No.568609

魔法少女リリカルなのは 幸せを望む転生者

はらっぱさん

まさかのハプニング

2013-04-21 22:29:59 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:4982   閲覧ユーザー数:4754

夕也「うぅん、・・・朝・・・か・・・」

 

俺は起き上がる。

 

傍には規則正しい寝息を立てているクロノとユーノがいる。

 

そうか・・・あの後・・・帰ってきて寝たんだよな・・・

 

夕也「ふわ~~~~あ・・・・まだ、眠い・・・でも・・・」

 

俺は時計を確認する。

 

六時三十分。

 

二度寝するには少々遅い時間だ。

 

夕也「・・・・・・・そういえば・・・この旅館って朝も温泉に入れたっけな・・・」

 

俺は働いていない頭で必死に思い出す。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ああ、そうだ。そういえばアリサが言ってた。

 

アリサ「そういえばここの温泉って朝も入れるのよ。」

 

その時はどうでもいいと思っていたんだが・・・・・・

 

夕也「・・・・・・眠気覚ましに入るか・・・」

 

そうと決まれば善は急げ。さっそく準備して入ろう。

 

 

 

この時、俺は思っていなかった。

 

この後、あんな事(・・・・)が起こる事を・・・

 

 

???SIDE

 

???「ふわ~~~~~~あ・・・まだ眠いわね・・・」

 

どうしようかしら・・・でも二度寝には遅い時間だし・・・

 

???「・・・温泉にでも入ろうかしら・・・」

 

私はそう決め手支度し温泉に向かった。

 

SIDE OUT

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・皆さん、「朝の温泉」と聞いて何を思い浮かべますか?

 

俺はあまりわかっていなかった。

 

確かに温泉は開いていた。

 

俺はそれで安心しきっていたのだろう。

 

気づかなかったのである。

 

女湯の方に「掃除中」と書かれた木の札が掛かっていることに・・・

 

総じて朝というのは旅館では掃除の時間に使われる。

 

そして、代わりに男湯が全面的に開放されるのだ。

 

もう一度言うが全面的に開放される(・・・・・・・・・)のである。

 

そう、男湯とはいえいわゆる混浴(・・)となるのである。

 

そして、俺は寝る前に着替えた私服を脱衣所で脱いで(保険で腰にはタオルを巻いた)浴室に入った。

 

そして、見てしまった。

 

女性がいたのだ(・・・・・・・)

 

その人の名前は西園遥。俺の同級生。

 

・・・・・・・・・俺はいったいどうすれば?

 

俺と遥は二人見つめあい動かない。

 

と、そこで状況を理解したのか遥はハッとする。

 

そして真っ赤になって・・・・・・

 

遥「きゃああああああああああ!!!!」

 

悲鳴を上げた。

 

 

 

 

 

 

 

チャポン・・・・・・

 

夕也「・・・・・・・・・・・」

 

遥「・・・・・・・・・・・・・///」

 

あの後直ぐに口を塞ぎ、タオルを身体に巻いてもらい何とか遥を落ち着ける。

 

そして俺は遥を見ないように湯船に浸かる。

 

遥も落ち着いたのかゆっくりと湯船に浸かる・・・のを感じる。

 

 

夕也「す、すまん・・・確認しなかった俺が悪かった・・・///」

 

遥「わ、私こそ・・・ごめん・・・鍵、かけてなかったから・・・///」

 

夕也「お、俺さ・・・眠気覚ましに来ただけだから・・・もう上がるよ・・・」

 

遥「ま、待って!!」

 

夕也「えっ?」

 

俺は遥を見ないようにして出ようとする。

 

それを遥は拒んだ。

 

何で・・・?」

 

遥「私・・・まだ・・・お礼・・・言ってなかったから・・・」

 

夕也「お礼って・・・?」

 

遥「闇の書に捕らわれた時に・・・夕也・・・助けてくれたでしょ・・・?だから・・・ありがとう・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『お兄ちゃん』・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

っ!?・・・・・・

 

夕也「遥・・・それって・・・」

 

遥「私の中には・・・まだ・・・『七海』としての・・・『お兄ちゃん』への恋心があった・・・でもそれも今日で終わりにしたいの・・・今日からは・・・

 

 

 

 

 

 

『西園遥』として『名古屋心時』・・・『お兄ちゃん』ではなく『前園夕也』に恋してるって・・・」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

夕也「・・・・・・ありがとう・・・遥・・・でも・・・俺は・・・」

 

遥「うん・・・わかってる・・・」

 

すると、俺の後ろにいる遥が動いてくる。

 

そして、俺の胸に腕を回してくる・・・ってええっ!?

 

ちょっとっ!?

 

背中にふくよかな感触が・・・

 

遥「夕也が・・・なのは達の中から・・・私たちの中から・・・誰か・・・1人を決めれないって事ぐらい・・・」

 

遥「だから・・・いいよ・・・今すぐに・・・決めなくても・・・・・・」

 

夕也「遥・・・・・・」

 

遥「私は・・・待ってる・・・夕也が・・・答えを出す時を・・・」

 

夕也「遥・・・・・・ごめんな・・・優柔不断で・・・絶対に答えを出すから・・・」

 

 

 

俺がそう決意した数分後・・・俺は恥ずかしさのあまり顔が沸騰したように顔が赤くなりのぼせました。

 

のぼせてしまう前に風呂から出たけど・・・

 

遥・・・すまん・・・

 

遥SIDE

 

私は夕也と話した後・・・つまり夕也がのぼせる前に温泉から出た後・・・

 

私は・・・もう他人に顔を見てもらわなくてもわかるくらい・・・つまり自分でもわかるくらいに顔が熱くなっていた。

 

わ、私・・・あんなこと・・・

 

でも後悔はしていない・・・あれは私の・・・偽り無い・・・本心だから・・・!

 

SIDE OUT

 

その後、朝飯を食べて帰ったらしいが・・・記憶が無い・・・

 

というよりもずっと朝の事を考えていた。

 

そうだよな・・・皆が俺に向けている感情は遥に教えてもらった。

 

というよりも俺自身が気づかなければいけないのにな・・・

 

だから・・・俺が・・・決めないと・・・

 

あとがき

 

何だろう・・・悪乗りした感がある・・・

 

まあいいか・・・突然ですがアンケートをとります。

 

StS編で魔改造する人を決めているのですが・・・

 

まだ決めかねている現状なんですよね。

 

そこでだれを魔改造してほしいか次の人物達から決めてください。

 

ちなみにエリオは魔改造決定です。(魔改造っていうより最強な気が・・・)

 

1 ティアナ

 

2 キャロ

 

の二人から決めてください。

 

投票の多かった人を魔改造したいと思います。

 

ヒントを出すならティアナは幻術系の強化(という名の魔改造)。

 

キャロは回復系。

 

ちなみに全てレアスキルという設定です。

 

次回もお楽しみに!


 
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