイトは見た目が怖いから……………………」

 

ヴィータ「確かにな…………………初めて見た奴らなら大概ビビるわな」

 

なのは「まぁそうかもしれないけど……………………」

 

話しながらガジェットを次々と撃退している

 

なのは達からしてみれば、ガジェットなど敵ではないのだ

 

フェイト「それに、ガジェットを倒すのが早いことに越したことは無いでしょ?」

 

なのは「まぁね」

 

フェイト「バルディッシュ!!」

 

バルディッシュ【ハーケンフォーム!】

 

バルディッシュから魔力刃が展開し、鎌の形になる

 

その魔力刃は、クレッセントフォーム時のものよりも大きい

 

これが新たな力を手に入れたバルディッシュの姿である

 

フェイト「ハーケンセイバー!!!!!」

 

巨大な魔力刃を投げ飛ばし、ガジェットを切断する

 

ヴィータ「シュワルベフリーゲン!!!!!」

 

小さな鉄球を打ち出し、ガジェットを貫く

 

なのは「シューティングソニック!!!!!」

 

威力は小さいが、即座に放てる砲撃

 

次々とガジェットを落していく

 

ヴィータ「にしても、今日はやけに数が多くないか?」

 

なのは「言われてみればそうだね」

 

なのは達はガジェットを大量に撃墜したが、未だに減る様子を見せない

 

フェイト「確かに…………………私はもう60機は落した」

 

なのは「私は48機かな」

 

ヴィータ「アタシは50機だ…………………何時もの倍近くになってきてるな」

 

ガジェットは、なのは達を囲むように飛び回る

 

なのは「このガジェットの生産者を、早く見つけなくちゃ」

 

フェイト「今はまだ、ロストロギアを狙ってくるだけだからいいけど………………」

 

ヴィータ「ああ、町中に現れたら不味いな」

 

大量のガジェットが民間人を襲う

 

そうなっては全てを救うには無理がある

 

甚大な被害が出るのは間違いない

 

なのは「しかもⅢ型は結構強いよ?」

 

フェイト「何よりAMFがキツイね」

 

ヴィータ「只でさえリミッターが付いて、魔力の3割が使えないもんな」

 

なのは「まぁ今はガジェットを殲滅するしかないよね」

 

ヴィータ「だな」

 

喋りながらも、ガジェットを潰し続ける なのは達

 

彼女達は、Ⅱ型がどれだけ来ようとも、軽くあしらえるのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~VSⅢ型~

 

ティアナ「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

 

スバル「ティア…………………どうしよう?」

 

レイン「本格的に不味いな………………………万事休すって奴か」

 

3人は未だにⅢ型を倒せないでいた

 

いや寧ろ押されていた

 

初めて戦うということもあり、攻撃が一切読めず、躱せない事もあった

 

しかもAMFにより、魔力を大量に詰め込んだ攻撃じゃないと効かない

 

そして3人は、魔力量が少ない

 

もう空に近い状態である

 

ティアナ(どうすれば、この状況を打破出来る? 何か方法は……………………)

 

冷静に状況分析する ティアナ

 

しかし、ここは列車の上

 

地形を利用した戦いは出来ない

 

ティアナ(クッ! こんな所で終わるっていうの?)

 

まだ証明出来ていないのに…………………………………

 

ガジェットⅢ型は、ティアナを狙う

 

スバル「ティア!!!」

 

レイン「ティアッ子!!」

 

もうティアナには、ガジェットの躱せるほどの体力は無かった

 

バッコォォォォォォォォォォン

 

突如、Ⅲ型はとてつもない轟音と共に爆発する

 

ティアナ「え?」

 

スバル「何!?」

 

突然の出来事に、理解出来ない2人

 

レイン「旦那!!」

 

レインが、後ろを見て叫ぶ

 

ティアナ「旦那?」

 

ティアナは、レインが向いている方を見る

 

すると真っ赤なバリアジャケットに身を包んだ男性が近づいてくる

 

そう、カイトである

 

スバル「あの人は?」

 

レイン「カイトの旦那、セイヴァーの隊長だ」

 

スバル「あれが…………………………………」

 

スバル達はカイトの姿を初めて見た

 

カイト「どうやらガジェットに苦戦しているようだな」

 

ティアナ「…………すみません」

 

カイト「全くだ、高町の訓練がよほど温かったと見える」

 

レイン「いやいやいやいやいやいや! 地獄だったから! あれ訓練じゃねぇから! 苛めだから!」

 

カイト「それで、その程度か?」

 

そう言われると、3人は押し黙るしかなかった

 

カイト「その2匹は知らんが、貴様には期待していたのだがな…………………レイン」

 

レイン「マジで!? 旦那が俺に期待!?」

 

カイト「だが気が変わった………………………貴様らは下がっていろ、後は俺がやる」

 

ウィザード(銃)を構え、ガジェットを狙う

 

レイン「いやいやいや!!! 期待されてるっていわれて、ここで終われねぇ!!! 俺にもやらせてくれ!!!」

 

元気を取り戻した レイン

 

ウィンタムソード(スノボー)に乗り、戦闘体勢に入る

 

カイト「フン、勝手にしろ……………足を引っ張ったら許さんぞ?」

 

レイン「大丈夫だぜ!!」

 

カイトは炎の弾丸で、次々と飛び回るガジェットを爆砕していく

 

レインも負けじと、ガジェットを凍らせては砕くの繰り返し

 

しかし、カイトのスピードには明らかに着いていけていないがわかる

 

ティアナ「………………………………………………………」

 

スバル「…………………………………………………………」

 

ティアナとスバルは唖然とするしかなかった

 

スバル「凄いね、カイトさんって…………」

 

ティアナ「そうね……………………」

 

スバルの声はほとんど耳に入ってこなかった

 

ティアナ(一撃でガジェットを確実に撃破している…………………無駄な魔力を一切使っていない)

 

信じられない………………………まるでAMFが効いていないみたい

 

ティアナ(これが、隊長格の実力)

 

私とはレベルが違い過ぎる……………

 

そして、隊長格の活躍で、約300機近くのガジェットを殲滅することに成功した

 

しかし、回収したロストロギアはレリックではなかった

 

列車の暴走を止め、被害を最小限に抑える事に成功

 

死者、負傷者は皆無だった

 

はやて「みな、よう頑張ってくれたな」

 

ティアナ「いえ」

 

スバル「正直、お役に立てなかったです」

 

スターズの2人は凹んでいた

 

はやて「そんなことあらへんよ? みんなが頑張ったから、無事にロストロギアを回収できたんや。誇ってええで」

 

そんな2人を励ます はやて

 

スバル「ありがとうございます」

 

はやて「ほな、今日はゆっくり休み。疲れたやろ?」

 

ティアナ「失礼します」

 

フォアード達は各々自身の部屋に戻って行く

 

キャロ「あ、あの!」

 

そんな中キャロは、カイトに話しかける

 

カイト「何の用だ?」

 

キャロ「き、今日は……………ありがとうございました」

 

カイト「……………………………………………………」

 

キャロ「カイトさんが、声を掛けてくれたお陰で、自分の力に自身が付きました…………………破壊のためではなく、守るための力だって、胸を張って言えるようになりました」

 

カイト「……………フン」

 

カイトは立ち去る

 

キャロは、カイトが見えなくなるまで、深々と頭を下げていた

 

その様子を見ていた はやては、

 

はやて<いいね~ 早速隊長やってるね~>

 

カイトに念話を飛ばす

 

カイト<貴様……………何が言いたい?>

 

はやて<いや~ 思ったより、はよ馴染んでくれて嬉しいわ~>

 

カイト<下種が………………>

 

相変わらず、はやてが苦手なカイトだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大分テンポが遅い感じがしますね……………

 

ここからが長いわけですよ

 

次回はカイトVSシグナム再び

 

まぁ正直書かなくて良かったかなと思っている話です…………

 

 

 


 
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