やあ、早い話もう小4の夏に入りそうだよ。え?あの後?特に何もないよ。後日談を語るのも面倒・・・・面倒臭いからな。ただ一言いうとあの日以降全員すごい訓練をしているらしい・・・・身体壊すなよ
そして今はというと――――
「では・・・これより運動会の出場選手の選定を始めるが・・・・」
「おい!ケイネス!!ちゃんとあの競技は俺を入れろよ!」
「オイ聖火!それは俺だと何度言えば・・・」
またあの競技か・・・・ただ疲れるだけだというのに・・・
「黙れ、ドブネズミ共」
此処でケイネス先生のドブネズミ発言頂きました。
因みにどうでもいいことだが、この人ペットに水銀ちゃんとやらを飼っているらしい・・・・どんなペットなんだろう・・・ジャギ曰く軟体生物らしいが後ジャギにとって天敵らしい。
「今回、五人六脚の種目は無い」
「「な!?」」
「理由は校長が(余興で見ていた男子の醜い争いを見)飽きたからだそうだ。抗議したければするがいい・・・・敗北主義者にさせられるだろうがな」
あーそういえばあの校長、「この国は敗北主義に塗り固められている!」とか言って私兵持っているんだっけ・・・確か名前は『最後の大隊』だったか?何をもって最後なのかが意味不明だが。
後なんか義務先生も『2500年の歴史を持つ私兵』を持っているとか。確か名前は・・・・『
「さて・・・それでは選定を始めるが・・・まず100メートル走これは得点が低いから残った余り者を適当に入れておきたまえ。」
なげやりだなぁオイ!まあいいけど・・・だって一点だぜ?一位だろうがビリだろうが等しく一点。しかもある程度の記録持ちでなければならないとか・・・嫌がらせにもほどがあるだろう!
「次にトライアングルフルマラソンだがこれはどうせ戦国陸上部しか出ないから除外する。」
誰があんなキチガイマラソンに出たいと思う・・・てか、あれもう陸上部厄介払いされているだけだろ
「では次に借り物競争だが・・・ここは足の速さはあまり関係ないため足の遅い生徒に出てもらう。そのため足の速度最底辺を争っている高町なのはとユーリ・エーベルヴァインは固定だ」
うむ、実に理にかなっている。当の二人は納得いっていないみたいだが。
「そして次に騎馬戦だがこれは男子全員強制、チーム編成は勝てるチーム編成にするように人間としての私情は捨てろ。」
小学生に何言ってんだアンタ・・・
「次に玉入れだがこれは全員だ。綱引きも同様・・・そして・・・学年別対抗リレーと色別対抗リレーだが男子は麻井伸、榊原刃、北斗トキ、南斗レイ、女子には、月村すずか、アリシア・テスタロッサ、フェイト・テスタロッサ、レヴィ・エーベルヴァインの四名に出てもらう。」
ただの最速グループである。それにしても女子のほう4人中3人が顔ほぼ同じという・・・
「さて確定事項は以上、これより個人種目に入る。」
借り物競争も個人種目じゃ・・・・とか考えた人は負け
結果、俺は障害物競走に出ることになった。しかし解せぬ・・・・・・この障害物競走・・・・種目の割には点が変動している。しかも最高値が異様に高い・・・綱引きの3倍はある。そして極めつけが何故か二種類ある。俺は両方とも出るという意味で障害物競走だ。
体育の時間
「まずは準備体操をするための準備体操をするぞ。」
何かがおかしいこの体育の時間。先生の名前はメイトリクス先生。元軍人。趣味及び特技は木こりと筋肉式購入。通称ムエタイXの名で一部の生徒の中にはカルト的な人気を誇る娘持ちの先生だ。因みに娘のことになると手が付けられなくなる。実際過去に娘をどっかの組織に誘拐された時、その組織をうっかり島ごと一人で壊滅させたらしい。
「ではこれよりコマンドー式ゲートボールを行う!全員配置につけ!!」
そして学校が終わり、俺達は翠屋に来ていた。何故って?レヴィがケーキとかシュークリームが食べたいらしい。
「う~ん、やっぱり翠屋のシュークリーム最高!!」
「私はシンの作ったケーキのほうが好きですけど・・・」
「ははは、そりゃ君たちの好みを知ってる人には敵わないよ。」
「それに、伸君は此処の従業員でもあるしね♪」
「まあ・・・そうっすね」
「そうえば、伸はデバイスのメンテナンスとかどうしているの?」
「どういう意味だ?」
「そのままの意味だよ。私やフェイトはリニスがしてもらっているし。なのは達はアースラでしょ?・・・・・あの馬鹿達もだし・・・だから伸はどうなのかなって」
「もししてないんだったらアースラ・・・そうじゃなくてもリニスに頼めば・・・」
「その必要はない。」
「え?」
「自分の武器くらい自分でメンテナンス出来る。第一他人に渡してもし変な細工をされたらどうする。自分でメンテするのが一番確実だ。」
「ねえ・・・前から思っていたんだけどどうしてそんなに他人から距離を取るの?」
「別にとっているつもりはないぞ・・・・ただいつも一歩下がったところにいるだけだ」
「それを取っているって言うんじゃ・・・・」
「その割には刃とはなかいいよね」
「まあ・・・アイツとは付き合いが長いからな・・修業時代から一緒だし」
「修行?」
「魔法のだ」
「誰から教わったの?」
「・・・・師との約束だから名は言えないが。次元世界を旅する魔導師らしい。」
流石に言えないし信じられないだろう・・・神に教えてもらったなんて
「その時から一緒だったんだ・・・」
「まあな・・・・」
「そういえば、伸と刃が戦ったらどっちが強いの?」
「一概にどうとはいえん・・・いままで見習い時代を除けば決着がついたことが無い。」
地味に相性悪いんだよな・・・・物ぶっ壊したりしたらアイツどんどん威力上がっていくし・・・斬魔刀射出ブッパとかしたらアイツに餌与えるようなものだからな・・・・しかも長期戦になればなるほどこっち不利だし・・・・だから仮に俺がアイツに勝つためには一撃でアイツを倒すしかないんだけど・・・・アイツ・・・リミッターある程度外したらSLBの直撃すら素で耐えるからな・・・ダメージはあるけど気絶しねえししかも傷ついた分攻撃力上げるし・・・・そのかわりアイツには防御魔法の才は全く、これっぽっちもない。唯一の救いは狂力が物理破壊にしか反応しないという点だな・・・・魔法すら破壊してパワー上げるとかだったらマジで手におえねえし・・・少なくともそれが可能なら究極までいくとアクセルシューター一発でSLBを封殺できる。まあ、最もその前にお互い最大魔法ぶつけてお互い吹っ飛んで有耶無耶が多いんだけどな。そもそも俺と刃が本気出したら『お前等の本気で世界がヤバい』だからな・・・・・
「へえ~そうなんだ。」
「まあ・・・お互いある程度制約をつければ決着はつくかもしれんが・・・・「よお!俺のなのは達じゃねえか!」・・・・・」
と、此処でバカ男こと聖火がやってきた。
いきなりコイツがやってきたことで高町達のSAN値が下がっていくのがわかる。そしてその後の行動も大体予想がつくんだ。すごいだろ?因みにわかった奴は友達に多分自慢できるぜ?
『はぁ~』
「ん?なんだよため息なんかつい・・・んでテメエみてえなモブ野郎がここにいやがるんだ!ア゙ァ゙!」
ほらね!やっぱり俺に矛先来た。ちなみに刃ともう一人の馬鹿は今頃一緒に日直の共同作業やっているんじゃないかな?
「大丈夫かお前等?すぐに俺がこんな屑追い出してやるからな。オイ!なのは達が嫌がってんだろうが!!さっさと離れて消えやがれ!!!お呼びじゃねぇんだよこの害虫が!!!!」
まあ、大抵の罵倒は前世で慣れているから別にどうということはない。
「アンタ本当にバカなの?」
「消えるのは貴様だ下郎」
「日本語ちゃんと理解してください」
「アリサ、ディアーチェ、ユーリ!?・・・テメェ!」
ハハハ・・・まあこいつらが黙っちゃいないから全部俺の代わりにコイツ等がいろいろ言ってくれるだろう。それとバニングス・・・・・ソイツはバカなんだ。疑問符はいらん
「てめえなんかいつも一緒にいる金魚の糞とどっかにいけよ!!」
・・・・・今なんつった?コイツ・・・・
「・・・・・た?」
「あ?」
「今なんつったって聞いてんだよ・・・もう一度言ってみろ」
怒気を含んだ低い声で聖火に聞く。なんでこの手の馬鹿は俺の逆鱗に触れるようなことばかりしてくるのか・・・・ここまでキレたのは・・・・ああ、前世のマスゴミ以来か・・・
そして怒りと同時に発している俺の怒気と剣幕に押され、飲まれていた聖火だが
「何勝手にキレてやがるモブ野郎!」
初めより勢いは無いが言い返してきた。
「お前こそ自分勝手な事ばっかりぬかしやがって何様のつもりだ?コイツ等の様子や言葉を聞いてお前の事本気で嫌がってる事すら分からないのか?これだから勘違い馬鹿は嫌なんだよ・・・ああ、お前も人の心をわかろうともしない奴だから仕方ないか・・・」
他者のことを全く考えずに自分のことしか考えねえ奴は本当に屑だ。
「テメェ!モブのくせにオリ主である俺に向かって!!もう許さねえ!!外に出ろ!!格の違いってのを教えてやる!!」
「いいだろう。相手になってやる。」
壁という物を・・・・現実の厳しさを教えてやる。
Tweet |
|
|
17
|
3
|
追加するフォルダを選択
第四十七話:本当はマテリアルたちも運動会に入れたかったから三年の時に運動会を書かなかっただけなんだからね!面倒臭かったわけじゃないんだからね!!(by作者)