No.55922

どこまでも、ずっと・・・。

さん

釘宮様大好きでやってきたテイルズオブシンフォニア ラタトスクの騎士ですが、妄想が止まらなくなり書いてしまいました。 
お気に召していただければ幸いです。 

2009-02-04 01:01:40 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:2534   閲覧ユーザー数:2442

設定はエンディングの真っ最中。弱ネタバレ注意。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「(エミル・・・見てて。私、パパとは違うやり方でテセアラの人たちに、シルヴァラントの事を認めてもらう。)」

 

私は決意をした。最後まで、私たちが暮らすこの世界を助けてくれた彼に。

 

それが、彼の願いなのだから。

 

自分を犠牲にしてまで、この世界を守り通そうとした彼の願いなのだから。

 

でも、彼は・・・エミルはきっと戻ってくる。

 

何年、何十年たっても、必ず戻ってくると信じている。

 

そう、思わずにはいられなかった。

 

「(・・・・・・。)」

 

そうして、決意し終えたその時。

 

目の前には、エミルが居た。

 

 

 

「ただいま。マルタ。」

 

「嘘・・・。エミル・・・!?」

 

驚いた。言葉にも表せないくらいに。

 

その笑顔も、何事もなかったかのように。

 

「・・・エミルッ!」

 

私は我慢できず、エミルに抱きついた。

 

「エミル・・・っ!本物・・・だよね?嘘じゃないんだよね!?」

 

「・・・うん。僕は本物だよ。マルタ。」

 

「・・・っ!」

 

抱きしめる力を強くした。二度と、二度と離さないように。私をおいてどこかに行けないように。

 

「・・・痛いよ、マルタ。」

 

「・・・ばかぁ!誰のせいだと・・・」

 

思ってるの、という言葉は最後まで出てこなかった。

 

エミルが私にキスをしたからだ。

 

「・・・っ!!」

 

今日、何度目の驚きだったんだろう。

 

しばらくすると、エミルが私から離れた。

 

そして、言ってくれた。

 

「マルタ・・・ごめんね。・・・でも、もう離さない・・・!」

 

ずっと一緒に、居てくれると。

 

「当たり前だよぉ・・・。ずっと・・・、ずっと一緒なんだから!離れてくれって言っても離れないんだから!!」

 

「あははは・・・。そんな事言わないよ。」

 

エミルが困った様に笑った。

 

そんな彼の言葉も、そんな仕草も。

 

「僕達ならきっと・・・ううん。どこまでも一緒に行けるよ!」

 

「あったりまえ!私達の愛の前に、敵はないんだから!!」

 

全てが、愛しい。

 

 

 

 

 

 

 

もしこの世に、神様が本当に存在するなら。

 

私はこの瞬間から、いつまでも願い続けよう。

 

愛しき彼と、いつまでも一緒にいれることを・・・。

 

 

 

 

 

 

「大好きだよ。エミル。」

 

FIN

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後書き

めっちゃ短くてすいません!

後から読み返して「うっわぁ・・・ベタな詩だなぁ・・・。」と、自分の文才を嘆きました。

また妄想が出来たらうpしたいと思います。

・・・この後書きって今のssぶち壊してる気がするのは俺だけでしょうか・・・?

 


 
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