遥「さあ、早く説明して頂戴っ!!」
はい、前回過去を話した前園夕也です。
ええ、今現在自分の部屋で寝ていたのですが窓が叩かれている音で目を覚ますと
西園遥がBJ姿で浮いていて窓を叩いていた。
いやいやいやっ!!??何でっ!?
何してんのっ!!??この人っ!?
そして、窓を開けて、中に入れて第一声が冒頭につながるわけである。
夕也「俺に何を説明しろと?」
遥「あんたが戦ったあの怪物よ。あいつの事、知ってたんでしょ?」
夕也「・・・・・・まあ、知ってたよ。」
遥「あいつが言ってた『特異点』って言うのはまあ、転生者のことでしょ?でも・・・」
夕也「おまえの言いたいことはわかる。あいつが言ってた【
それに関しては俺も
遥「
夕也「ああ、そういえば言ってなかったな。あいつの封印は
遥「
夕也「俺達を転生させた神様。」
遥「・・・・・・・・・・」
遥は呆然としている。
まあ、驚くわな。
遥「・・・・・・・ええええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
遥は突然、叫んだ!!
って、まずい!!
夕也「バカっ!!大声を出すなっ!!」
俺は素早く遥の口を手で塞ぐ。
遥「んむぅ!?んんんぅ!」
夕也「騒ぐな。近所迷惑だ。」
遥「!!(ブンブンッ!!!!)」
遥はものすごい勢いで首を縦に振る。
ふう、よかった。
俺は安心して手を離す。
遥「ぷはぁ!!い、いきなり口を塞がないでよっ!!!(い、いきなり夕也の顔が目の前に来てあせるじゃない///)」
?なんで赤いんだ?顔。
夕也「どうした?熱でもあんのか?」
遥「ね、熱なんか無いわよっ!!それよりもさっきの話の続き!!!」
夕也「あ、ああ。そうだったな・・・」
話をずらしたのはおまえだってのに怒られた・・・
夕也「まあ、いきなりでこっちもあせったんだぜ。」
~回想~
???「お・てく・・い」
夕也「(な、何だ?誰かが呼んでんのか?)」
???「おき・くだ・い」
夕也「(今、起こさないでくれ。眠いんだから)」
???「起きてくださいっ!前園夕也っ!!」
夕也「うおおおおっっっ!!!???」
な、何だっ!?誰だっ!?
???「やっと起きてくれましたね。」
目の前にはどこかであったような女の人がいた。
夕也「あの~~~どなたですか?」
???「あれ?忘れたんですか?貴方達を転生させた本人なのに。」
うん?転生させた本人?・・・・・・・・・・ああっ!!
夕也「思い出したっ!!あんたは神様だな!!」
神「はい、ようやく思い出してくれましたね。」
あれ?そういえば俺は部屋で寝ていたはずなのに転生した白い空間の中にいる・・・
夕也「な、何で俺此処にいるの?」
神「すいません、今回あなたにどうしても伝えないといけないことがありまして就寝時を狙って意識だけをこちらに遅らせていただきました。」
夕也「え?どうしても伝えたいこと?」
神「はい。実は
あなたに『悪魔』達を封印してほしいのです。」
・・・・・・・・・・・・・・えっ?
夕也「あ、悪魔って・・・・・・どういうことですか?」
神「はい、あなたは考えたことはありませんか?神様がいるのならそれと同等の力を持つ存在がいることを・・・」
う~~~ん・・・・陰陽五行の陰と陽って意味か?
神「はい、それと同じように考えていただいて結構です。その存在を『魔王』と呼びます。」
夕也「魔王・・・・・」
神「そして、私達神と魔王は以前仲違いをして、戦っていたのですがある女性と男性の手によってその戦いは終結し私達神と魔王は終戦協定を結びました。」
夕也「は、はあ・・・・・」
神「しかし、魔王の配下である悪魔たちはそれをよしとはしなかったのです。かれらは魔王の目を掻い潜り貴方達の世界に進攻してしまいました。
その影響でかれらは現在の記憶をなくし魔王に捧げる生贄を探すのを主目的としているようですが・・・」
夕也「へ、へえ・・・・」
・・・・・・・は、話がでかすぎてついていけない・・・
神「かれらは恐らく人間を狙うでしょう。それも魔力量が高い人を重点的に・・・それと転生者である貴方や西園遥、神城帝も狙われるでしょう。」
夕也「なっ!?そ、それは本当なのかっ!?」
神「はい・・・」
くそっ、どうすれば・・・
神「ですので、貴方に『悪魔の
・・・・・・えっ?お、俺に封印させる?
夕也「で、でも俺、封印術式構築は苦手だし・・・・・そんなことできねえよ・・・」
神「だいじょうぶです・・・貴方のデバイスに悪魔専用の封印術式をインプットしておきました。封印術式については発動する際に貴方の頭に言葉が浮かび上がるはずですよ。
あ、それと封印したらこちらに転送魔法で送ってください。転送魔法もインプットしておきましたので」
夕也「そ、そうなのか・・・ありがとうございます。」
神「いえ、私にはこれくらいしかできませんので・・・では、貴方の意識を体に返しますので。」
夕也「はい、教えてくれてありがとうございました。」
そうして、俺の意識は薄れていった。
神「すいません、また貴方の力に頼ってしまって・・・」
神様のそんな言葉は俺には聞こえなかった。
~回想終了~
夕也「・・・ってな事があって知った訳。」
遥「へえ、そうなんだ・・・でも何で私や
う~~~ん・・・それは俺も疑問に感じていた。
何で、西園やバカではなく俺なんだろう・・・
まあ、考えてもしょうがないか。
遥「それよりももう少しでA’sに入るけど・・・介入すんの?」
夕也「へ?介入するっちゃするけど・・・はやてとはもうコンタクトはとってるし・・・」
遥「・・・・・・あんた、そんなこと言ってたっけ?(ゴゴゴゴゴゴッッッッ)」
あれ?なんだろう・・・冷や汗が止まらない・・・
夕也「ああ、言ってなかったけ?とりあえず図書館で会う約束はしてる。だから明日辺りに行こうと思ってる。」
遥「はあ・・・わかったわ(な、何で私こんなにも怒ってるのかしら?わからない・・・)。じゃあ、それに私も同行していい?」
夕也「え?いいけど・・・そうするとなのは達が自動的についてくるな・・・・まあ、はやての友達が増えるから、いいか。」
ま、原作からは完全に離れてるし、しかたないだろう。
遥「じゃあ、聞きたいことは聞いたから私は帰るから。」
遥はそういって窓に足を掛けて飛ぼうとしている。
夕也「遥っ!気をつけて帰れよ。」
遥「ええ、じゃあ、お休み。」
遥は振り返って笑顔を見せてくれた。
夕也「ああ、お休み。」
俺も笑顔で返す。
遥は少し顔を赤くして帰っていった。
・・・・・・それよりも大丈夫なんだろうか?風邪、引いてないといいけど・・・
遥SIDE
私は今空を飛んで家に帰っている。
飛びながら私は話の内容を整理していた。
思い浮かぶ疑問がある。
それは
遥「何で、夕也だけに事情が話されて私たちには何も無かったのかしら?」
私や
私は考えつくことを整理しある一つの仮説を立てた。
遥「夕也にしかない特殊な力がある?それも転生特典で手に入れた力じゃなく純粋に持っていた力が・・・」
・・・・・・・考えても仕方ないわね・・・
それにこれはまだ仮説だけ、証拠がない・・・
私は単なる考えすぎと思いこんで、家への帰路に再びついた。
あとがき
はい、今回は最後のジュエルシードから出てきた悪魔について説明させていただきました。
それと、遥の仮説、実はこれ、後の話の伏線です。
次回はいつになるかはわかりませんが次回からA’sに入ろうと思います。
では!次回に!
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悪魔の正体