関羽と仕合をしてから
まあ、勝ったが
その後が大変だった。何故かって?そりゃあ仕合の五日後くらいに。星と関羽と張飛に加え、北郷まで来て4対1の仕合をする羽目になってしまったからだ
まあ、それにも勝ったが。使った武器は無双OROCHI2の徐晃の武器の白虎牙断だ
余談だが。その時に白蓮殿と公孫賛軍の兵士達は北郷達4人に哀れみの視線を、俺に呆れの視線を送ってきた
その後、劉備・関羽・張飛の三人と真名を交換した
さらに余談だが、劉備・関羽・張飛の三人が俺の事を女と間違えていたらしく、真名を交換した後に劉備が“カルラ
俺は白蓮殿に旅に出ることを言い、今までの働きの報酬を払ってもらった。
白蓮殿と桃香と愛紗と鈴々と星と北郷、それに俺が調練した公孫賛軍の兵士の皆が見送りをしてくれた。
『では白蓮殿、世話になったな』
白蓮「ああ、達者でなカルラ。お前がいてくれて助かったよ。賊討伐とか兵の調練とか」
桃香「また会いましょうね♪カルラさん」
『ああ、近くに寄ったら顔出すよ白蓮殿。それと桃香、余り政務をサボるなよ?』
桃香「うぅ~、分ってるよ~」
ほんとに分ってるなら良いんだが
愛紗「カルラ、私は絶対にお前より強くなってみせる」
鈴々「鈴々も次は負けないのだ!」
『そうか。ま、頑張れよ。お前等ならさらに強くなれるだろうさ』
愛紗も鈴々も強くなるだろうな
星「また共に酒を酌み交わそうぞ」
北郷「カルラと飲むと楽しいからな」
『応、良い
北郷「う、分ったよ」
ハァ、愛紗達は苦労しそうだな。主に政務の面で
『まだまだ賊は出て来るだろうが大丈夫だろう。又いつか会おう』
俺は会釈をしてそのまま去っていった
アレから二週間ほど経った、俺は森の中を移動していた。ただ、一人ではない
華陀「頑張れカルラ!!患者を救うために!!」
隣を歩きながらやたらと熱い声で話しかけてくる
銀狼「………………」
同じく隣を歩き、静かについてくる銀色の巨大な狼の
どうして俺が森の中を華陀と
理由は簡単。
『そう言えば
水虎「うん?どうした?」
『その探してる薬の材料って何だ?』
水虎「ああ、この近くの樹海に大きさ約一丈(3mくらい)の大虎がいてな、そいつの睾丸と南蛮に住む龍の玉だ」
『龍の玉?それなら確か持ってるぞ?』
水虎「何!?ホントか!?」
ガシィ!! と聞こえそうなくらいの勢いで俺の方を掴む華陀
『あ、ああ。少し落ち着け』
水虎「あ、ああ、すまない。しかしどうやって手に入れたんだ?」
『南蛮によったときに襲われたから返り討ちにしたんだ。特に使い道ないし、必要ならやるよ』
水虎「ホントか!?助かったぞ!」
~~虎の居る樹海~~
『ここか?』
水虎「ああ」
どうやらここに目的の虎が居るらしい
バキバキバキ!!!
すると木々を薙ぎ倒しながら巨大な虎が現れる
『・・・・・・・・・・・・・・・』
水虎「・・・・・・・・・・・・・・・」
銀狼「・・・・・・・・・・・・・・・」
しかし俺と水虎と銀狼は虎の大きさを見て呆然としている
『………おい水虎』
水虎「………何だ?」
『………大きさってどれ位って言ったっけ?』
水虎「………約一丈(3mくらい)だ」
『………どうみても三丈(9mくらい)は軽くあるよな?』
虎の大きさが聞いたものの三倍は軽くあるのだ
『水虎、下がってろ。多分お前じゃ無理だ』
水虎「うむ、そうさせてもらう」
素直に了承して離れる水虎
『銀狼、お前も下がっててくれ』
銀狼『………大丈夫なのか?』
『ああ、危なくなったら手伝ってくれ』
銀狼『………分った』
銀狼もしぶしぶだが了承してくれた
虎「グルルルルルルルル。ガァァァァァァァァァァ!」
叫び声をあげて飛び掛ってくる虎
『食らえ!』
シュシュシュシュシュシュ
苦無を幾つか取り出して投げつける
カイン!カイン!
皮膚が硬いのか、全て弾かれる
『マジか、苦無が弾かれるなら
黒刀“夜”を抜き、覇気と殺気を開放する
ギャアギャアギャアギャア!!!!
瞬間――――樹海の全ての生物は水虎と銀狼を除いて
『巨虎よ……その硬い皮膚……鋭利な牙……鋭い爪……強靭であろう顎の力……この樹海の王者に相応しいその風貌――――!』
『お前に敬意を表し。俺も見せよう……俺の、本気を――――――!!!』
黒刀“夜”を構え、氣を纏う
『飛天御剣流奥義』
虎「ガァァァァァァァァァァ!!!」
咆えながら飛び掛ってくる巨虎
『
ザンッ!!!
巨虎の攻撃をかわし、首を切り落とす
ズドォォォォォ!!!!!!
首を失った巨虎が倒れる
『フゥ。終わったぞ!水虎!銀狼!』
離れていた水虎と銀狼を呼ぶ
その後、水虎は巨虎から睾丸を摘出し、俺は毛皮を剥ぎ取った
え?毛皮と睾丸以外どうしたって?
…………………………………………意外に旨かったとだけ言っておく
後書き
虎の大きさとかネタに走ってしまった
最後のところ。わかる人居るかな?
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第参話
カルラ、旅に出るとのこと