3話あらすじ。
ルイとヒメカは遊園地でひとときの幸せを楽しんでいた・・・。
だが、その幸せも、つかのま…。
謎の妖魔にヒメカを殺されてしまう。
Look ~妖魔~ 4話
ぴぴぴぴ…。
目覚ましが鳴る。
だが、ルイは布団から起き上がらない。
「くそ…!!くそっ!!」
ヒメカを守れなかった自分にルイは相当腹が立っていた。
「ルイ~、朝よ~」
すると、ルイは口をひらき
「だるいから、今日休む。」
それに、母さんはしょうがないというばかりに頭をかき
「明日は…行くのよ。」
「うん…。」
すると、ルイはふと思い出す。
「ラウラさん…どうしてるんだろう…」
気になった、ルイは古本屋に行く事にした。
「よし、いくか…。」
そうつぶやき、古本屋に出発するのだった。
「…。」
あの日の夜、リーネはビルの最上階であたりを見回す。
「…。ヒメカの…。妖魔力が消えた…。」
すると、後ろから歩いてくる女が
「ヒメカ…結構骨のある子だと思ってたのにね…やられちゃったわね…」
リーネは、その声に反応して後ろを振り向く。
「ミルア。妖魔力を消しながら近づくとは…何か用?」
「何か用…?それは、こっちの台詞だけど…?あいつは何?」
すると、リーネはうつむいて。
「わからない…私はあんな奴知らない。」
すると、ミルアの頭に血が上る。
「人が一人死んでるのよ!!答えなさい!!」
・・・。
リーネは、だまりこんでしまう。
「そう…話す気はなさそ…。」
そこで、ミルアはその巨大な何かに反応する。
「…!まさか…」
「新たな…妖魔師が生まれたようですね…」
「私…用が出来た。続きは今度よ!」
すると、ビルの屋上からミルアは飛び込みそのまま一瞬にして消える。
「うふふ…せっかちな人…」
リーネも同じく、その場から立ち去る。
「ごめんくださぁ~い!」
古本屋の玄関を叩く。
「う~ん…今日祝日でも休日でもないのになんで空いてないんだ?」
すると、後ろを若者が通る。
「あ、すいませ~ん。」
若者が振り向いたその刹那…この世界のヤンキーというものを感じた。
学ランに、腰パン、だんごを髪の毛につけてリーゼントを作っている。
それを、ルイはみて少しびっくりしてしまう。
「こ、ここ。なんで今日空いてないんですか?」
「・・・。」
ドキドキ
「・・・。」
ドキドキ
「・・・。」
「ここねぇ~!昔から、ここ空いてないわよ!」
あ…。
ルイは死んだ気分だった…。
オ…オカマ…?
ってな感じで、今ラウラさんを探している。
母さんに、ヒメカの事を聞くと、そんな子知らないと言う。
そんなはずはないと言い返すが呆れられて、洗濯物に行ってしまった。
「なんでだ…?みんなのヒメカに関しての記憶が消されている?」
その変あちこちでヒメカのことを聞くが、だれ一人・・・。
はぁ…。
疲れきって、レストランで食事をしていると。
「はぁ…。」
隣からもため息が聞こえてくる。
「本当にはぁ…です…よ…あれ…どっかで見た事のある頭のテカリ様…」
「失礼ですな…ルイ様。」
「ラウラアアアアアアアァァァァァァやっと見つけた!!!」
「すいません、故郷 妖魔街へ帰っておりました。」
「そうなのか、ってラウラさん妖魔なの?」
「今頃ですか、ルイ様。私の魔力、妖魔に似ているでしょう?」
それに、ルイは頷き。
「確かに…。」
「ルイ様…、ヒメカ様のことは…。皆様の記憶から削除させていただきました…騒ぎになられたら困るのは妖魔師の私たちでございます。」
「そっか…だからみんな覚えてなかったのか…てか、今”たち”って?」
それに、ラウラはコクッと頷き。
「ルイ様は、妖魔師でございます、なのでこれからこの街を守る仕事をしていただきたい。」
「ふむふむ…え?ええええええええええええええ!!!!」
4話 END
あとがき
ということで
今回は短いですね。
見返して気づきました。
ひとつ前のが長すぎたせいか感覚ずれてるね!@
コメント大募集中です!
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こんにちは!
作者の 渡狸卍里(仮名)です!
Look ~妖魔~ 1話はコチラ。
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