下らない。実に下らない。どうせあの二人は何を勘違いしたのか知らないが、
僕を『強い奴』と思っているようだ。そんな訳あるか。あの時、華雄さんの攻撃に
反応できたのは偶然だ。
そんな偶然に助けられた僕は、何故か霞さんとかいう人に『かなり強そうだ』と言われた。
全くどうかしている。
だが僕が言った言葉は戦闘狂でもあり、武人でもあるだろう二人にとって許しがたい侮辱だったに
違いない。二人は僕の『下らない』という言葉に対し、怒りをあらわにしたようだ。
「……言いたいことはそれだけか?」
「覚悟は、出来とるんやろうなぁ?」
これはこれは、凄まじいさっきですなぁ。並の人間なら、この殺気だけで圧殺されてしまうだろう。
だが残念なことに、『殺気』に慣れきっている僕はそれだけでは潰されない。
明確な『力』がない限り、僕に『死』を与えることなど出来ない。
ゆえに僕は挑発する。少しでも、『死』に近づけるように。
「たくさんの人が見ている中で、僕を殴って、店を壊し、あまつさえ『強さ』に
溺れているような貴方たちに。
あなたがたのような人達に僕が殺せますかね?」
「「ほざけ!!!」」
二人は、一斉に飛びかかってきた。
さて、いっちょう死にに行くか。
そのために、こんな美人さん達を挑発したわけだし。
ったく、ゼウスさんのせいで他人に対してすらこんなことを言わなければならない。
面倒くさいなぁ……。
スイマセン。今日はこのあたりで、母に『もう寝なさい!!!』と怒られたので寝ます。
続きはまたすぐ投稿したいと思います。
少ねぇ・・・。
サンフレッチェ広島負けた・・・、残念。
でも、お疲れ様でした。
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第十八話です。