たくさんの騎馬の蹄が大地を踏み鳴らす音が体を響かせる。
村の中にいるのに体を響かせ砂塵が見える事から決して偵察部隊というわけでは無いだろう。
討伐を終えた直後の俺達に敵の援軍なら相当不味い。
でもまあ、さっきの賊の仲間が馬を持ってるとも思えない。
「多分賊じゃないな。村長さん、この辺りで騎兵で有名な領主とかいますか?」
「領主様じゃないですか?白馬陣っていって有名だったはずです・・・。名前は・・・えぇっと・・・」
「ハ・・・ハム・・・ソン・・・ハムソンサン・・・・・では無かったですか、村長?」
「あっ、もしかしてパイパイちゃん?!あれ?パイレンちゃんだったっけ?」
「パイパンちゃん?!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「じょ・・・冗談だよ・・・。悪かったって、許してくれよ」
俺をそんな目で見ないでください。
誰かは言うだろうと思ってたネタを言っただけだよ、悪気は無いんだって。
てかなんで意味が伝わってんだ?
「桃香様の知り合いですか?」
「同じ私塾だったんだー」
「なんでお前は私塾に行ってたのにそこまで馬鹿なんだ?」
「酷い・・・それは言わないでよぅ・・・・・」
「・・・まあそれは置いといて、知り合いなら会ってみましょう。もしかしたら賊の可能性もありますので村の人たちはここにいて下さい」
何はともあれ会ってみないと分からないからな。
桃香の知り合いなら少し面倒見てもらおう。
急いで義勇軍を作ったから食糧が足りない。
村の人たちから少し頂いたとはいえあまり安心できる量じゃない。
旅をして知ったのだが鈴々はありえないほど食べる。
どこにそんなスペースがあるのか不思議だ・・・。
騎兵達は村から出てくる俺達を見るとすぐさまし期間の指示で鶴翼の陣になり目前まで迫って来た。
「・・・えっ?もしかして桃香か?!」
「あー!白蓮ちゃん?」
「なぜ疑問系なんだ?」
「そ、そんなことよりどうしてここに?」
「どうしてって。伝えただろ?ここの領主になったんだよ」
「そーいえばそんなこといってたよーな・・・」
「あのなー。まあいいや、桃香が適当なのは前からだしな。今度はこっちの番だけど、どうしてここに?」
「実は・・・」
まあこの間俺達は桃香の下手なりの説明を聞いているだけ、つまり暇をしている。
今更だけども俺はそこまで三国志詳しく無いぞ?
ゲームだったり映画だったりでしか知らないからな。
てか、獅童カッケー。あれは男でも惚れるね!
そんな俺だからハムソンさん(?)なんて名前始めて聞いた。
「なるほどな、義勇軍を・・・って何でだよ?」
「三人のおかげでなんとかなってます!」
「お前は何をしたんだよ!?」
「応援?」
「はぁ…とりあえずウチに来いよ。お前と別れてからの事話したいからさ」
「あ、私もー」
これも桃香の成せる技なのか事前と他人に触れ合っていい方向に進む。
結果がどうあるのかは分からないけどな。
【あとがき】
仕事疲れたー
ぱそ繋がらないー
風邪ひいたー
・・・・・・・なんだこれ、呪われてんのかな?
たぶんまだ続く感じだな、悪い事だけが。
まあ気にしない!
次あたりから恋姫達がワラワラ出てきます。
オリキャラなんて面倒だ!!!っていう感じでやってますので。。。
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七話でーす!
本当はもう少し長くなる予定だったんですよ。
でもなんかパソコンがネット繋がらなくなってしゃーなしであいぽんで投稿しました。。。。
凄いめんどう!