それから数ヶ月後、
『へえ、あいつ等が結婚ねぇ。まあ、お似合いっちゃあお似合いだが』
木之葉とは大戦中に関西呪術協会の人間を連れ帰った時に何度か会った程度だが知り合いなのだ
それと一緒に『ドッキリしかけるから当日行き成り登場してくれへん?』と言う手紙も同封されていたのを見ると
『面白そうだな。まあ、目出度い席だし、なんか持って行ってやるか』
そう言ってスタークとリリネットに友人の結婚式に出ることを伝え、贈り物を見繕う
~京都~
『ヤッホ~詠春』
詠春「き、キラ!?何でここに!?」
『何でって、
そう言って招待状を見せる。すると詠春は唖然とし、参列者(呪術協会の人員と神鳴流の門下生達)は楽しそうに笑い、木之葉の手には『ドッキリ大成功』と書かれたプレートが握られていた。プレートを見た詠春はハァ~と溜息を吐いた
その後、結婚式自体は問題は無かった。その後の披露宴と言う名の宴会の終盤、どこぞの馬鹿共が襲撃してきた。いつもなら簡単に撃退できたのだろうが軒並み全員が酒を浴びる様に飲んでおりまともに動けるのが未成年と酔わない俺と酒豪の木乃葉だけという状況だった。これに焦った鶴子と素子という少女達を筆頭に神鳴流の門下生の少年少女があろう事か妖刀の黒刀『ひな』を持ち出し、黒刀『ひな』の妖気にあてられて俺に襲いかかってきてしまった。咄嗟に俺は
俺の立場に帝国魔法戦務特別顧問兼アリアドネー特別魔戦教授に神鳴流外部特別師範が追加された
詠春結婚から10年ほど。俺はタカミチ・ガトウの二人と遭遇した。傍らにはアスナ・ウェスペリーナ・テオタナシア・エンテオフュシアが居たので何故いるか事情を聴いていた
『成程、
ガトウ「そうだ」
と、その時
ズドドドドドドドドドドド
行き成り魔法で攻撃された
いち早く気付けた俺はガトウとタカミチと突き飛ばし、アスナを抱えて躱す
『(チッ)無事か!?タカミチ!ガトウ!』
ガトウ「何とかな」
タカミチ「はい!」
『アスナは?』
アスナ「問題ない」
『そうか』
ガトウ「キラ、恐らくここらに潜んでいると噂のある
『そうか、ナラテカゲンスルヒツヨウハナイナ』
最近
ガトウ「ど、どうしたキラ」
『カシラヲウタレタノニゴキブリミタイニウジャウジャワイテキヤガッテ。チョットマッテロ、スグニツブスカラスコシハナレテオケ』
ガトウ「あ、ああ。分かった」
ガトウは思った。何が有ってもキラだけは怒らせないと。後ろで震えるタカミチとアスナを宥めながら
『サテ、ジヒハナシダ。イッシュンデケシサッテクレル』
そう言って万華鏡写輪眼を発動し、完成体の須佐能乎を召還する
余りのデカさに敵は逃げ出すが
『ニガスワケナイダロウ。天地壊滅之太刀』
須佐能乎の持つ太刀で大地ごと薙ぎ払う
『ふう、終わったぞ!』
そう叫ぶとガトウがタカミチとアスナを抱えて出てくる
ガトウ「キラ、やり過ぎだ」
『そらすまんかったな。まあ、取敢えず大地のダメージとを無かった事に』
すると消え失せた大地が元に戻り、気絶した動物たちや襲ってきた奴らが転がる
『まあ、気絶してるだけだからこいつ等の処罰頼むわ』
ガトウ「はあ、お前ってやつは」
溜息を吐いて愚痴りながらもテキパキと残党どもを縛り上げるガトウであった
後書き
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第十一話